「じぇんごたれ」遠野徒然草

がんばろう岩手!

守護霊?

2004-09-28 17:42:04 | その他
あきらめと、しかしなんとか事態打開への道も模索しないといけない、まだまだ険しい現実ながら、ひとつの光明が意外なところから差し込んでいる。
それは三年前に亡くなった親父の存在。
最近、家に寄り付かず学校もさぼりがちな娘が体験したという内容・・・
ある人に自分(娘)の後ろの守護霊が祖父らしき人で、その守護霊が自分が亡くなる直前に孫である娘を病床の枕元に呼び、力ない声で「学校に行けよ、悪いことすんなよ」と伝えてからあの世へ旅立った。しかし、最近、目に見えて悪ぶりが目立ちしきりに霊感の強い人間に訴えかけている・・との内容だったそうです。
その人の話では、親父の特徴が具代的に表現され、それを聞いた娘もびっくりしたそうで、また事実、親父が病床にて語ったのも事実で、その一週間後に帰らぬ人となっております。
この話には私も驚いてますし、娘も感じるものがあるのか、家にも帰りはじめ、学校へも一応は行く態度でもあります。
霊の存在とか、非科学的なことはあると思いますし、霊現象的な体験も若い頃、数えるほどですがあった経験もあります。しかし、よくよく考えてみれば勘違いだったり、幻かという場面もあって信じがたいことでもあると感じておりました。
しかし、娘の行動、家族の苦悩・・親父が何かしら表に出てきている、つまり先祖まで苦悩させる事が今回の我家の出来事であると真摯に受け止め、なんとか打開の道を探らなければならない。
こういったところから宗教関連に走るんだな・・とわかりました。
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元八幡宮祭礼

2004-09-26 19:16:23 | 歴史・民俗
中世領主・阿曽沼氏によって勧進された八幡宮。阿曽沼氏没落後、遠野南部氏によって現在の八幡宮に移され、遠野郷八幡宮として遠野の八幡様として有名でもございます。
私の住む松崎町内の宮代という地区にこの元八幡はございます。当時の隆盛を感じ取るには少し物足りなさもございますが、長らく廃れていたものを明治になって復興され、地域の方々によって伝え守られてきた経緯を考えますと宮代の方々、周辺の方々には頭が下がる思いでもあります。
9月25日、小雨が降る中、関係者の方々、地域の皆様によるいわば手作りといいますか、ほのぼのとした祭礼が執り行われました。
神楽・太鼓・吹奏楽の演奏・・と祭りを盛り上げる演出もあり、皆さん楽しく過ごされたものと思います。
なお、宮代地区に合宿をしている東洋大学の学生さん多数が、この祭りに関係して色々とお手伝いされている姿を見て、すばらしいと思った次第です。
ご苦労様でした。
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縁(えにし)

2004-09-25 18:00:55 | その他
本日は週休、滅多にない?まあ3週間に一度の4連休、しかも土日も休みになるといったうれしい休みでもある。
ということで、中学になる長男の新人戦があって午前中は応援に行ってきました。
結果は一回戦負け、個人戦の相手は同じ中学で息子の幼馴染で親友であるO君、双方譲らず延長戦、さらに再々延長の末、O君の面が決まり、息子は敗退となりましたが、今年四月から剣道を始めたばかりながら一応形はそれなり、少し成長のあとがみられて親としてはうれしかったです。

このO君、同じ区域に住み、息子とは小学生からの友達、中学も同じクラスとなりクラブも一緒、このO君の存在は大きい。
このO君の父親は私の先輩ではあるが、その弟、つまりO君の叔父さんは私の幼馴染で結婚直前まで遊んだ中、幼い頃からこの家に遊びに行き、今は私の息子が遊びに行っている。何かの因果か、親子二代、遠野の田舎部では珍しいことではないが、今は息子が遊んでいる。少年時代の私とたまにダブらせてその光景をみております。
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回想

2004-09-23 19:29:10 | その他
私の少年期、家は貧しい部類だったと思います。親父は仕事から帰ると酒をあおり、母親に小言をぶちまけそのまま寝てしまうことが多く、親子の会話もなく、どちらかといえば怖いというイメージでもありました。高校生の時のある日、どうしてもバイクの免許がほしくて意を決して免許を取りたいと告げると、「とれっ」と一言、免許をとれば次はバイクがほしくなるのは普通でもありますが、親父自らカタログを集めてきて品定め、「好きなの買ってやる」まさに意表をつく言葉でもありました。経済事情の苦しい中、親父は2年ローンで私の為にバイクを買ってくれました。この時ほどうれしいことはございませんでした。
クラスメートとはじめて遠出のツーリングに出かけ、帰りに当時700円だったかな?サングラスを買ってサングラス姿で帰って来た事がありますが、遠野市内に入るとサングラスを外し、隠すようにカバンの隅に忍ばせていました。個人的にはサングラスは不良のするものと自分でも思ってましたし、そんな姿みられたら怒られるだろうという思いでもありました。
高校も卒業近くなると進路についてがまさに一番のことではありましたが、進学するには経済的には無理、学力もない、それより何より将来何がしたいのか、自分でもわかりませんでした。結局、甘えもあったかもしれませんが、家から出ることなく地元に残りました。都会への憧れもありましたが、出る勇気が無かった、これが本音でもあります。
そんな環境といいますか、甘っちょろい考えで青年期を過ごした私も今や家庭を持ち、家を継いでいる。
そんな中、自分の子供の行動で少し家庭がゆがみかけている。まさに親の育て方が一番の原因ではあるが、それでも情けない。ここまでバカだったとは今更ながら悲しさを通り越してあきれてもいる。
自分の少年期のことを思い出して書き綴ったが、時代こそ違え、親同様に将来の目的もなくただ一日を過ごしている、過ごしたはなんら変わりない。強くもいえない。ただ私は酒飲みでグウタラな親父ながら、バイクを買ってもらった件、月々の支払いもかなりきつかったものと後になってわかった、自らが働いてようやくわかった、今それをわかってくれとはいわないが、自分がこうして好き勝手にしていられる現状、それも合わせて考えてもらいたい、いずれにしろ近い将来、厳しい現実に阻まれ、今の行為が悔やんでも悔やみきれない、大きな後悔として立ちはだかるのは絶対訪れるということ、肝に銘じてもらいたい。
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防災計画と本業

2004-09-21 22:22:02 | ファイヤー
市の地域防災計画修正の担当となり、日々忙しくPCに向かって格闘しております。初夏の頃から手掛け、ようやく県に事前協議へ送る段階までごぎつけました。
それにしても一人の職員に、それも平の職員に市の存亡をかけるような防災計画を任せるというのは何かゲセない。
防災計画は有事の際の大事なマニュアルでもあるが、これの作成を任されることは重大な責任とたいへんな労力でもある、本来の消防の仕事、現場をもちながら救急隊員、消防隊員、救助隊員、そして通信指令、日々の訓練の時間も本心は防災計画作成の時間として惜しいのです。
田舎の消防はなんでも屋、都会のファイヤーマンには理解できないものであろう、これも仕事、やらなければ大好きな風呂めぐりも歴史探訪もできない、それこそ生活さえできない、しかし何かしっくりこないんですよね。
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どいつもこいつも

2004-09-20 22:19:27 | その他
どうも最近、いいことが続かない、むしろ厳しい内容に少し参っている。
まずはせっかく可愛がって一年間飼っていた猫が居なくなり、すでに二週間になろうとしている。おそらくはもう2度と姿をみることはないであろう。
それと上の娘のこと、何を考えているのかさっぱりわからない。本人は自立しているつもりらしいが、そのほとんどは親を含みまわりの支えがあってのこと、世の中の仕組みも社会の現実もわからないで、それでも粋がっている。
まあ育てた親の責任がほとんどでもあり、今更言っても仕方ない、まずは人様に迷惑かけないように自立を目指すことだな・・なんて割り切っている。
それにしても、どいつもこいつも・・最近はこればっかりだっ。
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遠野まつり

2004-09-18 19:40:03 | 遠野
本来は祭りに参加して浮かれている場合ではないのですが、気分転換、さらに打ち込むことによって一時でも忘れたい・・そんな思いで今年の祭りに参加いたしました。
本年も「防火みこし」地元の小学校と消防署で共催する神輿でもあり、けっこう珍しい組み合わせではあります。もう15年以上の歴史で今年も変わることなく続いております。
教員、父兄、児童、消防職員、総勢百名を遥かに超える大所帯、太鼓も高らかに街中に繰り出し、防火を訴えるというものですが、ご利益はさておき、子供が多いので大衆向けでけっこう注目の的でもあると思います。
はじめた当初は、教員、父兄(父親)消防職員で夜の部も参加、駅前のパレードにも参加し、打ち上げでは先生方と遅くまで飲み明かしたものでもありました。近年は皆別な団体にも加入しているということで、夜はそちらに参加する方も多いようです。しかし、PTA活動以外でこうして学校関係者と何かしら触れ合える、なかなか楽しいです。
それにしても他の神輿に比べれば格段に小さく、値段も安くちゃちですが、肩にきて苦しんでおります。
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遠野八幡宮祭礼

2004-09-15 18:57:55 | 遠野
まずは遠野まつり第一ステージが14日、15日開催され、私の住む松崎町駒木地区の郷土芸能「駒木しし踊り」が参加。息子が踊り手として「かだってら」(加わっている)ので、付き添い兼交通安全担当として私も参加いたしました。
祭日、すなわち敬老の日が月曜日に移動したということで、祭り実行員会ではかなり祭り開催に苦慮したようですが、八幡神社大祭と抱き合わせで行われている遠野祭り、八幡宮では数百年続く祭りの日を移すことはできないとし、なんとか双方歩み寄りの姿勢もみられますが、例年どおり14、15日は遠野郷八幡宮大祭、これを遠野祭り第一ステージ、18、19日の土日は遠野祭り第二ステージとし、なんとか祭り開催にこぎつけたようですが、まさに苦肉の策、世間の声は、八幡様が土日に移せば盛大にしかも参加団体も苦労せずに済むのに・・の声が大きいのも事実でもある。
14日はわずかな参加団体、15日は流鏑馬、馬場めぐりといった恒例の内容も開催されましたが郷土芸能団体は12団体、南部ばやしは参加せず・・参加者からは観客が少なく張り切れなかったという声もちらほら・・・しかし、私は歴史好きでもあるのでひとこと。やはり今の時代とか、時代背景を考慮しなければならないのは八幡神社側という意見が多いと思いますが、数百年培われた祭り、その開催日は14日、15日である。これは無視することはできないと私は思います。単なる観光という面を考えて神事を都合の良い日に移す、やるからには多くの方々に観ていただきたい、これも大切なことではありますが、古は平日も日曜もない、この日は祭りだから仕事も休み、みんなで楽しもう、豊作を祈願しようから始まったものと思います。遠野市民のための祭りでもいいのではないか、昔からの祭りの原点を今一度考えても良いのではとも思います。
でもやるからには多くの観客は必要ですがね・・これは本音です。
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行方不明

2004-09-12 19:01:31 | 
家の猫、ゾロ・・雄1才、グレー系虎・・8日夕方を最後に家に戻ってこない。
10日前のカテゴリー・猫・・に長生きしてもらいたい、そんなコメントを書き込みしたが、ある事情で外へ出したら、もう5日目の夜を迎えようとしているが、その姿を現してはくれない。
以前も雄猫を飼っていた経験から、雄は長旅をすることがあって、長ければ10日も帰って来ない飼猫もいたが、大抵は2日もすれば帰ってくる。ましてやゾロは身体は大きくなったが臆病でヤンチャな面も残る若い猫でもある。
最近の飼猫達は、ほとんど交通事故死である。心配でもある。下の娘と県道脇を探してみたが、猫が車にはねられた形跡はなく、あとは野たれ死か・・とにかく悪い方向へ考えが及んで心配でもある。
花巻まつりに行ったきり上の娘も帰って来ない、どいつもこいつも・・・涙
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救急の日

2004-09-08 19:33:04 | ファイヤー
本日は休み、台風18号の接近、前夜は火災の誤報等、何かと慌しく非番の夜を過ごしたが、本日は風は強いものの台風の影響をモロに受けることもなく、なんとか休日を満喫したといった具合です。図書館にて久しぶりに郷土史関連の資料を閲覧、コピーもいただき、またいつもの健康ランドにて汗を流し、まずまずといったところでした。

ところで明日は「救急の日」9月9日、救急の日ということですが、9月1日は防災の日、二週続けて防災週間、救急週間と職業柄、割と忙しい時期でもあります。

「救急」、具合が悪い、怪我をした、交通事故、・・・とにかく救急という分野は広く住民にとけこんでいる仕事でもある。主に救急車利用という場合に限ってはいるが、私の勤務する消防署でもその出場件数は年々増加の一途をたどり、ほとんど毎日、市内の何処かに出場という場面でもある。
救急医療週間にあわせて救急講習会、講演会とイベントも行われていますが、万が一に備えて救急講習の受講をお薦めいたします。
田舎の特徴といいますか、家族で誰かが急に倒れたという場合、誰でも動顚し、慌てるのは仕方ありません。ほとんどの方がすぐ救急車を呼ぶといった行為になるのは今や普通です。がしかし、そこはまだ田舎の土地柄、近所に知られたくない、恥ずかしいが本音ではありますが、「静かに来てくれ」「サイレンは鳴らすな」このことが多すぎます。気持ちはわかりますがね。それと危篤状態となっているにもかかわらず、救急車を要請するのではなく、まずは親戚や実家、とにかく近親者に電話を先に入れるケース、これもまた多い、結局119番に通報はだいぶ遅れる事態となるケースもございます。
また救急車を要請したものの、到着まで何もしていない、特に呼吸もしていない、心臓も止まっているかもしれないと緊迫した状況下、家族や身近の人々はなにひとつ救命処置をしていない、救急車は空を飛んでくるわけでもなく、消防署がある地域からその現場までの距離を考えればなおさらである。

そこでこの機会に救急講習の受講をお勧めいたします。家族や恋人が・・・あなたの大事な方を助けるのはあなたです。あの時、こうしていれば、人口呼吸のひとつでもやってあげれば・・けっこうこういう後悔の声も聞かれます。
自分の大切な人は自分が守る、助ける・・現代社会に暮らす人々に最低限必要なことかもしれません。
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