旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

日比谷公園ガーデニングショーと東京パークガーデンアワードをはしご

2023年10月27日 11時24分55秒 | ガーデンショウ・レポート

秋晴れが続いています

昨日は日比谷公園ガーデニングショーを見に出かけました。
昔は大々的に行っていましたが、近年はこじんまりとした感じになっているようです。

秋晴れの日比谷公園

秋バラと季節の一年草が綺麗に咲いていました。

秋バラの背景にアガパンサスのシードヘッド発見。
わざと残しているのでしょうね。


ハンギングバスケット作品がもの凄く多くて、今回のメイン展示のよう。
どの作品も素晴らしかったです

見事な作品の中から一つ選ぶとしたら、今の私の気分はジャズですかね~


寄せ植えも力作ぞろいで面白かったです。
華やかだったり個性的だったり、構造物の方が目立っていたりとイロイロ
自分の庭でもこんな額縁の使い方してみたいかも

和風の多肉の寄せ植えが面白かったです。

寄せ植えやハンギングバスケットの周りでは蝶が舞っておりました。

「東京パークガーデンアワード」の入賞者さんたちのミニガーデンもありました。
それぞれの個性がミニガーデンにも出ていました。

ライフスタイルガーデン部門は、なんだかな~
区画が狭いせいもあり作品が小規模で見ごたえに欠けましたかね~
この作品は好きかな

日比谷公園は第二花壇がリニューアル中で、大きなショーが出来ないのかな
「東京」で開催するなら日比谷じゃなくても良いので、昔みたいに大きなガーデンをいくつも見たいわ~


その後、代々木公園へ「東京パークガーデンアワード」を見に行きました。
春から秋までかけて審査を行うロングランなガーデンコンテストです。
季節が移って、どのガーデンも春や初夏とは全く違う風景になっていました。

赤いペルシカリアが可愛らしい。

グラスの穂がノビノビ~

赤いもわもわはミューレンベルギア・カピラリスでしょうか
秋はグラスが見どころを作りますね。

白いアスターがモリモリ咲いて~

ルドベキア・タカオのシードヘッドとグラスの穂は相性良いです。

トロピカルなガーデンではカンナとバショウが、茂る宿根草に負けじと存在感を放っています。

グラスとダリアも咲いていました。


大型のダリアは絶対支柱が必要ですね。

花々の中を様々な蝶が飛び交っていました。


全体の雰囲気が逆光に映えてイイ感じだったエリア

カラミンサにアゲハ蝶が停まっていたのですが写真がボケてしまい


モデルガーデンへ
遠目には至って地味かと
モデルガーデンはコンテストガーデンと比較して、春から一番or二番に地味ですかね~
それがスタンダートというものかしらん。

春はホームレスが、初夏は半裸のボディービルダーさんたちが日光浴していたベンチに昨日は誰もおらず、落ち着いてガーデンを眺め回ることができました。

アネモネ・フぺヘンシスが良く咲いていました。

シードヘッドと秋の花とのコラボが面白かったですけど、猛暑の中、春咲きの宿根草のシードヘッドを関東南部でわざわざ残すべきなのかどうか・・・ちょっと疑問を感じましたかね~

秋の日のグラスの穂のキラキラと~


ショーガーデンで珍しい宿根草を見つけて驚きました。
このユーフォルビア羽衣は宿根草なのに160㎝以上の大きさで一抱え以上ありそうな枝に花が沢山咲いていて、まるで低木のよう
珍しい植物に出会えるのも、ガーデンショーの楽しさです。

それにしても、初夏にどのガーデンでも呆れるほど咲いていたバーベナ・ボナリエンシスはどこに行っちゃったんだろう・・・
枯れたのか切り戻したのか・・・
「ナチュラリスティックガーデンは決してローメンテナンスではない」と、先日の趣味園でガーデナーの永村さんがおっしゃっていました。
二週間に一度の手入れって、ローメンテナンスなのか否か
3か月も真夏が続く関東南部におけるナチュラリスティックな風景とは・・・
素人には色々疑問もわきますかね~

11月初旬にこのコンテストの結果が決まるようです。
ロングランでナチュラリスティックなガーデンコンテストという初の試みに、どのような判断が下されるのか、興味津々です


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