「じぇんごたれ」遠野徒然草

がんばろう岩手!

スカイハイ

2008-10-31 19:35:25 | ファイヤー
 東北方面に展開する某国防機関の大規模な震災対処訓練実施、近い将来必ず起こるだろうといわれる宮城県、岩手県の三陸での大地震を想定しての訓練であり、三陸沿岸への後方支援地域と位置付られる遠野市を主会場として、三陸沿岸各地の被災地に向けて続々と関係部隊車両が集結、或いはそのまま現地へ・・・・上空からはヘリコブター飛来、流石国家機関が関る訓練は規模が違うと実感する。

遠野運動公園



早瀬川緑地公園



 本日の一曲・・・親父の洋楽時代
http://jp.youtube.com/watch?v=ZO549tEGgRI













 爆音を轟かせ上空から双発大型ヘリ「チヌークCH47」が早瀬川緑地公園上空に姿を現した。














 被災地釜石に向けて遠野から消防職、団員併せて14名が災害派遣ということで釜石市中番庫へ・・・・。


 釜石市中番庫では、釜石市内各地で被災された負傷者をヘリで輸送、DMAT(医療チーム)と、地元救急隊がその処置等に対応、遠野から派遣された隊員14名は、その応援といった位置付で訓練に参加する。













 遠野、釜石双方の救急隊コラボレーション





 岩手県内医療機関から派遣された医師、看護師もヘリにて現地入り。





 なんとかお手伝いといった意味合いでもありましたが、たいへん勉強になった派遣訓練でもありました。


 帰りも遠野までヘリで帰還・・・。


 行きは左手に六角牛をみて仙人峠付近を通過しての釜石入り、帰りは日没間近ながらも笛吹峠北側のルート、貞任高原のブンブン丸の至近を通過した時は、その光景に感動、すばらしかったです。
 残念ながら画像はプレプレで使いものにならず・・・・。




 釜石に飛び立つ前に同僚達と・・・途中何があっても良いように・・・大汗

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秋と冬の狭間

2008-10-30 18:20:42 | 遠野
まずは某遠野ブログでも定番になりつつ、本日の一曲・・・汗
http://jp.youtube.com/watch?v=nQAOnkDWffw&feature=related



 季節は晩秋、山々の紅葉も落葉或いは色あせといった具合ではありますが、それでもこれからという木々の葉もあり、もう少しだけ紅葉が楽しめる季節でもあります。

 しかし、既に高い山々は白い帽子を何度か被るといった季節でもあり、里は秋、高山は初冬といった佇まいでもあり、そんな狭間を直接感じたくて、耳切牧道へ足を運んでみました。


標高約700mかな?



 青空と白い雲、そこに色鮮やかな木々の葉が望ましいのですが、高原から見える山野は既に落葉であり、風も少しだけビリッと冷たい・・・。


早池峰山と薬師岳












 後2週間もすれば里も初雪となるはずですが、過ぎゆく秋ももう少し感じたい・・・・。


 毎度のことながら福泉寺・・・10/30












 全体的には、紅葉は終盤といったところで、大観音堂のある山腹はほぼ落葉、山麓の庫裡付近も6割方は落葉といったところですが、場所や木々によっては、まだまだ楽しめる雰囲気もあります。
 


 おまけ



 遠野通い人さん達からは生ダラな奴と名付けられて、結構親しみも込められておりますが、遠野の方言でいいますと、遠野郷八幡宮のお祭りも過ぎると「手あます」とも言われる始末・・・笑

 画像の通り、食べることも叶わず、野積にされたり、そのままぶら下がっていたり・・・でも収穫初期の辺りは「むったりかしぇられる」夏、秋の定番野菜なんですがね・・・。


 
 ☆お知らせ・・・

 「遠野ぶれんど」少し早いけど「秋仕舞の夕べ」・・・汗
 
 山猫氏、生のオマク来遠歓迎の宴・・・

 11月1日(土) 午後6時30分~
 とぴあ向い・・・「いちい」  
 会費・・・ニコニコ明朗割勘
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八戸一族新田氏 弐

2008-10-28 17:40:48 | 歴史・民俗
 本エントリーで弐ということは、壱があってのこととなりますが、まずは過去のエントリーをまずはご覧ください。

こちら


 遠野南部家時代、新田家は世襲家老加判の家であり、祖は遠野南部家第5代、南部政長公の二男政持公と所伝では伝えられ、遠野南部家(八戸)の分家という位置付けで長らく伝えられております。

 遠野にあっては、鍋倉城二の丸に屋敷を持ち、代々新田小十郎を名乗っておりました。


鍋倉城址


二の丸跡



本丸跡


城下・・・市街地





 以前の過去エントリーでも何度か記しておりますが、遠野南部歴代の殿様は、盛岡城下の内丸(岩手県庁がある辺り、県公会堂)に3万坪という広大な敷地を有する遠野屋敷に住まいしており、鍋倉城は新田氏が城代家老として二の丸に、三の丸には福田氏、中館氏、他に沢里氏の屋敷があり、実質的に重臣達によって治められていた。

 城から城下を眺めていたのは新田氏をはじめとした重臣達であった・・・。



 新田氏菩提寺・・・対泉院








新田氏一族の墓所









 主家である遠野南部氏(八戸氏)の歴史について、通説や所伝の内容が近年史料等の研究成果がある程度加速し、かなり違う見解が示されておりますが、新田氏に関しても同様といえます。

 祖である新田政持公に関しては、南部政長公の二男とする所伝ではありますが、建武3年、浅利清連(秋田県比内地方に勢力があった武家)の軍忠状にその名が知られておりますが、「比内郡凶徒新田政持・・・」と比内郡内で武家方に反抗する勢力の親玉みたいな印象であり、以前から比内郡内にある程度の勢力を持っていた武家であること、また既に成人した一廉の武将であったことが推測され、政長の二男というよりも同世代の人物いう印象が残るのですが、詳しくは以前に妄想考察をしておりますのでこちらをご参照願います。



 遠野南部氏、遠野阿曽沼氏、遠野菊池一族、さらに遠野とその周辺の城館跡探訪、民俗的な事・・・・少しかじっては次から次へとフラフラしている状態が続き、どれかひとつをまずはじっくりと深く掘り下げるいった手法が出来ていないという反省もありますが、ひとつに関わると関連する場面と遭遇し、そちらも調べなければならないということで、歴史とは奥が深くとてつもなく広い世界だとさらに実感
しているところです・・・汗



 福田氏の墓所


 新田氏同様家老職であった福田氏に関してもその出目に関しては謎が多いのですが、こちらは機会がありましたらいずれ取り組みたいと考えております。



 銀杏・・・10/28




 一応・・・お知らせ

 山猫氏来遠近し、1日に迎撃ぶれんどの宴はいかがでしょうか?ご意見や参加の有無等をチラっとお知らせ願えば動きやすいです。
 よろしくお願いします。
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新米08

2008-10-27 18:59:12 | 遠野
 遅ればせながら、我家にも田圃をお貸ししている知人宅より新米が届けられ、この程第一陣の精米を完了、まずは遠方の親戚やらに発送し、画像の残りは小生の知人等に発送する段取となっております。

 今年は「ひとめぼれ」を作付したとかで、たいへん美味しく仕上がっております。
 間もなく発送いたしますので、ぺっこばりお待ちください。


遠野市松崎町駒木産「ひとめぼれ」



 農家で無くなって既に5年ですかね、農作業も無くなって楽には楽なのですが、地域的には少し肩身が狭いが本音でもあります。
 本来は我家で作った米ですとお贈りしたいのですがね・・・・汗


 早くもおまけ・・・・

 毎度のことながら、福泉寺の紅葉








 本日のネネ

 相変わらずですが・・・汗・・・当直明けで帰宅すると庭に大きな鼠先輩の亡骸が・・・・汗
 ただ狩りをしたたけで、食べもしないで放置・・・画像のネネからは想像もできない・・・汗
 猫本来の本姓は失っていないようです。





 庭の紫陽花
 3分の2は夏に咲いたものが既に茶色く変色してカサカサの状態ですが、今綺麗に咲いているものも・・・。


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文化祭にて・・・。

2008-10-25 16:48:34 | その他
 末娘の通う中学の文化祭が開催ということで、嫁さんと午後に観て参りました。




 本日は学年・クラス別の合唱コンクールがメインということで、2年生である末娘は午後2時頃からの出番ということでしたが、少し早く学校に着いたため、まずは校舎内に展示されている作品等の見学をしておりました。

 その中で、遠野をPRする生徒手作りのポスターの展示もありましたが、若干ですが、何処かで見たことがあるような・・・見覚えのある画像が数点・・・。








「あれ・・・」





 toranek・・・?・・・・汗

 これはどう見ても小生のブログの画像ではないのか?・・・・他にも遠野プロガーがブログに掲載しただろうと思われる画像が少々・・・・。


 いやいや、別に著作権がどうのとか、断りもなしに・・・とか、そんな堅い話しをしようとしているものではございません。
 小生のような親父のブログをご覧いただき、しかもその中の画像が遠野をPRする内容に使途するといったことで、嬉しいのですよ・・・笑
 それもアクセス数の少ない「MAYAKUSYA,ずブログ」から・・・・汗
 大いに使っていただいて結構・・・・でもねできたら折角ブログを訪ねられたら、コメントのひとつも残していただいて「画像を拝借とか」「画像いただき・・」とか一言あったら親父は嬉しかったなぁ~・・・・今後はそれでお願いしますよ・・・。





 ということで、合唱コンクール前の2学年全員による合唱風景





 2年生の合唱を楽しんだ後に帰宅すると、東の空に青空が・・・・これは福泉寺の紅葉のラストチャンスとばかり、画像取材を敢行・・・・。

 それなりの画像は別家ブログ「 遠野発信・MAYAKUSYAず! 」をご覧ください。
 今回は画像に少し自身あり・・・笑









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遠野ホップ使用・・・セーフ

2008-10-23 19:47:40 | 遠野
 遅ればせながら、遠野産ホップを使用した某メーカーの限定ビールをゲット、なんとかありつくことができました。









 発売日当日、遠野ぶれんど仲間である宝飯爺氏より電話有り・・「今日だぞ、限定販売の無濾過ビール・・・」・・・しかし、勤務で当直のため、買いに行くこと叶わず・・・涙

 翌日、気にはしていたが、手持ちのお金が無い・・・涙・・・煙草銭と缶コーヒー1本買えるかどうか・・・涙・・・結局、遠野プロガー諸氏のレポートをみて我慢といったところで、後は飲屋さんで味わうしかないかな・・・なんて考えておりました。


 昨年は、発売日の翌日にはほとんど売り切れ、手に入れることはできなかった。
 ダメもとでとりあえず某スーパーに行ってみますと、6本入りが数個、パラ売りが10本程度あって、タバコを我慢して味見程度ということで2本ゲット・・・・汗・・・普段は家では晩酌はしないもので、2本もあれば十分・・・でもなんか少し寂しい・・・・。


 街への用足しに行っていた母親が夕方帰って来たが手には袋が・・・・「おっ・・・おおお・・」・・・限定ビールが3本・・・・笑

 自分の晩酌用のビールを買うつもりが、店員に勧められたとか・・・笑・・・遠野産ということで、3本購入したようです。




 2本が5本・・・やったという感じです・・・笑







 遠野では地元ということで、間もなく売り切れとなりますが、数量限定販売のビール、全国の皆さんのところではまだあるかもしれませんよ。
 「さっ、酒屋さんへGO・・・笑」

 来月には同じく遠野産ホップ使用「とりたてホップ一番搾り」缶、瓶共に発売予定ですが。今回の無濾過の方がワンランク上の美味さですよ・・・。
 
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渓流の紅葉

2008-10-22 18:48:51 | 遠野
 薄曇りの一日、青空と色鮮やかな紅葉のコントラストは望めないものの、長らく続いた好天も明日からは崩れるとの天気予報、少しでも天気の良いうちにと思い、思いついた市内の渓流とその紅葉を求めて徘徊してきました。


○ 琴畑渓流・・・土淵町










 琴畑渓流での見どころ、白滝付近の紅葉は、ほぼ終了といったところで、画像でもわかるように木々の葉はほとんど落ちてしまっている。
 白滝の下流から琴畑集落との間が今が見頃といった具合ですが、集落からさらに下流はむしろこれからといったところです。




 渓流と紅葉を考えた場合、第一に思いつく場所、附馬牛の重端渓に関しての情報ですと、少し早いという声と共に木々によって色付きのタイミングがかなり違うといった情報もあって、今年は紅葉に関しては期待薄といった話もあって、こちらの琴畑渓流に期待しておりましたが、時既に遅しといったタイミングとなってしまった。
 しかし、ワンポイント的な内容であれば、まだまだ楽しめる雰囲気も残されていると思っております。



○ 荒川渓流・・・附馬牛町








 こちらは一部色付いた木々、落葉もみられますが、渓流沿いは青々した木々の葉が目立ち、これからが紅葉の本番となりそうですし、案外遅くまで楽しめる雰囲気も感じます。
 来月初めの連休まで、なんとか楽しめればと願っておりますが、どうなることやら・・・・。




○ 重端渓







 重端渓に至る川沿いや林道沿いは、きれいに色付いて盛期といった雰囲気でもある。
 肝心な渓流は・・・・





 紅葉以前に水量がほとんどない・・・水が流れていないといったところで、渓流そのものを楽しむといったこともできない状況でありました。
 上流で水量調整でもしているのか?・・・紅葉も少し早いかな?・・・と思える雰囲気もあるも、確かにこのまま終わってしまうかも・・・というなんとも言い難いといいますか、タイミングが難しいですね。

 しかし、周りはきれいな紅葉が見られ、ここ一週間が勝負といったところかもしれません。



 3つの渓流と紅葉の拡大画像は別家ブログ「遠野発信・MAYAKUSYAず!」をご覧ください。



 おまけ

 福泉寺も一気に紅葉が進み、庫裡周辺はほぼ見頃となっている。







 数日前までは青々としていた木々も色付きはじめております・・・我家から




 今週末から寒気も入るとかで、一気に紅葉も進み来週には見頃となりそうですね。



 もうひとつおまけ




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江刺区下見編

2008-10-20 18:54:27 | 歴史・民俗
 妄想的郷土史探訪におけるひとつの懸案事項として、遠野菊池氏との関わりが深いと推察されます奥州市江刺区の菊池一族、さらに中世遠野領主であった阿曽沼氏の歴代の中でも英傑とされる遠野孫次郎こと阿曽沼広郷による葛西領江刺岩谷堂攻めに関すること、さらに江刺区内の館跡に関すること等・・・一粒で二度美味しい、いやっ、三度美味しい・・・そしてさらにグリコのおまけが付いてくるかも・・・的な期待度が高い探訪をこの晩秋か初冬にやってみたいと俄かに思い立ち、その前段として下見ながらも江刺へ行って来ました。

 本編を読む前に過去エントリーのこちらをご覧になられてからお読み願います。


 ということで、なんてことはない過去エントリーですが・・・・汗


 五輪峠





 近年は遠野と江刺、江戸時代は南部と伊達、さらに中世の頃は遠野と葛西領(江刺郡)との境であった五輪峠、中世の頃は軍事、交通の要所であり、明治以前は単なる境ということではなく国境といっても過言でない時代があったと思います。






 青篠館跡(あおざさだて)・・・江刺区玉里






 館主を菊池右馬亟と語られ江刺の菊池一族の惣領さらに角懸菊池氏の主家との位置付けで葛西領江刺氏の執権職(家老)の家柄だったと伝えられる。
 
 遠野菊池氏との関わりが語られる菊池右近恒邦は青篠館の歴代舘主のひとりであるという・・・・。

 
 数年前、八戸の藤九郎さんと江刺区内の館跡探訪を実施したことがありましたが、此処青篠館の説明板を見ながらも、館山は何処か?と悩み最後は見学できなかったことがあって、再訪の際は是非に探訪したいが念願でもありますので、なんとか探訪をと思っております。



 岩谷堂城






 岩谷堂城は平安期、藤原経清、清衡の居館跡でもあるという。
 後に葛西氏の族、江刺氏の居城として機能していたと伝えられ江戸期は伊達藩の要害として岩城氏が城主であった。

 私的には比高70メートルの山城が平安期に築館されたものかは、大きな疑問がありますが、中世における江刺氏の事績をPRするよりも平泉藤原氏との関連付けをPRした方が何かと注目やら訪れる方々の興味を抱かせる内容でもあって、なんとも言い難い思いもございます。
 岩谷堂城はかつての江刺郡最大の城であり主城でもあり、葛西氏や江刺氏関連も今少し取り入れて紹介してもよさそうに感じますが・・・・・。


 空堀跡



 夢なんとか橋・・・?



 岩谷堂市街地方面


 
 玉里・・・遠野方面



 そして一粒で二度目?三度目美味しいと考えていたこと・・・・遠野陣場跡・・・。

 遠野孫次郎が天正年間に岩谷堂城の江刺兵庫介重恒を攻めた際に遠野軍が本陣を置いた場所・・・・。






 僅かな情報を頼りに目星を付けて行ったつもりでしたが、案内板やら標柱を見つけるに至らず・・・そういった類のモノはないのかもしれない。
 いずれにしましても江刺工業団地近在の山野である可能性が大きい・・・近隣の方々数人に聞いてみましたが・・・「知らない、聞いたことがない」との返事・・・涙・・・郷土史に詳しい方やら行政でも史跡等の担当部署でなければわからない内容かと痛感いたしました。

 とにかくこの遠野陣場跡を探すのに2時間程岩谷堂城から工業団地、旧広瀬街道やら周辺をグルグル回っただけに終わりました・・・涙
 これも次回となりそうですが、まずは菊池一族縁の館跡重視で行きたいと考えております。

                               以上

 
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追悼式

2008-10-19 19:19:06 | ファイヤー
 午後から災害活動にて殉職された方々を慰霊する追悼式が行われましたが、当直明けの本日、まずは一旦帰宅して午後に備えるべく若干自宅で休んでいますと、我家からみると東の空がスカイブルー・・・これは紅葉に少し早いとはいえ、それでもそれなりの画像が撮れるのではないのかと思い、福泉寺へ・・・・。


 ということで、まずは10月19日午前中の福泉寺の紅葉等・・・・。


 副住職を発見・・・笑




 庫裡付近



 本堂付近






 好天に誘われ、参拝者も時折訪れている。



 池








 いずれ午前中勝負でしたが、まだ遠野各地の紅葉の進み具合も少し早いとの情報でもあり、また時間的な余裕もなく極近場にての撮影となりました。
 結構良い色合いの青空でもありましたが、それでも少し薄いような・・・オリンパスブルーと紅葉・・・なんとかモノにしたいものです。




 ということで、本題・・・汗

 大日山日枝神社境内



 昭和6年から昭和17年まで、5名の消防関係者が火災現場活動にて殉職されている。
 消防追悼碑は5名の方をお祀りしているものですが、幸いなことに当市では以来消防関係者の殉職はない。

 当時は葛屋(茅葺屋根)や柾葺がほとんどであり、一旦火災ともなれば、ほぼ全焼という場面が多く、しかも軒や屋根が走る・・・といわれるように一気に火炎に包まれた屋根が落ちるといったことが多く、殉職された方々の多くが下敷きという場面でもあったようです。
 また飛び火といって数百メートル離れた場所の建物が火災になり、集落でも家々の間隔があるのに集落ひとつを呑み込むような大火があったと語られるのはこの飛び火が原因ということもある。

 現代は当時に比べれば格段と消防力が進化し、装備も充実はしているが、災害は複雑多様化という時代でもあり、関係者もそれらに対応する技術と判断力、戦術を模索する昨今でもある。

 こういった殉職といった悲劇はできるだけ避けなければならない・・・決して手抜き活動ということではない、勇猛果敢に立ち向かう中でも適切な判断力、冷静さを失ってはならない・・・・と日々思っているのですが・・・・いずれ火の用心が肝心ですね。
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福泉寺紅葉08・壱

2008-10-17 17:14:09 | 福泉寺・伝承等
 毎年この時期恒例の行事、檀家さんや地元では「お寺のお祭り」と称しておりますが、菩提寺である法門山福泉寺、秋の大祭が17日に行われました。

 昭和40年(1965)10月17日、福泉寺二代目住職、尻石宥燃和尚により完成された木彫観音である福徳十一面観音像が安置される大観音堂が落慶された日にちなんでのことでもあります。

 福泉寺秋のお祭りの日は、何故か晴れの日が多いと皆さん言われますが、確かに記憶の中で雨降りというのは少ない・・・といいますか思い浮かばないほど、晴天の中のお祭りが印象深い・・・・。


 紅葉の中でのお祭りというのが、幼い頃からの記憶ですが、年々紅葉も遅れているような?・・・今年は秋の訪れが早かったこと、山腹の葉も早くから色付き始めていたので、昨年よりは早い紅葉で17日は見頃か・・・と思ってましたが、やはり少し早いような・・・大観音のある山腹は一週間、山麓は10日から2週間後あたりが見頃かと思います。

 それでも良い色合いの木々の葉もけっこうありましたので、まずは第一弾として福泉寺の紅葉をお届けいたします。







 庫裡や本堂がある山麓は色付き始めたばかり・・・。











 中腹の多宝塔辺りは良い色付き具合の木々もありますが、全体的には3割程度、日当たりのよい白衣観音辺りが最も進んでいて、見頃となっております。












 晴れているとはいえ、真っ青な青空とはならず、薄い雲がかかったような状態、また今回もカメラ設定ミスもあって、画像が少し暗いような感じ・・・いずれ紅葉真っ盛りとスカイブルーな日に併せて福泉寺の紅葉第2弾をエントリーしたいと考えております。


 本日も小生の任は、大観音堂での梵鐘係り・・・役目が終わった後は、何処かの任に就かねばならないのですが、当直明けでもあって自宅にて休んでおりました・・・・謝

 





 メタボな親父ではかなり辛い大観音堂への道・・・バァ様お二人は、歩みこそ遅いものの、楽しげに世間話をしながら登って来ました。
 昔の人は足腰の鍛え方が違うんですね・・・笑


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