恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

寛大なる御処置

2005年07月29日 | 恐懼とか
今日は四時からバイトだったわけなんですが、
それまでにバイク屋に行って部品を注文したいというのと、
大学に出向いて書類を提出しなきゃならないという予定があったので、
これじゃ電車で行くのも面倒ということで、炎天下の中バイクで出動。
バイクに乗る際の服装として、去年の今ごろは夏相応に半袖でしたが、
夏の日差しの中では1時間程度でも肌へのダメージは避けられず、
かなりの日焼けを強いられ、しかもバイクを運転する際には、
専用の手袋を装着しているため、手首から先はまったく日焼けしない、
というよう滑稽なものになってしまっていました。
さすがにそれに堪えられなかったっていうのと、
安全面から今年の夏は長袖のメッシュジャケットを着ていますがね。
どうもこのバイクバイクした格好で街を歩くと浮いてしまうのが玉に瑕。

で、今日はどうにもバイクに乗ってもついてないんです。
普通に街を走っているのに、やたらと周りの車が非友好的なんです。
いきなり走っている時に目の前の車線に割り込んできたり、
タクシーのアホかっていうような幅寄せ攻撃を受けたりと、
事故になってもおかしくないような状況が往路だけで3回ぐらい。
普段はそこまでクラクションは使わないんですが、
今日だけで身の危険を感じて7回ぐらい鳴らしてしまったかも。
やはり事故の記憶も覚めやらぬうちですから、怖いですよ。
私もそこまで無茶な運転してるわけじゃないんですがね。
いやぁ、ついてない。

そして、ついてない関連でバイト先での出来事。
昨日の勤務でミスった点を咎められたのは別にいいとして、
勤務中に片付けていた灰皿を持って移動中、
店内にいたお客さんと接触してしまい、灰皿をお客さんめがけて、
派手にぶちまけてしまうという失態を演じてしまいました。
もちろん使用済みの灰皿だったので、お客さんの服が灰まみれに。
やってしまった瞬間血の気が引きましたよ、えぇ。
その時に頭の中に浮かぶのはクリーニング代とか、弁償とか、
そんなことばっかり。短い間に色々と考えられるもんですね、人間は。
焦りまくってとりあえずマニュアル通り(?)にお客さんにタオルを渡し、
ひたすら「も、申し訳ございません・・・」と恐懼して謝罪。
これだけの失態をしたらどれだけの要求をされても仕方ないところながら、
幸いにしてこのお客さんの善意によって「別にいいですよ」と、
寛大な処置によって許しを得ることが出来ました。
本当に恐縮すぎて頭が上がらない、とはこのことですよ。

これによって人間たるもの、常に寛大な心を持たなきゃなぁと思いましたね。
バイクに乗ってて少々のことで腹を立ててクラクション連打したり、
アクセル吹かしまくって威圧する自分が情けない。
相手だってわざとそういうことをしたんじゃない、
ついついミスを犯してそういう結果になってしまったんだ、
それぐらいのことは大目に見てやろうじゃないか、
というように今後は心の中で誓いを立てました。はい。
まぁミスによって私が殺されてしまったらどうしようもないですがね。
少しぐらいのことは寛大に処置せねば、と思ったのでした。

ちなみに帰り道にいきなり割り込んできた無礼な車の行ないに、
報復としてクラクション連打をしてしまったのは、ここだけの話。

恐懼謹言。
コメント
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