恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

「涼しい」から「寒い」へ

2005年07月11日 | 日記とか
梅雨明け前とはいえ、本日の東京の気温は30℃だったそうな。
いわゆる真夏日と呼ばれる一日でしたがバイト先・新宿のような繁華街では、
車の排気ガスとかエアコンの排熱などの効果もあって、
体感的には30℃以上の気温になっていたことでしょう。
そんな熱い街中を歩いている時にふとコンビニなどに立ち寄ると、
空調のきいた店内がの涼しさがこの上なく気持ちよく感じられます。
飲食店なんかに入る場合でもこれは非常に重要な要素で、
一歩踏み入れた時に中が外の気温とたいして変わらなく感じたら、
何となく萎え萎えになってしまうような気がします。

普通、エアコンのある家庭では設定温度は24℃ぐらいにしているかと思いますが、
こういった飲食店などでは家庭よりも面積が広いことや、
その空間に居合わせる人数も多いので、必然的に温度も低めに設定されているはず。
私のバイト先では22℃ぐらいに設定されていますが、
店内で動き回って働く我々にとってはそれでも暑いと感じるぐらい。
そうすると自然と店員と客側での気温の感じ方も変わってくるので、
30分ぐらい店の中で飲食している客にとっては空調が涼しいを通り越し、
寒い、と感じるようになって来るわけです。
いや、確かに自分が客側で利用する時にそう感じないこともないのですが、
やっぱり勤務中に「寒いのでクーラーの温度を上げてくれ」なんて言われると、
全然寒くないのになぁ、なんて思ってしまうこともしばしば。
今日はそういった経緯もあって客が勝手に空調の機械を操作し、
暖房に設定してしまったなんていう珍事もありましたが、
クーラーをつけて寒くなるなんていうのは本末転倒ですよね。

私が今住んでいる所は空調機器がないため暑気を扇風機でしのいでいますが、
これぐらいが人間本来のあるべき姿なんじゃないかと思います。
人間はやっぱり季節にあわせて体の機能を調整するはずで、
人間のそうした本能的な部分まで空調機器で人為的に変えてしまうというのは、
体にいいわけないですよね。そりゃ体調も悪くするっての。
かくいう私も冷房のあたりすぎで、今、私は寒気を催しているんです。
クーラーのない蒸し暑いこの室内にで暑さを感じないのはいいっちゃいいんですが。
寒気がする、すなわち風邪を引いたってことですね。
夏にはまだ早いかもしれませんが、おそらく夏風邪ってやつですか。
バカは風邪をひかないらしいですが、夏風邪をひくのはバカ。
つまり、バカが風邪をひくのは夏限定である、といえるでしょう。
そうですか、やっぱり私はバカでした。

恐懼謹言。
コメント (4)
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