「じぇんごたれ」遠野徒然草

がんばろう岩手!

防火祈願

2005-02-25 19:03:27 | ファイヤー
流行風邪にかかってしまいましたが、なんとか復活、まだ背部、腰部の痛みがあって本調子ではないっ、そんな中、今年に入って5件目の建物火災が発生、管内人口3万強の田舎にあっては、2ヵ月余りで5件の火災は多すぎである。昨年12月から続け様に6件、都会の消防関係者にすれば笑止に値する数かもしれないが、我々にすればやはり尋常ではない数字でもある。

過去に、やはり例年に比べて火災発生件数の推移が増と見込まれたり、集中的に発生した際は何らかの対策等を実施してはいたが、そのひとつに防火祈願、火災撲滅を念頭に入れての、火防神を祀る神社に関係者でお参りしたり、厳寒期に裸参りしたり、果ては川に浸かって祈願ということもあった。ところが何故か、その晩には願いも空しく火災が発生する、また数日後にまたもや発生というなんとも皮肉な結果となった記憶があります。それと多くの職員が風邪をひくおまけ付きでもある。

我々消防関係者による防火への訴え、これもさらに強く推し進めることが必要でもあるが、最後は住民一人ひとりの意識の持方でもある。昔は「地震・雷・火事・親父」と怖いものの代名詞であったが、親父は今は無きに等しいとしても、地震・雷・火事、特に地震と火事は最も警戒してほしいものでもある、火事は財産ばかりではなく尊い生命、それと家族や友人との思いでの詰った家や建物さらに品々を灰と化す災害でもあります。くれぐれも自分とこは大丈夫と高をくくらず、防火に関心をもっていただきたいものです。
コメント (2)
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