恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

深夜の公園の一幕

2005年07月24日 | 所感とか
今に始まったことでもないのですが、季節柄こんな話。
私が住んでいる所は公園のすぐ向かいにありまして、
眼下には川の両側を挟むように広大な公園が見渡せます。
公園というのはやはり市民の憩いの場でありまして、
休日ともなれば多くの人が訪れてバーベキューや、野球などのスポーツ、
はたまたその流れる川を利用してカヌーのような舟遊びに興じる人が見られます。
休日昼まで寝ている私はそんな人々の声で目を覚ましたりもしますが、
いたって健全に公園が使われていることを考えると、
昼過ぎまで寝ている不健康な私が、快眠を邪魔されたといって、
そんな人々を怒鳴り散らすなんてことは出来るはずがありません。
公園で休日を過ごす。いいことじゃありませんか。

しかしながら問題にしたいのは、公園で楽しむといっても、
その時間を弁えない人々のことなんですね。
この時期、つまり夏になってくると夜の公園は、
ちょっとダメな感じの若者の溜まり場と化すんです。
で、夜中まで延々と酒を飲み続けている様子で、しきりにコールが響き渡り、
そのまま勢いに乗って花火を連射なんてことが頻発します。
それが夜の9時ぐらいまでであれば、私もそれぐらいはいいかな、と思うんですが、
夜通し延々3時ぐらいまでやられるといい加減頭に来ます。
ただでさえ夏はクーラーがなくて窓を開けて寝ているのに、
まるで居酒屋の店内にいるような喧騒に包まれて寝るというのは至難の業。
挙句の果てに打ち上げ花火やロケット花火やられちゃたまりません。

7階の自宅からドンチャン騒ぎをするヤツらの姿は見ることは出来ても、
やはり多勢に無勢、注意に行くなんてことは腰抜けの私には無理。
で、今まで何度も110番しようかなぁと思ってはいるのですが、
私も警察沙汰とか裁判沙汰というのを何となく厭ってしまう典型的な日本人なので、
それすらも実行できず、結局ここで愚痴ってるわけなんですが、
もし宴も酣な時に私が通報し、パトカーが駆けつけるってことになれば、
せっかく盛り上がってたのに強制解散させられる哀れなDQNを見ることが出来るので、
私としてはなんともニヤリなんですがね。
所詮は妄想の域を出ない懲罰構想だったりもします。

若かりし頃の私も、友人と夜中に近所の公園のアスレチックで遊んでいたら、
住民が何を勘違いしたのか「喧嘩をしている若者がいて、怪我人が出たようだ」
と関係各所に通報したらしく、パトカー、消防車、救急車が公園に集結し、
何がなんだか事情の呑み込めない私たちはアスレチックの最上部に逃げ込み、
周りを警官やら救急隊員に取り囲まれたという経験がありましたが、
迷惑をかけられる側の人間に立って考えてみれば、
喧嘩どうのこうのではなく、騒いでる馬鹿どもを駆除してくれ、
っていう意味合いを込めて通報したんでしょうな。
このこともあって今は夜中の公園で馬鹿騒ぎ、なんてのはしなくなりました。
人がされたくないことはしない。これですね。

ってことはやっぱり一回ぐらい通報したほうが、
彼らの為なのかなぁとか思ってみたり。

恐懼謹言。
コメント
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