10/17は福泉寺秋の例祭日。
今年は土曜日ということで休日での開催、しかも境内では紅葉も始まって、まずまずなロケーションとなっているのですが、新型コロナウイルス関係て縮小してのお祭りとなりました。
やるともやらないとも外へ向けて発信していないため、とりあえず檀家役員さん方自発的にいつもの任務に就く。
縮小開催といっても従来のお寺さんの行事は執り行いましたが、30人ほどの檀信徒さんがお見えになっていました。
例年はお越しになられた檀信徒さん方には、お昼を振舞うのですが、密を避けるというコンセプトにより、会食は行わず、おにぎりを用意したようです。
天気は曇り空で紅葉もイマイチ映えません。
例年なら大観音堂での鐘衝き担当となりますが、縮小開催とのことで今年はその任とならずで、受付係をしておりましたが、お寺さんからの情報で、駒木鹿子踊りの奉納が予定されているとか?
間もなくやって来るはず・・・とのことで一旦自宅に戻り(約70メートル)充電仕立てのバッテリーを装填した一眼デジに標準レンズを装着して持って来まして、その時を待つことに。
受付の任は他の役員方にお任せして、小生は駒木鹿子踊りに付いて歩くことに。
しし頭3頭、太鼓3人、笛1人、旗1人、世話人1人の計9人
土曜日、そしてこの時節柄を考えれば、9人とはけっこう気合が入っているというか、頑張った方ではないのか・・・と小生は感じました。
コロナ過でお祭り等が中止或は縮小の中で活動も狭まり、特に郷土芸能を観れるということは、今年はほとんど諦めておりましたので、うれしい誤算というべきか?
カメラマンは小生ただ一人、好きなように撮れたことも良かったですね。
(;^ω^)
まずは庫裏を誉めて・・・
大観音堂に移動し・・・
さらに護摩堂に至って、ひと踊りして終わりとなりました。
東禅寺しし踊りで笛を吹いている役員さんからは、「やはり駒木鹿子踊りはいいなあ~・・・というよりしし踊りはいいなあ」の声。
東禅寺しし踊りは現在は休止中、笛太鼓は揃っているものの、肝心な「しし」を踊る若者が少ないとのことで休止せざるを得ない状態とか?
地域に若者が少ないのは何処の地域も同じ、ただ全然居ないのではなく、携わる若者がいないということ、やはり郷土芸能は伝承という義務感だけではなく好きというのも大切な要素で、その点、駒木の皆さんは上手く伝承活動を行っているんだな・・・と感心しておりました。
ちなみに「早池峰東禅寺しし踊り」の福泉寺奉納は2015年10月17日が最後となっております。
この日、駒木鹿子踊りも奉納で2団体揃ってのお祭りだったようです。
いずれ、ここにきてようやく郷土芸能を観て撮れて良かったと思っております。