12月11日(日)
地形図「田辺」には未踏の山が多い。今日は城陽市の鴨谷から高塚林道を上がり、綴喜郡の艮山までの往復を計画、途中で高塚山、高尾山に登り、余裕があれば飯盛山をも探索する予定で出かけた。
国道307号線の鴨谷に「上方温泉一休」がある。その向いが高塚林道の入口だ。林道を入るとすぐに木製の橋があり、「普通車以上通行禁止」の表示がある。その先も路面の荒れた所があり、車は国道沿いに駐車場所を求める。
一座目は高塚山(223m)。林道を上がると突然立派な石積が現れ、その先に広い道のようなものがある。しかし、少し進むと道も不鮮明になり、後は松の低木などの藪の中を高みを目指して登る。山頂は低木に覆われた小広いところで、地形はなんとなく城跡のような感じがした。展望はない。430MhzでのCQに、川西市のJH3UUT局、亀岡市のJA3LOZ局から応答があった。
高塚山へは、石垣の先から取り付いた
松の低木が繁茂した高塚山山頂
二座目の高雄山へは林道の終点から広い山道を登る。途中、古い車や重機が捨てられていた。ところが、その先で道がよく分からなくなり藪漕ぎをして尾根に取り付き、何とか高雄山(443m)に到着した。山頂にはたくさんの山名プレートがかかっていた。枚方市国見山のJM3GVH局に声をかけて山ラン終了。
山道に復帰したところにあった高雄山への案内
高尾山山頂も展望なし
三座目の艮山へは、「手の平」という峠への表示を頼りに進む。途中から井手町と宇治田原町の境界を歩くことになり、境界杭が目印となる。高尾山と艮山の間は、歩きやすい尾根筋の道だった。艮山山頂(444m)には三角点があり、山名プレートも多くかかっていた。野洲市移動のJI3AZH局と交信し、昼食にする。
手の平峠の大きな看板
艮山山頂の三角点
三座を終えて往路を戻る。手の平の先に宇治田原町南に下る分岐があり、こちらの道から高塚林道へ下ることにした。順調に下っていたものの途中で道を失い、やや強引に斜面を下って林道に復帰することができた。
高塚林道入口の鴨谷案内板まで戻ってきたのが14時過ぎ。時間に余裕があったので飯盛山もチャレンジ。飯盛山は低山ながら、地形図を眺めていても何処から取り付いたらいいのかよく分からなかった。しかし、案内板に鴨谷の滝への道が表示されており、とりあえずその道を進んでみることにした。鴨谷の河原を歩き飯盛山に近づいた辺りから適当に斜面を登る。低山ながら結構な急斜面で、藪とシダが繁茂しており歩きにくい。何とか山頂に到着できたが、山頂も腰までシダが茂っていて移動するのも厄介な様子だ。岸和田市のJP3AIM局、豊中市のJH3HYI局、堺市のJA3WPN局と交信し、本日の山ランを終了した。(下山中に鳥居と熊鷹大神の社が見えたのでここへ下りたが、その先は石屋の敷地で、ゲートが閉まっており出るのに苦労した。ここに下りるのは間違い。)
シダの下草が繁茂した飯盛山山頂
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