恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

意外なご対面

2006年03月10日 | 日記とか
午前中、春からの赴任先である高校へ打ち合わせに向かいます。
考えてみたら教師になるまであと一ヶ月もないんですよね。
そろそろ本格的に準備をしていかないと間に合わないんじゃないかという一抹の不安。
10時ちょうどに学校に到着し、応接室に通されます。
そこには先日面接をした校長と、もう1人の若者。
この若者どこかで見たことあるなぁとしげしげと見ていたのですが、
校長を介してお互いのことを紹介されます。
先にも述べたように、今回この学校での社会科教員採用にあたって、
二人の候補がいたのですが、諸事情あって候補者二人とも採用させてしまったとのこと。
じゃあ何のための面接だったんだと軽く突っ込みたくなりますが、
とにかく同じ教科に同年代の人間がいることは大きなポイントです。

で、その彼なんですが、聞くところによると私と同じ大学。
更に驚くべきことに大学でも私が受けていたのと同じ講義を、
時同じくしていくつか一緒に受けていたことも発覚。
そうか、道理で顔に見覚えがあったんだなぁと。
彼も私と同様に2月後半ギリギリになって連絡を受けて採用、
ということでかなり焦ったようですが、この辺までかなりの共通点があり、
校長を挟んでいろいろとお話させていただきました。
ま、前任者の抜けた穴を埋めるには半人前が二人揃って勘定が合うってことでしょう。

その後は今日のメイン、教科主任の先生と4月以降についての打ち合わせ。
私はてっきり一教科だけを教えればいいと思っていたのですが、
どうもそういうことをしているは都立高校ぐらいのもんで、
ほとんどの高校では一人の先生でいくつも教科を掛け持ちしているようなんですね。
ここも同様に、今日も来年からは日本史と世界史と政経と倫理のうちから3つぐらい…
なんて風にお願いされてしまったわけで、おいおいおいおいといった感じです。
正直、専門の日本史だけでも手一杯になりそうなのに、
新任一年目からそこまでやらねばならないとは…。
しかし、やれといわれたからにはやらざるを得ません。
正確な担当教科は後日正式に発表されるようですが、覚悟はしておけとのこと。
4月の授業が始まるまでの1ヶ月間、受験生のように猛勉強せねばなりませぬ。

その他、部活動について、生活指導について、教育法規について、
はたまた教師とは如何にあるべきか、歴史を学ぶ意義とはなどなど、
ベテラン教師からありがたいことをいろいろとご教授いただき、
約2時間ほどで打ち合わせは終了いたしました。
今後の予定が一応伝えられ、3/25には早くも修了式において、
新任教員としての挨拶をしなければならないようです。
いよいよ、本格的に歯車を回し始めなければならない時にきたようです。

恐懼再拝。
コメント (4)
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