某有名ホスト風に言えば「世の中には二種類の女子しかいない。「赤毛のアン」派か「若草物語」派か」
そんな都市伝説とでもいうような話が、まことしやかに伝えられている少女文学の世界。
方やカナダの広大な風景の中、空想好きの少女がノビノビ育ち、方や日々自分と周りの人間関係にモヤモヤしながら育つ、まったく対照的に見える二つの物語。
そんな風に言われるのもわかる気がします。
そして私は断然「若草物語」派。
「赤毛のアン」は数ページ読んだ段階で「もう、ムリ!」と感じました。
ルイーザ・メイ・オルコットの「若草物語」は何度か読み返し、すっかり主人公のJoのフアンになり、ブログのハンドルネームも子供英語教室のニックネームも迷わず「Jo」にしたほどです。
新型コロナウイルスの影響で公開が伸びてしまい、今になった『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』を観に行きました。
映画館はまだ以前の状態には戻らず、入場には手指のアルコール消毒と検温と一席空ける座席配置になっています。
精神的にも不安は残っていますが、新しい生活様式を守りつつの日常ですから、車で出向いて映画を観てウィンドウショッピングぜずに必要な買い物をして帰宅しました。
そんな中で観た映画『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』
観に行って良かった
原作と初映画とを思い出させるシーンが沢山あり、配役もイメージを損なう事なく適役だったと感じました。
ジョー役のシアーシャ・ローナンとメグ役のエマ・ワトソン、母親役のローラ・ダーンには心動かされました。
物語は過去と現在を行ったり来たりする展開で、過去が原作の世界で、物語は現在で進行という感じかな。
小説「若草物語」を知っていれば一層楽しめるし、知らなくても現代に通じるテーマなので物語の世界は楽しめると思います。
Joの自意識の強さには、今も憧れます。
風景も良かった
原作の舞台のニューイングランドの風景は、まるでターシャ・テューダーの世界。
その中で織りなされる四姉妹と家族と友人の物語。
二時間強があっという間でした
色々書きたい事があるけど、後は観てのお楽しみという事で。
「赤毛のアン」派の方にも、お勧めの映画です。
イメージ写真(切り戻したビオラが咲きました。)
映画館内は空いていました。
まだ日常が戻ってないのだな~と感じます。
映画館の宣伝パネルも「近日公開」の文字ばかり。
集客を考えれば、時期尚早なのかもね。
でもお客さんは少ないから、安全のような気もするけど。
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「女は三つのパターンに分かれる。ユーミンか中島みゆきか竹内まりあか」とも言いますね。
ユーミンは「赤毛のアン」で、中島みゆきは「若草物語」か「秘密の花園」。
とすると竹内まりあは何だろう~少女文学にはなかったのかな。
私は当然、中島みゆき派だけどね