旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

イングリッシュローズと原種

2010年05月27日 09時10分19秒 | 旧庭(~2014March)
今朝はすっきり雨が上がって気温も少し低めで、草花は落ち着いた状態です。

我が家のイングリッシュローズ:グラハムトーマスが咲きました。
昨年幼虫に根を食害され、根も1/4ほどに減ったと思うのですが、それでも今年も咲いてくれたのです。
あの状態からよくもここまでと感心します。春に様子を見ながら剪定したのが良かったのかもしれません。
今年はクレマチス・ジャックマニーとは全くコンビになりそうにありませんが、手前のラベンダーが咲いてきて、紫と黄色の好きな組み合わせになりました。


ティの香りが個性的です。


エブリンは順調に成長していたのですが、先日根の張り具合を見るとほとんど見当たらず、心配して掘ってみたら幼虫を一匹見つけました
秋に土替えをしたときに見落としていたのかもしれません。
蕾を切って生け、株は強剪定して植え替えました。ひたすら復活を祈るのみ。また素晴らしい香りに出会いたいわ



原種のロサ・グラウカも小さな花を咲かせています。房咲きなのでいっぺんに咲くのかと思いきや、一輪二輪づつ。
なんとも暑さに弱い品種で、この後、ワイン色の可愛らしい実をつけるのですが、それも真夏には落ちてしまいます。
先日「花菜ガーデン」で、このバラとそっくりな「カルメネッタ」を見ましたが、そちらは暑さに強いみたい。
土地に会わない植物を植えてはいけないという見本です。知らなかったのよね~


ハマナスも咲いてきました。今年は遅いです。
こちらも先日株元から粉を吹いていて、何とかキクイムシの穴を見つけて薬を注入しましたが、どうなることやら。
今では毎年の追いかけっこになっています。それでもハマナスの持つ生命力を信じて育て続けますよ。



我が家のバラは10年選手が多く、木喰い虫や根を喰う幼虫の害に何度も会いながら、それでも耐えて復活し咲いています。
そんな姿に毎度勇気をもらう庭主です。




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