JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

JARLがコンテストについての意見を募集

2019-10-14 | シャック便り
JARLが主催コンテストについて意見を募集しています。詳細はこちら

主な内容は2つあり、
(1)QSOパーティ(NYP)の期間延長
現在20局とのQSOを達成すればステッカーがもらえますが、達成が難しい局がいるとして延長を考えているというものです。具体的には
● 1月2日09時から4日21時まで
● 1月2日09時から5日21時まで
● 1月2日09時から6日21時まで
● 1月2日09時から7日21時まで
● その他
から選んで回答するものです。

個人的には「1月2日09時から4日21時まで」で十分だと思います。というのは4日は仕事始めであり、これ以上伸ばしても皆さん仕事ですから意味がありません。むしろ問題は「寒いから20局達成したら終了」ってことでさっさとQRTしてしまう局が多いことにあると思います。なのでアクティブな局がもっと長時間参加することへのインセンティブとして「100QSO達成者にはゴールドステッカーを配布」といった方がベターなのかな、と思います。仮に7日まで伸ばしても20局やって書類提出した局には「終わったこと」ですもんね。


(2)フィールドデーコンテストの日程変更
8月に開催されているフィールドデーコンテストが猛暑の中での開催となるため10月の全市全郡コンテストと日程を入れ替えることへの賛否を問うものです。

フィールドデーコンテストについては以前に6m and Downコンテストとの日程入れ替えが提案されたものの意見募集で否定的な意見が集まり撤回され、現在の8月第1土曜日18時から翌12時までに開催時間を変更しています。

個人的には前回撤回された内容と変わらずこれまた意味のない変更であり、むしろ猛暑対策としては例えば「開催時間を8月第1土曜日18時から翌18時までとし、その中で最大15時間以内」という海外のコンテストにある参加形態にする方がベターなのかな、と思います。地域や個人の事情に合わせて参加することができ、猛暑対策にもなると思います。フルタイム参加を当たり前とすること自体が現状に合わないナンセンスなものになっているからです。


(1)(2)とも正直小手先の修正に過ぎず、抜本的な改革とは言えないです。地方での全市全郡コンテストの参加局の減少(部門やエリアによってはたった1局QSOしただけでエリア1位になれる状態)、6Dコンテストでの勝ちパターンの固定化(8エリアのアクティブ局が少ないマルチに移動することがX50の全国優勝の勝ちパターン)など長期同じルールで続けたことによる弊害があちこちに出てきています。多くがゾンビ化している支部コンテストも含めて抜本的な改革が必要ですし、そうしないとコンテスト離れが進む一方だと思います。

前回の意見募集では6DとFDの日程入れ替えが否決された実績がありますので、「私はこう思う」というご意見をお持ちでしたら積極的に意見表明をした方がいいと思います。
コメント
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