11月20日(土)
今日の京都は小春日和で、紅葉を求める観光客がとても多い。5番のバスも大幅な遅れの上に車内も観光客で混んでいる。修学院離宮道のバス停で下車し、京都側からのもっともポピュラーな登山道であるきらら坂から比叡山を目指す。バスを降りたのが10時40分。音羽川の左岸を歩き、登山口まで約20分。最初はU字に深く掘れた道だが、水飲対陣跡を過ぎると歩きやすい道となる。登山口から1時間余りでケーブル比叡駅横に到着、初めて休憩を取る。
ケーブル駅横から宝ヶ池方面の展望がよい。遠くには愛宕山が霞んで見える
そこからは紅葉を眺めながら管理用の舗装路をゆっくりと上がり、30分で四明岳山頂にあるガーデンミュージアムに到着した。昔はここに遊園地があったが、今では陶板画と庭園の施設となっている。花の季節も終わりに近づき、ハイシーズンには1,000円の入園料も半額になっている。山ランに有効な四明岳(838m)山頂はこの庭園の中にあり、どうしてもお金を払って入園しなければならない。ちょうど展望台のあたりが山頂のようだ。展望台からは360度眺められ、遠く白山が見えることもあると書いてあるが、今日は霞んでいてそんなに遠くまで見渡せない。展望台から枚方市国見山移動のJM3GVHに声を掛けて山ラン終了。せっかく入ったのであとは園内を散策し、昼食もベンチでゆっくりと食べる。
池越しに四明岳山頂の展望台を見る。絵画のような風景だ
園内をゆっくりと散策したので、比叡山のもう一つのピークである大比叡山頂に向う。山頂の駐車場を挟んですぐ目の前にあり、10分とかからない。大比叡(848m)山頂には一等三角点があるが、四明岳と違って訪れるのはハイカーだけだ。50mhzのアンテナをセットするが入感なし。144mhzで三重県津市移動のJN2JBN、JL3HZCと、430mhzで奈良若草山移動のJQ3CUQと交信できた。下山は基本的に来た道を戻る。午後になっても登ってくる登山者と次々に出会う。水飲対陣跡からは赤山蝉院への道を下った。
大比叡山頂の三角点
来春は生駒山にお邪魔します。