不適切な表現に該当する恐れがある内容を一部非表示にしています

「じぇんごたれ」遠野徒然草

がんばろう岩手!

遠野三山の女神

2010-11-30 18:44:52 | 遠野

 薄らと積雪、そして道路はカリッと冷えたことにより「テロテロ」な状態・・・。

(道路アイスバーン状態での危険度レベルは、それでもⅠ)・・・笑

 

 日中は気温が、それほど上がらなかったがそれでも快晴に近い空模様、そんな中、鉄の街へ鉄撮りに遠征しておりましたが、その模様は気が向いたら後日ということに・・・。

 

 

またしても流し撮り・・・汗

 

平田駅から

 

 

というところで本題へ・・・・

 

今年の春に発売された「遠野三山 女神の酒」

 

 なかなかセンスが良いといいますか、遠野物語でのイメージである河童とかオシラサマ、雪女・・・等の妖怪モノではなく、しかも可愛い感じのキャラではない大人のセンス、酒類ということもあるけど、商品棚なんかに並んでいたら、思わず手にしてしまいそうな、そんな雰囲気があると私は思います。

 

 

 遠野物語発刊百周年を記念しての今年だけの限定販売で、デザインは、ノエビア化粧品のイラストで知られる鶴田一郎さんに、このためだけに描いていただいたそうです。

 ちょっとご紹介が遅れましたが、忘れた頃に再燃というのも、またよろしいのではないんでしょうか?・・・笑

 

 遠野物語では第2話に遠野三山のお話が登場しております。

 大昔に女神が三人姉妹の娘を連れて来内の伊豆権現のある辺りに泊りましたが母女神は娘達に「今夜、良い夢をみた娘には最も良い山をあげますよ」と言って休んだそうです。

 遠野を巡る四方の山で一番高い山は「早池峰(はやちね)」といいますが、遠野の北の方でそびえております。

 東の方には、「六角牛山(ろっこうしさん)」が立ってます。

 西の方には、「石上山(石神・いしがみさん)」がありますが、先の二つの山の高さには及びません。

 夜も更けると、天から霊華が降りてきて、姉姫の胸の上に止りましたが、末姫がこれに気づき、霊華をこっそり取り上げ、自分の胸の上に乗せて休んだので、最も高く美しい早池峰山をもらうことになりました。

 上の姉は六角牛山、次の姉は石上山をそれぞれもらい、三姉妹の女神は、それぞれの山に住まいしたということです。

                             「どんどはれ」

 

 って、まだエントリーは終わってませんよ・・・笑

 

 「良い夢をみた娘に良い山を与える・・・」という記述は柳田國男の創作ともいわれますが、仔細はわかりません。

 

 お酒の方に戻しますが・・・

 

「おはや」(早池峰山)・・・にごり酒

 

おろく(六角牛山)・・・純米酒

 

おいし(石上山)・・・吟醸酒

 

 さて、皆さん(特に男性・・・笑)は、どの姫女神がタイプですか?・・・

 

ちなみに私は「おろく」ですかね・・・

 

山の姿形は早池峰派ですがね・・・

 

遠野市内の酒屋さんでお求めください。

またネット販売もございますので、ご利用ください。

3本セットで税込1,050円です。

(遠野市内の酒屋さんでもネット販売しております)

ちなみにワンカップですよ・・・。

 

 

 

画像募集要項は「こちら」

コメント (19)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

困った・・・

2010-11-29 18:31:16 | その他

 天気予報どおり、雨が雪に変わり、今年初の降雪の朝を勤務地で迎える。

 帰宅途中の小峠・・・

宮守町側

 

綾織側

 

 今までが穏やか過ぎたということで、これで冬タイヤへの交換が一気に加速というところですね、早め交換で少し安堵というところです。

 

 さて、今月に入ってから、そしてここ数日、困った事案が発生、とにかく参ったという状態・・・結論はある程度出たのですが、それでもかなり気が重い・・・参った・・・汗

 

 猫はコタツで丸くなる・・・

 

こんな時はネネは良いよなあ~と本気思ってしまう・・・笑

 

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花館は今・・・悲壮感

2010-11-27 18:58:02 | 歴史・民俗

 例年なら既に今時期のライフワーク?趣味の世界でもありますが、遠野市内をはじめ近隣市町村に残される城館跡探訪を開始しているところなんですが、今年の晩秋~初冬シーズンは、夜景や雲海撮りに、つい夢中になってしまって出遅れた感じがしないでもない・・・

 でも幸いにも、まだ本格的な降雪もなく、小春日和な日々が続いていることもあって、多少の出遅れは今のところ問題でもなさそうで、そんな中、ようやく城館跡探訪を開始いたしました。

 

 第一弾は、今回で4度目の探訪となりますが、3年ぶりの「花(鼻)館」・・・遠野市青笹町沢田・・・山城・・・を訪ねました。

 

 

舘の八幡

お供え物はありませんが、手を合せて探訪のご挨拶と安全を祈願する。

 

 遠野での城館跡(山城)としては最大級の規模を誇り、ひとつの郷を支配した武家の居城(館)である鍋倉城は別格としても、松崎横田城、鱒沢館に匹敵する館域を誇り、残される遺構では、5重の堀切、8本の空堀が縦横無尽に走る様は圧巻という表現で語るに相応しい光景である。

 館主は、宮澤左近と郷土資料には記されているが、館主含み館の歴史は多くは語られていない。

 しかし、全く事績不明というわけではなく、少ないながらも同町青笹の臼館(丑館)との長きにわたる抗争が伝えられ、また遠野物語拾遺267話には「戦場の伝承」が語られ、臼館と飯豊館との争いがあったことが伝えられている。

 飯豊館とは、花館のことと推測でき、今は沢田、飯豊は隣接した地域であるが、その昔は境もなく・・・というより同地域だったと想像しております。

 

空堀跡

 

 

 

本丸跡

南北約70メートル、東西約25~30メートル

 

本丸背後の堀切跡

 

 近年、安倍氏に詳しい学者先生が花館を訪ね、紛れもなく安倍時代(前九年の役関連)の遺物(館跡)であると断言したとされるが、何重にもわたる空堀や幾重にも展開される帯郭の配置を見ますと、戦時用の厳めしい構えであることがうかがわれ、遠野でいう阿曽沼時代に使用されていた雰囲気が大いに感じられる館跡だと私は考えておりますが、こんなことを考えながら、これに臼館の菊池成景という武将を絡め、花館の宮澤氏も実は菊池一族で同族の争いか?遠野菊池氏についても妄想ながらも合せて掲載のつもりでしたが、ちょっと前から危惧していた事態を目の当たりにして、かなりガックリしたということで、考察する気さえ失せてしまったが本音でもあります。

 

 

 

伐採作業の跡

 

作業用林道

 

道の先

 

おっ~・・・いい眺め・・・

夜景撮りによさそう・・・汗

 

集落側から見ると・・・

 昨年辺りですか?伐採作業が進められておりましたが、その際に館域にかからなければ良いですがね・・・と内心思ってましたが・・・

 

 

どうやら空堀や虎口の一部が破壊され作業用道が敷かれた雰囲気が・・・。

 

 

 館跡が残される山野の場合、空堀跡なんかは重機で少し押せば道に早変わりという場面が多い、此処もそんなところですが、空堀跡に捨てられた木片多数、いつしか木片は土と還るかもしれないが、その前に木片から芽が出、枝となって堀跡を埋め尽くす雑木となっている例も随分とみており、数百年にわたり多少の姿の変化はあったかもしれないが、今の時代に大きく変貌することは残念でならない。

 

 こうした城館跡、特に山城が残される山野は個人の持山という場面も多く、地域で貴重な遺産と認識するも何も出来ない場合の方が多い。

 花館に関しては地域でも貴重な歴史遺産という認識を持った方々も居ると思いますが、このような場面となっていることは、あまり知られていないのでは?

 もちろん、地権者がいてのこと、個人財産でもあるので、他人がどうこう言うことではないし、趣味の範疇で山野を探訪する私なんかが声を大にして訴えるということはできない・・・とにかくこれ以上の破壊が無いこと、最小限度に止めてほしいと願うのみであります。

  

 

「むがすあったずもな、いまはねずもな」 では悲しすぎますから・・・

 

青笹町糠前の石碑

 

水木しげる先生の「遠野物語」の表紙となったことで、少し有名になったかな?

 

 

遠野駅前に、表紙の拡大版があります。

 

 

 おまけ・・・

 

夜景画像が大流行り・・・汗

高清水では飽き足らず、私は耳切、ある方々は山谷川、はたまた寺沢高原・・・いや~、皆さん寒いのに頑張り過ぎです・・・笑

 

 

小生は徒歩で暗いお寺さんをビクビクしながら・・・大汗

 

福泉寺山腹から・・・

 

イマイチカメラが・・・?・・・汗

コメント (25)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ラスト雲海はダブル雲海

2010-11-25 15:14:55 | 遠野

 

 

★☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆★

 

遠野市松崎町駒木 耳切山からの雲海

早朝5時頃

 

  さて、自分的には今シーズンラストを飾るべく、星空&雲海撮りを敢行、今回は地元でもあるため、少し遅めに自宅を出発、目指すは駒木妻の神、耳切牧道の頂上付近・・・。

 途中、月明りで遠野盆地の雲海が確認でき、いつもの場所で準備をして数枚撮影する。

 

 駒木妻の神側は盆地に発生した雲海の北端というところなんですが、本日のは、手前の駒木集落をまだ包むような雲海とはなっておらず、一部の家々の灯りがみえる・・・。

 ちょっとゆっくりして家を出たのが裏目になったのか?もう少し早く出ていれば、集落の家灯り、街場等の灯りも撮ることができたかもしれません・・・。

 まっ、雲海は、この辺にしておいて・・・さらに頂部へ移動・・・。

 

耳切牧野から貞任高原方向

 

 

 実は貞任高原の風車群を中心に撮るはずでしたが、標準ズームレンズでの撮影で、思ったより画が小さくなってしまい、思惑通りにはならなかった・・・汗

 それと、やはり月明りで思っていた以上に明るく撮れてしまった・・・。

 

 ここでも出遅れた雰囲気を感じてしまう・・・東の空が、考えていた以上に早めに白みはじめたということで、ここでの撮影は諦めて、さらに移動・・・。

 

 薬師岳と早池峰山

 

ここで2枚程撮影して、大移動・・・汗

 

 時刻は5時半過ぎ、耳切山から今度は、同じ町内とはいえ、いつもの高清水へ向けて移動、雲海撮りなら、やはり高清水には敵わない・・・ラストという位置付けですが、とりあえずはご来光と雲海は是が非でも・・・という思いでもありました。

 

 午前6時過ぎ、高清水に到着・・・先客は2台、2名・・・途中で軽自動車1台とすれ違いましたが、先客は3名居たことになりますね・・・。

 ホント、皆さん好きですねぇ~・(お前も好きだな・・・汗)と言われそうですが・・・汗

 

本日のも、なかなか良い雰囲気の雲海が発生しております。

 

先客のお一人・・・笑

遠野プロガーのおやびん様・・・笑

 

何度か見かけたことがある大型ビデオ機材のお方

 

余裕でご来光の時間には間に合う・・・

 

 

 今シーズンは山頂でゆっくりできないことが多かったが、今回も・・・。

 それでも、陽の光が雲海を照らす黄金色は観ることができました。

 

 

まさに自分自身でのラスト雲海に相応しい光景でもありました・・・

 

 ホントなら9時頃まで居て、雲が消えて盆地の下で動き始めている人々、街並等のざわめきを確認してから下山が本意なのですが、家事用務があるので、午前6時50分頃に下山となりました・・・。

 

 私の中での雲海撮りシーズンは、これで終了です。

 ラストは耳切山と高清水・・・ダブルな雲海ということで、ここでもラストに相応しい内容だったと思ってます。

 

 里での夜景撮りは、今後も継続して参りたいと思ってます。

 

 

 そして・・・

来年の春まで、半年にわたってカメラマン達が追いかける存在・・・

 

雲海の次は、白鳥・・・かな?

 

でも、鳥といえば私は猛禽類を・・・

 

待ち構えていた場所に・・・

 

 

トンビではない・・・。

 

ノスリです。

猛禽類撮りを主にと思ってます。

コメント (16)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

遠野ブログ画像展開催の輪

2010-11-24 15:23:53 | 遠野ぶれんど

 第2回 遠野ブログ(遠野ぶれんど)画像展「遠野三昧」

 遠野ブロガー画像展、他人よんで「遠野三昧」・・・遠野のやばいこと以外の「なんだり、かんだり」、「どごだり、かごだり」「あでねそでね」・・・とにかく遠野のことなら「あらがだいいあんべ」に切り取った画像、写真をメインの展示を行おうとする内容でがんすちゃ・・・笑

 お馴染みのブログやら、遠野市内外に暮らすブロガーから発せられた遠野話題等、既にエントリーされた画像や未公開の画像の展示ですので「皆さま、まがってみでってがんせ」

 それと遠野ぶれんど諸氏、並びに画像展に協力やら応援いただける方々・・・皆さまのサイト、ブログでリンク等いただきまして、広くアピール等をお願いします。

 リンク先「遠野Fネット」・・・こちら・・・

 または当ブログ告知・・・こちら・・・・・さらに・・・こちら

 

 いずれ、遠野関連の画像、写真も募集中ですので、遠野ぶれんどメンバーをはじめ遠野好きのブロガーの皆さま、よろしく期限内に、ご応募お願いします。

 

 

 ついでエントリー・・・

 

某日の夜・・・ぶれんど迎撃の宴開催

3度目の乾杯?

 

メンバーも徐々に増えて・・・

 

 

あっ、まだ5名ですね・・・汗

 

最終的には8名かな・・・。

 

二次会へ移動

 

グラスは2個、二人のような雰囲気ですが、6名は居たはず・・・。

 

そして三次会・・・〆ですね・・・。

 

遠野夜の定番・・・

手打ち味噌ラーメン

 

私含み元気な中年は・・・笑

 

 

またしても・・・カツ丼・・・大汗

 

 

師走、年の瀬も押し迫った頃、ブログ画像展開催記念と共に遠野ぶれんど大忘年会開催予定ですので、よろしくお願いします。

 

 

11/24の風景

午前9時半頃

 

 

霜が降り、氷点下4度?の世界

 

 

そして・・・またしても・・・大汗

 

 

「ばんきり冷麺ばり、喰ってら・・・」と知り合いに言われますが・・・

久しぶりの盛岡冷麺・・・某店の「冷麺まつり」にて・・・汗

コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

メインは、おまけネタ・・・汗

2010-11-22 14:51:09 | 遠野

  今月は、けっこう地元ネタ等で充実したブログエントリーだったと自己満足的に振り返ったりしておりますが、小春日和的な穏やかな日も昨日まで、本日はまだ雨こそ降ってませんが、天候が間もなく崩れそうな雲行きとなっております。

 

 

 既に自分の車は冬タイヤに交換済、本日は嫁様の車のタイヤ交換を実施、タイヤ履き替えなので、知り合いの専門業者さんへ・・・。

 

 午後も遅く、ほとんど夕方近くになってからですが、いつもの湯っこ施設へ・・・・。

 

 あれっ・・・?

  駒木小学校同級会御一行様・・・

 

 なんか、もの凄く気になる・・・というのも、私は駒木小学校OBなんですね。

 と・・・いっても私は表向きは、遠野北小学校第2回の卒業生となってますが、入学したのは駒木小学校、実際に卒業した校舎は、駒木小学校の学び舎で中身は駒木小学校のまま・・・なのです。

 しかし、駒木小学校同級会・・・と記されているところをみますと、私よりは先輩のOBということになりそうですが、気になってフロントに訪ねてみますと、「そこまでは伺っておりません」とのこと。

 こういうところの細かい配慮といいますか、わからなくても直ぐ調べて教えてくれるとか、そんなところが一流の施設との違いなのでしょうね・・・。

 無論、プライバシーとか他に情報を漏らすという別な配慮も働いてのことかもしれませんが・・・?

 結局、気になるもわからず仕舞い・・・まっ、しょうがないな・・・ということで・・・

 

 画像は昨日の晴天の模様・・・

駒木話題が出たところで、駒木耳切牧道から・・・

 

駒木~遠野市街地

 

早池峰山と薬師岳

 

真っ青な空と高原風な景色

 

 

 

さて・・・

おまけネタというのもなんですが・・・

 

 

あの話題となったB級グルメが我家に・・・

 

青森県在住の知人から送られて来ました・・・

 

早速・・・

 

 

これは美味い・・・

ビールもご飯も、すすむは進む・・・

 

 

そしてもうひとつは・・・

 

 丸3年使った脇差的なコンデジの電池の持ちが悪くなったので、新しいコンデジを導入しました。

 ちょい撮りやスナップ風な気軽な写真撮りは、コンデジにお任せ・・・というスタイルとなってます。

 

 

 今回はネット通販で手に入れましたが、今年の前半のモデルということもあってか、かなり安い、数ヶ月のサイクルで新製品が世に出ているご時世、半年ちょっと前のモデルが福沢さんお一人に少しプラスとは、随分とデジカメも買いやすくなったものですね・・・驚

 

 ということで、ネタらしいものもないところでのエントリーで、おまけみたいな内容ばかりで、すみませんです・・・

 そんなところですが、知らないうちにアクセス「80萬打超え」となりました。

 大台まで、もう少し、これも皆さま方のおかげ様でもあります。

 ありがとうございます・・・

 今後もどうぞよろしくお願い申し上げます・・・・  

コメント (16)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2010ファイナル高清水詣「夜景&雲海」

2010-11-21 10:55:59 | 遠野

 「あんたも好きねぇ・・・汗」・・・笑・・・・ブロガー、写真仲間では、こんな言葉も飛び交う時節柄となりましたが、それでも止められない理由が其処にはある・・・

 

 ほとんど病気と化した遠野ぶれんど(遠野ブロガー)仲間・・・・・・絶景

 

 少し、シーズンピーク時の雲海と比べれば薄い感じもしますが、毎回違う表情を魅せてくれる遠野高清水からの雲海の眺め・・・これに魅せられたブロガー諸氏やカメラマンも多いはず・・・・。

 そんな小生もそのひとり、地元といえば地元、しかしブログを始めなければ、こんな素晴らしい光景に出合うことはなかったと思っている。

 本格的に高清水に通い出したのは昨年から・・・今年は雲海ばかりではなく遠野市街地の夜景撮りも加え、8月から8度目の高清水詣となりましたが、そんな高清水通いも時季的にファイナルに近づいており、おそらく後一回、もしかして今回が今シーズン最後か?というところでもあります。

 

 そんな思いの中、11月20日(土)早朝、午前4時に自宅を出発・・・川霧は発生しておりましたが、遠野市街地の灯りは、ハッキリみえる状態で雲海は望み薄か?そんな思いで高清水に到着・・・。

 先客は2台、1台は見覚えのある車・・・笑・・・車の主は既に夜景撮りに勤しんでおられ、お互い・・・「あんたも好きねぇ~笑」・・・暗くて姿は良く見えずとも雰囲気からして、そんな感じ・・・

 

 さて・・・

 

遠野市街地の夜景が薄い霧と共に最高の景色に・・・

午前4時30分過ぎ・・・

露出時間 30秒、絞りF3、ISO400

 

 風もなく、また時期を考えると、さほどの冷え込みでもなく、程良い霧が発生して、まさしく理想通り、こんなこともなかなかあるものではない。

 

夜も白み始めて・・・

霧がだんだん広がり出し、さらに濃くなっている雰囲気・・・

雲海発生に近い状態に・・・

 

 山上は車も増え出し、ほとんど雲海病の某プロガーでブログ画像展の事務局長氏も到着・・・笑

 

飛行機

 

8月末~9月、ご来光が頭を出していた貞任高原

 

 「霧と星の夜景」、「朝焼けの雲海」、そしてメインとなる「ご来光と雲海」の時間・・・

ご来光

 

六角牛山の南側にだいぶ移動してのご来光・・・

 

 

 自分的にはラスト、或いは良くてチャンスは一度あるかないか?という思いながら、星空と霧の街、さらに雲海まで出て、ご来光も・・・一粒で3度美味しいという経験となり一応満足してますが、その日は勤務日なので、ご来光を拝んだら即、帰宅という場面、なかなか今年は高清水山上に、ゆっくり出来ない場面が多く、この点はいささか不満なところと、また関東や秋田から「ぶれんど仲間」が本日、来遠との情報で、この場で対面という思いもございましたが、時間に来れなかったようで、こちらも少々残念な思いもでもありました。

 

 とにかく、すばらしい光景の遠野高清水、今年もその素晴らしい眺めを存分に楽しませていただきましたし、自己満足的ですが、良い写真も撮れた気もいたします。

 

  いずれ、遠野ブログ画像展用の写真も、大方揃ったのではないでしょうか?

 期限まで忘れずに事務局へ提出願います。

 

 

☆ 遠野ブログ画像展「遠野三昧」は・・・こちら・・・ ☆

 

  

 

今回のベストショットといいますか、自分でのお気に入り写真は・・・・

 

 

午前5時頃撮影

撮影機種 OLYMPUS E-3   12-60 F2.8-4 SWD

露出時間 30秒

絞り F2.8

ISO 400

 

 

コメント (16)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

地獄山探訪(妻の神編)

2010-11-19 18:50:42 | 歴史・民俗

 雲海シーズンもラストに近づいてますが、濃霧の朝を勤務地で迎え、帰宅の際は盆地が濃霧にスッポリ覆われる光景の中を帰って来る・・・。

 完全雲海出現の朝だったのだろうと少しばかり悔しい・・・汗

 

 雲海ポイントには標高が低すぎますが、夜景撮りはよさそうな雰囲気・・・でも八幡山が立ちはだかり、街の灯りは少ないかも・・・?

林道・海上~西内線より・・・

 

 

本日も良いお天気・・・・・

そんな中・・・

 

 遠野ぶれんど仲間で歴史民俗班メンバーであるaboutさんが夏頃から土淵町栃内の「地獄山」探しに取り組んでいるという情報を入手、なんでも「山崎の金勢様」背後の山を越えた松崎町駒木、妻の神にかかる辺りか?とのことで、小生も地元、駒木妻の神の地獄山探訪は予てから懸案事項のひとつでしたので、この探訪に便乗させていただくことになり、この度、久しぶりに中年探検隊を結成して、地獄山探しを敢行いたしました。

 

 松崎町海上と土淵町西内を結ぶ林道に入って、土淵町栃内、山崎の金勢様が山下に位置すると思われる箇所で、aboutさんが何度か現地調査され、なんとか侵入路を見つけ出したとされる場所より山野侵入となりました。

 

かつての林業関連の道跡が鹿等の獣道と化した雰囲気・・・。

それとaboutさんが刈り払い鎌で以前にある程度の障害を排除していたらしい・・・謝

 

aboutさん

 

最初の沢から北側に直線距離約8百メートルで次の沢に到達できるらしいが、最初に見えたピークに上るも、既に自分達の位置がどうも掴めない・・・大汗

 

尾根伝いに国土調査等で近年に歩いたと思われる道があったので、その道の通りに尾根伝いに北東側と思われる方向にしばらく進む・・・。

 

かなり進んで来た雰囲気、何本かの尾根を息を切らして上ると、向かいの至近に耳切山がみえる。

耳切牧道沿いの大沢不動より荒川高原側へ少し進んだ場所で、私は其処で眼下の駒木~遠野市街地の写真を撮る場所辺りと思われる。

 

そうしますと、現在地は妻の神の奥地で、土淵町西内へ至る西内峠近辺にいることになる・・・。

 

地獄山発見の期待が大いに高まる雰囲気・・・。

 

[妻の神地獄山]

 地獄山というと何処かおどろおどろしい響きですが、まさしくその通り、遠野でいう地獄山は、賽ノ河原や塚をもった不思議な光景で、霊的雰囲気を漂わす場所でもある。

 

地元民俗郷土史冊子には・・・

「駒木の地域では、この地を地獄山という。共同採草の時代、昭和12年~30年代は一帯が草山で毎年火入れが行われ、この場所だけは大切に保存されていたので遠くからでも松の大木がハッキリと確認でき、場所を印していたものだった。

 駒木の妻の神から土淵西内に通じる峠を西内峠というが峠より峰を南に30m程のところに小石の盛地、賽ノ河原が小高く積まれ、所々に石碑が立っている・・・・中世の頃、阿曽沼時代から大槌等の海岸へ通じる道でもあったという・・・略」・・・・参考 「まつざき歴史がたり」

 

 また・・・

「駒木の奥、土淵西内に越える小路より東南に走る峰の上にある。

十余本生えていた松の木の根元に直径3.6メートル、短径1.8メートルの楕円形の塚があって、その前方には石を積み重ね一字一石がその間を埋めて、塚内にも堆積している。愛児を失った人々は、その冥福を祈るため、塔婆と草履をあげて拝むのであった。

松の木に耳を寄せると小児の声が聞こえると言う伝説も語られる場所でもある・・・」・・・・参考 20世紀までの歩み「駒木」

 

 地獄山と称される場所は遠野市内に複数存在している。

 幼くして亡くなった子供の冥福を祈るため、小石を積み重ねて賽ノ河原がつくられ、古道近くに形成される場合が多い。(早池峰山や六角牛山の高山にある場合もある)

 さらに古道を通る人々が賽銭代わりに小石を積み上げて行くこともあったと語られる。

 

 私の少年時代、妻の神の耳切牧道が作られる以前、集落奥の最後のお宅から約数百メートルの場所に数本の松の古木が存在していた。

 その松木が古の西内峠へ通じる古道であったはずで、古老達の話では昭和30年代までは、当時の川井小国村(現宮古市)や大槌へ行く際の主要な道だったといわれている。

 その後、牧道整備の際に松木は切り倒され、原野だった周囲も植林等がされ、雑木や杉の林となって、古道を通る人も無くなり、その存在を語れるのは私の親父の年代以上の方々となってしまい、その記憶もハッキリとした場所を示す程ではない。

 昭和50年代、地獄山近くで杉木の伐採作業に従事した地元の方が何十年ぶりに地獄山の賽ノ河原をみたと言っていたが、それでも既に30年近くは経過している。

 いずれ、今は林の中となってその場所も判らないと云われている。

 

 

 さて、中年探検隊は、位置的に妻の神の最深部、至近に耳切山、直前に越えた尾根は地元で「太郎沢(たらじゃ)」と呼ばれる山で、福泉寺がある山の続きで耳切山と太郎沢山の間の峰に私はいることになる。

 しかし、かつての妻の神の古道跡がわからない・・・?

 

ただし、山仕事等の木出しの為の道跡があるので、駒木側から続いている雰囲気で否応なく期待感は高まる・・・。

 

 

 途中でaboutさんとはぐれてしまうが、結局、耳切牧道の牧野に出たという

 

途中にあった標柱跡?

 

そして・・・

 

 

最近のモノではないですが・・・汗

 

 

耳切山、太郎沢~高楢山は遠野市内屈指の熊生息地帯ですが、熊は御免ですが日本鹿、野鳥にいたる生き物達と一度も遭遇しない探訪でもありました。

 

やはり、地獄山と称される何かあるのだろうか?

aboutさんと携帯電話で連絡を取り合いながら合流、松の木の林は数多くみましたが、今回は残念ながら地獄山は発見に至らずというところでした。

 かなり残念でしたが、事前の情報力不足や収集不足、古地図なんかも駆使しての下調べも不十分というところでした。

 しかし、再挑戦のつもりですし、次は西内側からアタックした方が入り易いものか?それとも駒木側の古道跡を探して辿る探訪か?とにかく期待が高まる地獄山探しとなりそうです。

 

 貞任高原の地獄山(賽ノ河原)

 

そして本来は、こんな感じのイメージが・・・

福泉寺の賽ノ河原

コメント (16)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

月夜の晩の福泉寺、五重塔

2010-11-17 19:43:15 | 福泉寺・伝承等

 霜が降り、冷え込んだ朝でしたが、日中は良いお天気の小春日和となりました。

 

 紅葉も終わって初冬の佇まいながら、陽は少し暖かい雰囲気・・・。

福泉寺参道

良い色合いの青空も久しぶりに堪能・・・

福泉寺庫裏

 

 午後から仕事での野暮用があって、休みであっても何処へも行けないし、あまり休んだ気がしない・・・。

 ちょっと民俗学的なことで近日中に現地調査といいますか、探訪予定があって、下調べを兼ねて林道を走破して来ましたが、モノにならず・・・というところです・・・

  しかし、とある山野のピーク近くに舘跡特有の堀切跡らしき形状を発見、資料にも掲載されていない場所なので、新発見か?・・・と思うも、場所柄や他の舘特有の工作された形状が無いので、ちょっと違うのかな?と考えたりして・・・いずれこのことは機会がありましたら、ご披露したいと思います。

 

 ということで、午後はほとんど休みが潰れてしまいましたが、天気も良く、月も満月ではないものの、月明かりが見込めると判断して、夕方、菩提寺の福泉寺に移動(自宅の隣・・・汗)して五重塔でスタンバイして日没を待つ・・・。

 

   あしたは帰るという

       月夜の晩の福泉寺

           好きだと口づけた 

               ススキの野辺よ

 

 飛行船(あんべ光俊)の「遠野物語」の詩に「月夜の晩の福泉寺」というフレーズがありますが、以前から当ブログでも何度か指摘してますが、福泉寺は夕方5時にはクローズされ、お寺さんに用向きがない限りは入ることはできません。

 

 今回は平成2年に建てられた五重塔にて撮影いたしましたが、飛行船の遠野物語がヒットした頃は、福泉寺に五重塔はまだ建設されておりませんでしたので、あしからず・・・

 

 

 

 

日中の撮影ではありません・・・笑

 

露光1分、F2.8、ISO400で撮影

 

 

毘沙門堂

月明りでも結構明るく撮れる。

 

 

 

 今回は、暗くなる前から現地入りして、位置撮りやらカメラの設定の練習やら再確認を実施して望みましたので、上手い下手はともかく、それなりに写っているということで、自分的には「まあ良し」としております。

 

 

 月明りで怖いことはなかったですが、大型の獣が数十メートル後方を横切った時は流石にビビりました・・・汗・・・日本鹿でした・・・。

 

 いずれ、このくらいの明るさなら、月夜の晩の福泉寺で若干勇気を出せば愛は語れそうですね・・・・・

 

 

 遠野ブログ画像展「遠野三昧」のご案内及び画像応募要項

こちら

 

コメント (25)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冬支度とお訪ねごと

2010-11-16 18:10:48 | その他

 第2回 遠野ブログ(遠野ぶれんど)画像展「遠野三昧」のご案内、画像応募要項は・・・こちら

 

 例年、農機具の整備清掃と共に冬に備えるという意味合いで、秋仕舞いという名目で簡単な作業を行っている。

 農家でなくなって8年?農機具といっても小型耕運機、運搬機(おそらく動かないと思う)、そして草刈機械くらいなもので、小型耕運機は春先に一度、畑の耕作作業に数時間稼働させたのみで、使い終わった後に燃料を抜いて一年の眠りについているので、秋仕舞いには草刈機械のみの整備清掃といったところです。

 

 弟宅の草刈機械も一緒に秋仕舞い・・・。

 

そして・・・・

 

 今時期のメイン的な冬支度は・・・冬タイヤへの交換となります。

 これから約半年間、お世話になるスタットレスタイヤに交換となりますが、今月中には一度くらいは降雪や道路の凍結はありますが、例年は11月末頃から12月初め頃まで、小春日和の日もあって、もう少し我慢という方々も多いのですが、僅か10日~2週間程度の違いだけですから、何時交換してもあまり変わりないということで、早めに交換というところです。

 

ちょっと大きめのジャッキがあるので一気に2本ずつ交換・・・

 

汗・・・

ところが・・・

 

 

結局、知り合いの専門業者さんのところへ・・・

 

 リア2本はなんとか自宅で交換するも、フロントの方のナットが緩まず・・・しかも9月につき指してから、なかなか治らず手に力が入らないこともあり、しかも1本のタイヤから空気漏れが発生・・・これは我らが宝飯爺商会(N田商会)さんへお願いするほかはないということで、無事交換済みとなりました。

 ありがとうございました・・・

 いずれ冬仕度もなんとか完了、約半年間の冬仕様に突入という場面です。

 

 

 さてさて・・・・

 

宅配便であるブツが送られてきた・・・。

 

 

鹿児島の芋焼酎・・・その名も「魔王」・・・あの有名な魔王である・・・

夢ではない・・・・・・しかし、万歳ばかりはしていられない・・・。

 

送り主が不明であり、またいただくような覚えもほとんどないのです・・・

 

 送り状には鹿児島の酒屋さん?が明記されているが、やはり送られる覚えはない・・・これは新手の売付け詐欺か?

 

 良いモノが送られてきてちょっとうれしい気もするも、やはりあまり気持ちがよろしいモノではない?・・・いずれブログも含み知人からのモノかもしれませんので、私です・・・という方はお知らせください・・・

 

 ということですが、送り主が判明いたしました・・・お騒がせいたしました。

 

 

 

コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする