2022年1月2日(日)
一昨年までは正月と言えば、山ランの低山稼ぎに遠征するのが恒例となっていた。2日からアマチュア無線のQSOパーティが行われ、一年で一番お空が賑わう時だ。しかし昨年はコロナ禍で自粛が呼びかけられていたので日帰り登山に変更した。今年も天気予報を見ながらどうしようかと考えていたが、毎日家でブラブラしていても仕方がないので山に行くことにした。
行き先は、比較的近場の川西市方面。宝塚市との境界にある愛宕山(335m)とその北にある大平山(257m)を選んだ。山の南側にある満願寺からスタートする。愛宕原ゴルフクラブの前を通過して舗装路を進む。この道もゴルフ場の所有地のようで途中には整備のための施設なども点在する。舗装路の終点では、コース横のカートが通る道を歩くことになる。途中で見た表示を総合すると、余り歓迎はされないだろうが通行が禁止されている訳でもないようだ。
ここからゴルフコースの端を歩く
ゴルフ場の端っこから草の茂った道を入る。少し進むと歩きやすい道が現れた。峠まで来ると愛宕山登山口の表示がある。愛宕山へはここから良く踏まれた尾根筋の道を登った。山頂には2基の石灯籠があった。本来はその先にお堂があったと思われるが今は石でケルンが積まれていた。神戸市中央区から出ていたJQ3CSF局と430MHz・FMで交信し来た道を戻る。
愛宕山登山口の表示
樹木に囲まれた愛宕山山頂
峠から北の若宮集落へ通じる道を下ると種類はよく分からないが花木の栽培地に出た。舗装路を通って大平山登山口に向かうとまたゴルフ場が見えてきた。大平山へ登る道も地理院の地図には描かれていないが、現地には良く踏まれた良い道があった。途中のポイントには地元の山の会が付けられたであろう新しい指導票もかかっていた。
ハイキングコースの標識もある
大平山への登り
わかりやすい指導票
振り返ると西にある向井山
三角点(299.3m)
途中から大阪市方向
山頂手前の分岐、道は何本もあるらしい
大平山山頂は手製のベンチもおかれ、東側の木が切られていてこの日一番の眺望が広がっていた。無線は御所市移動の山ランメンバーJH3JFF局と新年の挨拶を交わした。すると一組の御夫婦らしき登山者がやってきた。ここまで山中では誰にも会わなかったが、結構ハイカーが登ってくる山なのかも知れない。下山中にも別の登山者とすれ違った。
大平山山頂
山頂から川西市街と正面は箕面方面の山並