6月5日(日)
京都北部大江山の北西に権現山(526.7m)という名前の山がある。故郷与謝野町に位置するが、山ランをするまで名前を聞いたことも無い山だった。5日に少し時間が出来たので、以前にネット検索で見ていた「やまあそ」さんの登頂記を参考に登ってみた。
2万5千分一地形図を見ると、権現山の西方、兵庫県境近くに滝から加悦奥まで道の表記がある。今回は、南側の滝峠側から登り、権現山西方の鞍部から山頂を目指す計画であった。府道滝峠手前の登山口には「権現」の標板があり、笹を分けると踏み跡が確認できた。
登山口に合った標版
道の横を谷川が流れているが、細い割には流量が多く音を立てて流れている。しばらく行くと小さな滝があり、道が不鮮明になっている。地形図にはそもそも谷川の記載が無く、滝のどちらを登ろうか考えて山頂に近い右手の斜面をよじ登る。その先も道は見当たらず、目の前に見える尾根を登ってみることにした。尾根に登ると、大半を鹿に食われたのか背丈の低い笹が生えているものの、比較的歩きやすい尾根が山頂方面に続いている。その先は、磁石とGPSを頼りに、山頂方面まで尾根を辿る。笹が生えているのも少しだけで、藪も無く歩きやすい尾根道が山頂まで続いていた。
権現山の三角点
山頂は適度に木が刈り払われていて、東方面の展望が得られる。しかし今日は霞が濃く、わずかに大江山が望める程度だった。430MhzでCQを出すと、豊岡市の同名の山権現山からJL3IXW局の応答があった。話しているうち、IXW局が「やまあそ」さんと分かり、HPを参考に登ったことが話題となる。
山頂先の見晴らし岩から霞の大江山連峰
下山は来た尾根を戻る。帰ってからGPSの軌跡を確認して分かったことだが、当初予定していた道を大分はずれ、鞍部への途中から別の尾根を歩いていたことが分かった。
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