恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

夏前の一幕

2005年07月19日 | 日記とか
大学では一様に試験シーズンの様相を呈しておりますが、
その波は今年で四年生になったこの私にも訪れます。
と言っても今年受けなければならない私権は僅かに一教科。
試験に追われてヒーヒー言ってたあの頃が懐かしいといえば懐かしいのですが、
たとえ一教科といえども勉強しなければならないことには変わりありません。
しかもこの教科、もし失敗して単位を落とそうもんなら、
高等学校公民科の教員免許が取得できないというかなりの重要教科。
周りの連中はうまい具合に過去三年間で単位を取ってきたのですが、
どうもうっかりしていた私は今年になってこの教養科目をとる羽目に。
出来ることなら教採試験と卒論に集中したい時期ではありますが、
免許が取れなければ教採もなにもあったもんじゃないので、
興味もないイギリスにおける社会統制なんかを勉強しなけりゃなりません。

で、レポートの時もそうだったんですが、
大学生活を始めて以降、どんどん勉強への意欲が低下してるんです。
まぁ、自分の興味のある分野ならとことんやるんですが、
今さらながらに教養的な科目は勉強する気にならない、と。
頭が老化して新しいことを覚えるのが難しくなってるのかもしれませんが、
どうにも試験に向けて勉強、っていう意欲が沸かないんです。
往時は試験前になればそれなりにしっかりと勉強していたというのに、
今回の試験は持込が許可されているせいもあって、
前日になってもまったく勉強せず、試験直前に軽くレジュメのまとめをした程度。
試験は論述形式なので、それなりにしっかりと文をまとめなけりゃならんのですが、
これもやっぱり付け焼刃的な知識じゃどうにもなりませんわな。
持込可ってことはプリント見ただけじゃ問題も解けないわけで。
結局のところ、今までもらったレジュメをうまいこと要約し、
文章にもならないような文章で何とかかんとか体裁を保ち、
提出したわけなんですが、結果が怖いったらありゃしない。
落としたら洒落にならないのがわかってたらもっと危機感持てばいいのに。

学校はこの試験のみで終了、夕方に地元に帰って中学時代の友人と歓談へ。
この夏に日帰りでどこに行くかという計画を立てるわけなのですが、
どうもこの友人2人は引篭もり的な性質をお持ちで、
たかだか立川に行くことすら難色を示し、結局決まったのが、
同じ江戸川区内の葛西臨海公園という小学校の遠足のような行き先。
まぁこのイベントには様々な要素があるので、ある意味妥当な判断ですが。
イベントは開催するよりも、そこでどうするかっていう計画を立てるほうが、
むしろ楽しいのかなっていう感じはしましたよ。
時刻表や地図を見て旅への想像を脹らませるように。

しかしまぁ、卒業してから何年も経つこれらの友人と、
未だに「どこかいこう」っていう話が出るっていうのはなんかすごいなぁ。
中学校時代の友人は一生の友人になる、とか聞いた気もしますが、
やはりあの頃に培われたものって大きいんだなぁと実感します。
一応は同じ地元に住んでいるので顔を合わせる機会もそこそこありますが、
何と言っても話が合うというか何というか。
共通の思い出や話題が通じるっていうのも大きいのかも。
こういうのは末永く大事にしていきたいものですね。はい。

恐懼謹言。
コメント (3)
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