10月15日(土)
午前10時ごろ層雲峡温泉を出発し、大雪国道を通って、滝上町へ向かいました。
国道ですが両側を山に挟まれたような一本道で信号もほとんどなく、目に入る山の紅葉が美しく車を運転していても贅沢な気分になりました。
一時間半ほどして目的の陽殖園に到着。
高橋武市さんがにこやかに迎えてくれました。
9月には桃色のハギの花が満開だったエリアに花は無く、その分上方の紅葉が一層目立っていました。
紅葉が一層進み、山が明るい
武市さん作出のカエデが真っ赤に
どうしてこんなに綺麗な赤になるのかしらね~
先月はそれほど目立っていなかった赤い実群
たわわに実って青空に映えていました。
ギボウシも枯れ始め黄葉に。
歩いてきた道を振り返ると別の紅葉が存在感を放ってきます。
園内のアチコチに様々な植物の実りがみられて、こんなに綺麗なたわわな赤い実を見るのが初めてなので感激しました
赤以外にも色々な実がアチコチに見られて、見つける度に嬉しくなって
小鳥池付近には小さな滝があります。
どうやってこの場所に滝を作ったのかな・・・水音が心地よいです。
小鳥池周りに白いアスターが咲いていました。
園内の紅葉が池に映って更に綺麗
長女が熱心に写真を撮っていました。
これからさらに赤くなるという色付いた木々と斑入り葉のススキのコンビとか、
周りの山が借景になっていたり、と陽殖園に着くまでに走ってきた道すがらの紅葉の林の中に佇んでいるような気分になります。
林の中ではノリウツギが一層ピンク色に変化していました。
綺麗に色づくのは寒い地方ならではですね。
思いがけずソリダゴ・ファイヤーワークスの群植に出会いました。
こんな所にという発見に心をくすぐられるのです、私。
アスターも数種植えられていますし、
白いクジャクアスターの列植も存在感があります。
色付く林の中を歩くのが楽しいの。
松の花マンネンスギと判明
歩を進める度に突然出会う秋の小花たち
見つける度にテンションが上がるんですよね~
紅葉と木肌とのコントラストも面白いです。
色づく木々に目をやりながらも、晩秋の宿根草などにも気を配り、目を凝らして歩き続けると
沢山の素敵なシーンに出会ってしまう
この林を抜けると、どんな風景が待っているのかしらん。
突然開けた場所に出ると、鮮やかな風景がそこにも
ニ時間ぐらいグルグル巡ったでしょうか。
途中カケスやエゾリスも見かけました
何だろう~いつ来ても発見と驚きがあって、とっても面白いのです
そして自分の庭の心配事など、些末なことに思えてくるの。
10月の限定公開を始めてまだ数年しかたっていないのだと思います。
こんなに紅葉や実りが多いとは、想像を超えていました。
自然であって自然でない自然風庭園
ナチュラル~とかナチュラリスティック~とか、言葉ではくくれない魅力的にすっかりハマってしまいました。
来年もまた訪れようっと
ごく短い動画ですが、雰囲気だけでも伝われば嬉しいです。
晩秋の陽殖園
上野ファームへ続
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陽殖園に行かれたのですね。
高橋武市さんにも会われて…。
すごいです!
じーじは『武市の夢の庭』の本の著者さんと写真家さんと(勝手な)偶然の縁があって、気になっていたのですが、今年の夏は武市さんを訪ねてみたいです。
陽殖園は私の桃源郷でしょうか。
人生をかけて庭作りしている武市さんに憧れます。
『武市の夢の庭』も持っています。
武市さんって面白い方なんですよ~
ぜひ訪れてお話してみてください。