恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

築地の路地にて

2006年03月28日 | 所感とか
今まで築地は何度か通ったことはあったのですが、
そこで食事をしたことというのはほとんどありませんでした。
そんなこともあって本日はちょいと気合を入れまして築地でランチと参ります。
まぁ今の世の中便利なもので、ガイドブックなど買わなくとも、
インターネットでちょこちょこと検索すれば、お薦めの店の一つや二つは出てきます。
というわけで出発前に軽く行く店をリサーチし、出発。
平日で昼の少し前に到着したにも関わらず、場外市場はかなりの混雑ぶり。
これも市場町の活気といったところなのでしょうかね。
魚だけに限らず、物珍しい野菜などが軒先に並べられ、見ていて飽きませんな。
もっとも今でこそ築地は観光地のようになってしまっていますが、
そもそもここは市場ですからね。お店の人たちも観光客相手に応対する、
といったような感じではなく、本当に生活の場だなぁという感じでありました。

場外市場の一本裏手の路地に入って更にぶらついていると、
前方に人だかりのようなものを視認、そこから聞き覚えのある声が。
ん、と思って人だかりのほうへ目を凝らすとタレントの天野ひろゆきが。
どうも何かのテレビの撮影中のようで、お店の主人となにやら話してました。
よくやってる旅番組かなんかの一幕のですな。
しかしまぁこの天野さん、テレビで見たときのまんまで、
これといった芸能人オーラが出てませんでしたな。
電車の中で見ても気がつかないぐらいに。
しかしまぁこれで納得いかないのはテレビのスタッフの方々。
タダでさえ狭い路地の中で通行するお客で賑わっているというのに、
そこに撮影スタッフが大勢いるわけで、完全に通行を妨げています。
丁重に、「申し訳ないです、こちらからお通り下さい」とか言うならいいんですが、
完全に一般の通行人を邪魔者扱いし、「立ち止まらないでさっさと進んでください!」
というように、完全に突っ放して追い払うわけです。
携帯電話のカメラでその様子を撮影しようとする通行人に対し、
恐ろしい程の剣幕で「ケイタイやめてー!」と携帯電話を手で遮るスタッフ。
率直な所感が何でおまえらそんなに威張ってるんだよ、と。

その路地で通行人を止めて迷惑にならないようにしているのはわかりますが、
もう少し言い方って物もあるんじゃないのでしょうか。
そもそもあなた方はその場で「撮影させてもらってる」という意識を持ち、
謙虚に振舞うのが筋というものなのではないかと思うわけです。
中には無礼だったり常識を弁えない見物人もいるでしょうから、
どうしてもそういう振る舞いになるのも理解できなくはありませんが。
しかし今日だけに限らず、何となくテレビ関係者って偉そうな印象はあります。
知人でもこういった業界に就職した人がいるのでなんともいえませんが、
その辺どうなってるんでしょうかねぇ。


恐懼再拝。
コメント (2)
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