8月3日
車を借り、母と長女を伴い、片道2時間半かけて、念願の富良野の「風のガーデン」に行きました
新富良野プリンスホテルの敷地内にあり、ホテルの駐車場に車を置いて、シャトルバスに乗っていざガーデンへ。
バスを降りて目に付いたのは、ガーデンを造るために剥がした芝を積んで作った低い塀。草も茂って、とてもナチュラル。
草屋根の、物置小屋かしら 昔風で、緑濃い風景に馴染んでいます。手前はグラスガーデンになっているそう。
メインガーデン手前にはアイランド型の宿根草の植栽がいくつかありました。此処は真っ赤なモナルダ(ベルガモット)が印象的で暖色系。
ガーデン内は夏の宿根草が咲き誇っていました。ピンク系のモナルダとエキナセナ。赤い花はボリゴナム・アンプレキシコール。どの花も、ノビノビ空に向かって咲いています。
ガーデン内にはこうしたアイアンのアーチがいくつかありました。これはロニセラ(ハニーサックル)のアーチ。こうしてみると草花の背がいかに高いか分りますね。
白い小さな花はサクシセラ・フロスッテッドパールズ(貞三先生の花言葉は「死んだおばあちゃんの形見の針山」)
アーチを抜けると木製のパーゴラ。手前のフウチ草がサワサワと。ピンクはフロックス・パニキュラータ、白い花はクリサンセマム・スノードリフト。
沢山の草花が入っていて、どれも大きな株で、鬱蒼としているはずなのに、圧迫感がないのは、ガーデンの広さと、植栽計画と、お手入れのたま物なのでは。
小道を歩いて見つけた小さなサイン。第8話のタイトルになったフロックス・(パニキュラータ・)ノーレライ(花言葉は「妖精たちの新盆の送り火」)。
フロックス・パニキュラータは北海道では旧盆の頃に咲くので「盆花」と呼ばれています。
草花の先にグリーンハウスの屋根が見えます。ドラマそのままです~ 風がそよ吹くと、さらに気分が盛りあがります。
ハウス内はドラマを思い出させるセット。カーテンが少し風になびいて。
メインガーデンを出て、気に入った苗を探しに「ルイと岳の苗床」へ行く途中で見つけた、キノコとカエルの陶器のオブジェ。
赤いキノコをつい衝動買いしてしまい長女に「コンセプトがない!」と駄目出しされる羽目に
「カンパニュラ・プンクタータ・ウエディングベル」の苗をお土産に買いました。
実家の母が孫娘を嫁に出す日が来るのは、いつになることでしょう
ガーデンは4人の女性の方々で草取りなどの管理をされているそうです。広さを考えると大変な作業です。おかげで美しい風景を楽しめるのですから、ありがたいことですね。
大勢のお客さんがいましたが、背の高い宿根草が目隠ししてくれたおかげで、あまり気にならず、ガーデンを眺めて歩けたように思います。
季節のせいもあるのでしょうが、視覚も植栽の考慮に入れているのでしょうね。
貞美とルイが腕を組んで歩いている結婚式のシーンを思い出して、二人の背が高い事を実感しました
バラや構造物に頼らないデザインで、宿根草の良さを最大限に引き出していて、季節季節に何度も訪れたくなる、ナチュラルで素敵なガーデンでした
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