恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

「ほったらかし」山梨ツアー

2006年03月13日 | 日記とか
昨晩はほろ酔いのまま就寝し、本日は8時に起床。
旅行の足であるレンタカーを取りに行き、一路山梨県へ。
これが一応の卒業旅行という形になりますが、
日帰りなので卒業遠足とでもいった方が正確です。
今回の目玉は山梨県にある知る人ぞ知る名湯、ほったらかし温泉
山梨の広大な盆地の縁ともいえる山の中腹にあるこの温泉は、
露店浴場から甲府盆地を見下ろすことができるのが最大の魅力で、
天気のよかったこの日は富士山こそ望めなかったものの、
まさに絶景を眺めながら湯につかるという贅沢なひと時を提供してくれました。
「ほったらかし」という言葉はどちらかといえばマイナスイメージですが、
壮大な自然の中にほったらかされるのはもはや快感の域。
ついつい1時間半近くもここで長居をすることになってしまいました。
まさにここまで来た「甲斐」があったというもの。

温泉の後は昼食を取るべく山梨名物・ほうとうのを食べさせてくれるお店へ。
勝沼インターからほど近くにある皆吉は、名物のほうとうもさることながら、
築130年の古民家を改築した店内の雰囲気も非常に暖かみのあるもので、
小気味良く流れるジャズも不思議と調和。落ち着いた空間作りが為されておりました。
んでもって肝心のほうとうも、もちろん美味くいただけました。
感覚としては麺が幅広の煮込みうどん。
味付けも薄すぎず濃すぎず、かなり量がありましたが、あっさりと平らげ、
帰り際にやたらと低い柱に頭を強打した以外は大満足でありました。

引き続き、山梨観光。勝沼はワインの名産地ということもあり、
ワイン工場の見学は欠かせないだろうということで、
メルシャン勝沼ワイナリーへ。ま、大人の社会科見学の一貫ですな。
ブドウの収穫期ではないこの時期は直接ワインを作っている所は見られないのですが、
それでも貯蔵してある巨大なワイン樽や圧搾機などを、
工場の方の案内でいろいろと見せていただきました。
もっともこの見学ツアーに参加していたのは我々だけだったんですが。
見学の最後にはワインの試飲もあるのですが、車で来たということもあるので、
私は軽く口に含む程度で済ませることを余儀なくされたのですが、
やっぱりワインの風味は素晴らしいですね。
ワインの良し悪しがわからない私にも「ワインもありだな」と思わせてくれました。
これを機に今後はちょいちょいワインを試してみましょうかね。

ここに続けてまだ日が高いので、次は山梨の観光名所である昇仙峡へ。
幼いころに一度親に連れられてきた記憶はあるのですが、
果たしてそれがどのようなところであったのかさっぱり忘れていたので、
改めて訪問してみることにしてみたのですが、
こちらもやはり大自然の産物たる風格を感じることのできる場所でした。
おそらく紅葉シーズンがこの観光地のピークなのでしょうか、
この日は我々一行以外全く人出がありませんでしたが。
機会があればまたシーズンにバイクで走りに来たいところであります。
その後は日も暮れてきたのでそのまま大月から中央道経由で東京方面へ。
初台バーミヤンで食事を取ってそれぞれを自宅まで送り届け、午前1時半帰宅。
日帰りとはいえ、卒業遠足と名を冠するだけの充実した内容の小旅行でありました。

恐懼再拝。
コメント
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