八ヶ峰
2024-06-23 | 日記
2024年6月22日(土)
遅かった梅雨入りが近畿地方もようやく昨日になって発表された。各地で大雨も降っているようだが、22日は日中は天気が持ちそうだったので、前線から遠い北部の山を探して行ってみた。八ヶ峰(800m)は京都と福井の県境にあり、西に行けば先日登った頭巾山、東は三国岳から百里ヶ岳へと続く。ずっと前に東の五波峠から県境尾根を往復したことがある。今回は南丹市美山町知見から西の鯖街道と呼ばれた知井坂を登ってみることにした。
美山町も結構あちこち行っているが知見まで来たのはたぶん初めてだ。府道の舗装路終点に駐車場があり知井坂の登り口となる。初めのうちはやや急な坂を九十九折りに登る。スキー場跡や大野ダムの知見雨量計を過ぎるとなだらかな道となる。古道の名残もあり歩きやすい良い道だ。山頂手前で高圧線の鉄塔があり、若狭と丹波両方の展望がある。
知井坂登山口
スキー場跡辺り
知見雨量観測局
南無妙法蓮華経 一千部法界と読める
寛政十一年は1799年
鉄塔から日本海側
反対側、真ん中は愛宕山かな
八ヶ峰の山頂は松の木など適当に樹木もあり、これからの季節には日影ができてちょうどよい。八ヶ峰という名も丹波、丹後、山城、近江、若狭、越前、加賀、能登の八ヶ国が見えるというところから名前が付いたとも言われるらしいが、そこまで見えるかどうかはさておき眺望は良い。
無線の運用は、HFのアンテナを立てて7Mhzや10MhzでCQを出すが、まったくお呼びがかからない。仕方がないので呼びに回って何とか4局と交信し、その後は430Mhzや50Mhzでも何局か追加することができた。誰も来ない山頂でゆったりと時間を過ごし来た道を戻った。
八ヶ峰山頂
山頂から北側の眺望
山頂での運用風景
登山口周辺にはジギタリスが多く咲いていた
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます