恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

課題図書ヲ奪取セヨ

2005年07月02日 | 日記とか
教員採用試験の勉強もしなければならないわけですが、
考えてみると大学はまもなく試験シーズンに突入ということを忘れていました。
さすがに四年生になって授業も週に1日しかなくなってしまったもんで、
試験の前になると焦って対策を講じていたあの頃が懐かしいぐらいです。
とはいうものの、今年も一つだけ教養科目で取り逃していたものがあり、
唯一の大人数授業というだけあってしっかりとレポートも試験もあるんです。
本音を言えば採用試験の勉強をしたいところなんですが、
この授業の単位が取れなければ教員免許状が取れないわけで、
ここは堅実に単位をゲットしておかなければ元も子もないわけです。

そんなわけでレポートに使用する課題図書を地元の図書館にとりに行きます。
本来ならこういう本は買えばいいんでしょうが、
如何せんその課題だけ使ったら後は読まないだろうっていう本は、
なんとなく買う気が起こらないんですよね。2800円もするし。
もちろん、こういうことを考えるのはなにも私だけじゃなく、
その授業を受講する学生は同じようにどこかで借りて済まそうと考えるわけです。
大学の図書館にも確かに課題図書の蔵書はあるわけですが、
課題が発表された途端にその本は既に貸し出し中ってわけです。
そうなると頼みの綱は地元の図書館、というようになるわけですが、
これまたこういうことを考える人は他にもいるもんで、
私の家に最寄の図書館にあったこの図書は既に貸し出し中に。

しかしまぁ今の世の中ってのは便利なもんで、
自宅にいながらにして各図書館の蔵書情報をWWW-OPACってのでわかるんです。
どこかに必ず「貸出可」の文字列があると信じて、
江戸川区、江東区の各OPACをガツガツ検索すると、やっと一件ヒット。
蔵書があったのは江東区立東雲(しののめ)図書館でした。
江東区とはいえ自宅からは決して近い距離でもないので、
最寄の図書館まで取り寄せてもらおうかと思ったものの、
考えてもみれば来週の火曜が締め切りなのに、そんなんじゃ間に合わない、と。
こうなったらバイクで取りに行くしかないってわけで、
わざわざ行ってきましたよ、東雲図書館。実は行きつけのバイク屋の近く。
しかし、なんかこう馴染みのない図書館に行くのってちょっと緊張しますが、
まぁ無事に課題図書をゲット。

本来ならばここで残ってついでに課題に取り組めばいいのに、
バイクが来てしまったのが運の尽きで、そのままフラッと放浪の旅へ。
課題図書を手元に入手しただけで安心してしまうっていう、
受験生が参考書を大量に買って勉強した気になる、ってのと、
何となく似ていなくもないわけなのですが、どうにもいけませんな。

ってかフェミニスト御推薦の課題図書なんか読みたくないっての。
恐懼謹言。
コメント
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