旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

ライムグリーンの挿し木枝でナンチャッテ盆栽

2011年04月18日 16時35分30秒 | 旧庭(~2014March)

 

いつだったか何気なく挿した小枝に根がついたシモツケ・ライムマウンドの枝。
昨年横に倒し気味に植えておいたら、ちょっとイイ感じで新芽が展開してきたので、盆栽風に仕立ててみました。

 

偶然運ばれたスミレの種も芽が出たようです。
それにしても、このライムグリーンの新芽は魅力的 秋に紅葉すればいっそう素敵。
水抜き穴のない鉢(水盤)なので、水遣りに工夫がいるかも。
白石の分量がもう少し多めの方が良かったかな

 

庭に生えていた苔なので、あまり緑が綺麗ではありませんが、アンティーク風の霧吹きで水を吹きかけて、このままの色をキープしてあげましょう

 スミレは咲くかしら。咲いたらさらに可愛さアップ

「盆栽」とまでは言えないけれど、まもなく青紅葉の季節でもあるし、新緑を室内で楽しむには、こんな方法も良いのではないかしら

 

庭ではスミレと競演してます。

  


シックなバラ模様の鉢で小さな寄せ植えを

2011年04月18日 09時12分19秒 | 旧庭(~2014March)

今朝は曇っていますが、明日は雨が降るというので、今日は一気に草取りをしようと思います。

先日いつものショップで見つけて一目ぼれしたシックなバラ模様の陶器鉢。
何を植えようかな・・・バラを植えたんじゃ余りにベタだし、嫌味な感じになるのでは・・・
な~んて悩みながら探していて、ホームセンターで見かけた銅(黒)葉のキンギョソウ「ブロンズドラゴン」。
これならどう
ラベルによると花はピンクと赤紫の二色咲きのようですが、咲かなくても良いぐらいの葉色かな。
一年草だけれど秋まで咲き続けるみたいなので、長く楽しめるかも。
夏を越せるかな・・・大事に育ててなくては。

バラ模様を活かすために、もう一工夫。
オレガノ「ロタンダフォーリア」を手前に植え込みました。
額のハンギングに入れようかと思って買ってきたのですが、こちらの方がより活かせそうだと思ったの。
だって、バラの花みたいな形をしているんですよ鉢の模様とリンクしてるみたいでは

 

お気に入りの鉢に、お気に入りの植物を植えて、白い花台に乗せ、パソコンしながらチョイチョイ眺めています

 

庭には素焼き鉢などナチュラルな色が合いますが、個性のある鉢を使って、植物を一点植え込んで、手元で楽しむもの良いですよ。

鉢が先か、花が先か、それはその時の「出会い」ってとこかな

 


額縁ハンギングの作り直し

2011年04月17日 19時46分41秒 | 旧庭(~2014March)

今日も穏やかに晴れてガーデニング日和となり、気合を入れて額縁ハンギングの作り直しをしました。

秋に作って以来、手を入れていないので、耐寒性のある宿根草のみ残っている状態。

とりあえず、すべてハンギングから抜き、空っぽに。

根が張っていたし、形を残したかったので、抜くのに少々苦労
ボサボサになっている苗たち

 

イメージに合うよう色々買い足した苗を並べて、レイアウトを考えましたが、アレヤコレヤと思案してもなかなか満足いく感じになりません
なるべく残った宿根草を使いたかったので、さらに植え場所に悩みが。

銅葉を買い足しにはしり、悩みながらも、なんとか額縁ハンギングに植え込みました。
この度は斑入り葉の分量が多くなりましたが、そのほうが夏に向けて爽やかな感じになると思って
まだ咲いていない株もあるので、今は緑が多いですが、咲き出せば次々変わる生きた絵になるはず

右下角の銅葉はブラックペパーミント。触れていると爽やかな香りがしました。
斑入り葉の水色の花はフロックス・ディバリカタ。秋にこの葉が紅葉するらしいです
もう一つの斑入りの丸葉はヘリクリサム・ペティオラレバリエガータ
この部分が特に気に入っております

玄関からアーチ越しに見たら、車庫上コンクリートポーチがさらに美しくなったのでは

 

ガーデニングの合間合間に家事をしながらの忙しい一日。
午後3時には長女にお茶を入れてもらって小休憩。わ~ぉ、職人さんみたい

ハンギングで使った苗の残りは別の鉢に植えて、大きく育ててあげようと思います。

 


ムスカリ「レディーブルー」と黒系ビオラのコンテナと

2011年04月16日 08時50分15秒 | 旧庭(~2014March)

 今日は25度ぐらいまで暖かく(暑く)なる関東南部。水撒きが必要でしょう。

楽しみにしていた水色のムスカリ「レディーブルー水色」が咲いてきて、黒っぽかったコンテナに明かりが射しました。
黒系のビオラとコントラストがハッキリしていますが、水色系のせいか大人しい印象です。

花はごく薄い水色のグラデーション。花の天辺がツンツン立っているのが特徴のようです。可愛らしい
此処にも少し勿忘草を入れました。

春咲き球根のコンテナが車庫上のポーチに揃い踏み。
全体的にパステルカラーなので、花が沢山あっても派手ではなく、優しいふんわりした印象に

玄関側からポーチに目をやると、今までご紹介したコンテナたちで華やかに彩られています。
今年は近年で一番、球根コンテナがあるかもしれません。
どのコンテナにも勿忘草が入っているせいで、お揃い感が出て、一つ一つが孤立せずに済んだ気がします。
これらの花々に思いのほか癒されてしまって・・・球根のコンテナを見直しました。

 

写真を撮っていて気づきましたが、なんと、すっかり諦めていた白万重の新芽が立ってきているではありませんか
まさか、この期に及んで・・・信じられません
なんという生命力、なんという気まぐれ

果たして咲くところまで育つでしょうか。
諦めていたので、それまで設置していたミニ・オベリスクを取り除き、他の植物に使って・・・しまった

新しく買わなくてはいけないかも。

 

 

 


スイセン「ハウエラ」のコンテナと怪しい鉢

2011年04月15日 14時25分48秒 | 旧庭(~2014March)

今日も気温が上がりましたが風が強くて、外に出ると目が痒くなります。

小輪で房咲きのスイセン「ハウエラ」が満開です。
小さなコンテナに勿忘草と一緒に植えっぱなし。

小さいコンテナにビッシリと球根を埋め、日当たりが良いせいもあって、背丈も大きくならず、コンパクトになりました。
レモンイエローと水色の組み合わせは大好き。
ここでも勿忘草がアクセントになっています。

俯いて咲くスイセンなので、したからお顔を覗かせていただきました。
ラッパのふちが少し白みがかっているのですよ。

 

春の鉢植えは可愛いものばかりではありません。怪しげな花もあります。
ユーフォルビア・フェンスルビー。

昨年はハクション大魔王の壷から出る煙のごとく新芽が立ち上がっていたのですが、今年は気づくと落語の「頭山」みたいなイメージになりました。
なんだかとっても、ノー天気


可愛らしい花ばかりでなく、個性的な花を、面白く育てるのも結構楽しめます

 

 


淡い色合いのヒヤシンスの寄せ植え

2011年04月14日 16時56分24秒 | 旧庭(~2014March)

今日は初夏のような汗ばむぐらいの陽気となりました。そろそろ本格的UVケアーが必要でしょうか。

カタログで見て一目ぼれした淡い色合いのヒヤシンスたちで一鉢、寄せ植えを作りました。

アプリコット色のヒヤシンスは「ODYSSEUS (オデッセウス!?)」
花びらの先がフリルがかっていて、少し縮んだ感じで開きます。

 

淡いイエローは「orientalis City of Haarlem (オリエンタリス・シティ・オブ・ハーレム!?)」
高性で、花びらは普通のヒヤシンスのように開きます。

初年度の開花なのでどちらもボリュームがあって、見ごたえも香りも素晴らしいです

これほど高低差がつくと思わなかったのでイメージしていた姿とは少し違いましたが、色合いは想像通り
実は手前のイエロー系が一本が途中枯れてしまったのですが、もし咲いていたら奥のアプリコットが見えなかったかもしれないので、良しとしましょう。

 

こぼれ種から育った勿忘草と開花時期がピッタリで、春らしい可愛らしい一鉢になりました。

それにしても、勿忘草はつくづく寄せ植えの名脇役。他の鉢でも活躍しているのですよ。
花アカデミー助演女優賞を差し上げたいです。

 

 


「オステリアイータリー」 ~ EFiLサロン

2011年04月14日 09時48分33秒 | ライフスタイル

昨日は日中穏やかに晴れて暖かい春の日となりました。
4月のEFiLサロン「ソムリエのワインレッスン&オステリアイータリー・スペシャルランチ」に参加しました。

イタリアワインのお話が伺える&飲めるという企画だったので、自身の食の世界がまた少し広がるかな~、と思って応募したのです。

「オステリアイータリー」は代官山にある大規模なイタリアン・フードマーケット「Eataly Japan」の一角にあるレストラン。
室内の真っ赤なシャンデリアが、陽気なイタリアをイメージさせる、明るく開放的な室内。


昨日イタリアから帰国したばかりというイタリアワインのソムリエの林茂さんの解説とともに食事が進みました。

1 スパークリングワイン「ボッリチーネプロセッコ(Serafini & Vidotto)」は北イタリア産。麦わら色のフルーティで爽やかな春をイメージしたスパークリングワイン。
2 前菜は「アスパラガスのバジル風味クリームソース
 前菜に使われるグリーンの野菜は実はワインの天敵でして、しかし発泡性のワインであれば、同様に前菜で多く使われる魚卵類とも合うので、食事の最初(前菜とともに)にスパークリングワインを飲むのは理にかなっているのです。細いシャンパングラスの方が泡が立ちやすいだけで、当レストランではこの形のグラスで提供しています。

3 白ワイン「アルヌス2009(Casetello di S.Vittoria)」石灰質でスモーキーな香りがし、渋みのある味わい。
 「自家製生パスタ“タリアン”アサリと菜の花」1キログラムに卵黄40個を入れて作る、モッチリした食感の生パスタ。
 イタリアの白ワインには苦味も感じられますが、この苦味が「また飲もう」という気にさせるのですよ。

4 赤ワイン「ネッツビオーロ・ダルバ2006(Castello di S.Vittoria)」ピエモンテ州の南側産。ガーネット色で花の香りのする少しスパイシーなワイン。
 「子羊のオーブン焼きとインカのめざめ(ジャガイモ)」子羊は塩漬けだったのか、非常に塩っ辛かったけれど、インカのめざめは甘く色が綺麗。
 キリスト教ではイースターの頃に羊の肉を食べる習慣があり、春の今の時期がそうですね。赤ワインに含まれるタンニンは葡萄の皮から出るものですが、この赤ワインは少なめです。
また、ワインの飲み方として発泡酒→白→赤と進むのが一般的ですが、それは酔い具合とも関係していて、白ワインは早く酔い、赤ワインはゆっくり酔うように出来ているので、この順番を違えると、酔いが一気にきてしまうわけです。

5 デザートの後の小菓子。この頃には少しイイ調子になっていたのか「紅玉と桜の花のトルタ」の写真を撮るのを忘れました エスプレッソとともに。

その他にも色々お話を伺いながらの、楽しい昼食会。ワインはサービスの腕もあってか、お値段以上の美味しさでした。
お土産にお菓子をいただきました。

 

帰りに併設のマーケットで美味しかったパンとイタリア食材を買い求めました。
「青トマトのジャム」って、どんなお味でしょう

 

代官山はお洒落なお店やカフェが並んでいますね
少しブラブラしていたら、今月号のEFiLで載っていた、今井美樹さんが訪れていた香水のお店「ルラボ」を発見
店員さんに「香水」とは何ぞや、という話など色々伺って、いつか自分のアイデンティティを表す自分用の香水を作ってみたいと思いました。

 

来月のEFiLサロンは「吉谷桂子さんトークセミナーとスペシャルランチ」です。
早々に申し込みましたが・・・当たりますように

 

 


初めてのコンテスト用ハンギングバスケット

2011年04月12日 10時13分49秒 | 旧庭(~2014March)

今朝は少し気温が下がって、冷たく強い風が吹いています。
昨日、新葉が伸びてきたので、ヘレボルスをすべて切りました。
こうして庭も季節が移っていくのです。

今年は、ガーデン関係に色々新しい試みをしようと考えていて、その一環で、手始めにGWに催されるハンギングバスケット・コンテストに挑戦することに
ハンギングバスケットは、スリット式ハンギングバスケットが出始めの頃、一つ買って、パンジーで、雑誌のお手本どおりに作ってみましたが、お手本のように花がこんもり茂らず、中には枯れる株も出て、散々な状態になってしまい、以来作らなくなりました
しかし、昨秋作った額縁ハンギングが思いのほか好評だったので、気を良くして、再挑戦しようと思ったのです。

思いついても、なかなか実行に移せない事もある私。
そこで「励みになる何か」が必要と考えて、今回のコンテスト参加を決意(大げさ)したわけです

苗選びとレイアウトにアイディアが沸かず、それが一番大変だったかな。
とりあえず、こんな感じで、出来上がり

上の方がまだ茂っていないせいもあり、まん丸になっていないのが悩み
それと、今咲いていない花がどのようなタイミングで咲いてくるか、3週間後にボリュームがどれぐらい出るのか、上手く予測がつかないので、本番にどうなるか心配でもあります。

使った植物名はこちら↓

後は背景に台を付けなくてはいけないので、もうちょっと手を入れなくてはいけません。

苗代は3000円以上になりました。
これでどれぐらい長く楽しめるかな。
花が無くても、葉だけでも何とか形になるように作ったつもりではありますが・・・

とりあえず、「習うより慣れろ」の精神で

新しいことに挑戦するのは「脳の活性化にとてもヨロシイ」ようですしね

 

 

 

 


野趣な風景を作る花

2011年04月11日 16時54分17秒 | 旧庭(~2014March)

今日も良いお天気でガーデニング日和。
パンジーとビオラの花ガラ摘みを始めたら、案外時間がかかってしまいました。
そんな時期になったんだな~、と苦笑い。

2、3日前からフリチラリアが咲き始めました。
通販で球根を頼む際カタログには「フリチラリア(バイモユリ)」と書かれていたのですが、バイモユリにもいろいろあるようで、ネットで調べると
フリチラリア・メレアグリス (Fritillaria Meleagris)みたい。
蕾が出てきた時は、ちょっとグロテスクな感じがして、どうなることかと心配したのですが、咲くと俯き加減が可愛い花です。

レンガの小道に沿って、パラパラと植えてみましたが、なんとなく違和感が・・・
長女にもダメだしされてしまいました。

というのも、背景がレモンイエローのプリムローズと水色のハナニラ(イフェイオン)と、チラホラ白いイングリッシュデージーや水色の勿忘草など、可愛らしい花ばかりなので、個性的なフリチラリアが、なんとなく浮いている(ミスマッチ)
花の大きさ的には悪くないと思ったのですが、想像以上に野趣な感じをかもし出す花なのですね。

花の中をのぞくと、黄色の花芯がチラリと見えます。
早々に何本か、野趣味たっぷりな庭奥に移植することにしましょう。

 

植えた覚えがない葉が出てきたのに気づいたのは昨春。
たぶんご近所さんからゲラニウムを頂いた際、土に種がついていたのだと思います。
今年は、花が一輪咲きました。
素朴な印象の黄色い小花は、姫リュウキンカ(キンポウゲ科 Ranunculus ficaria)のようです。

そこで、隣の開いていたスペースにお仲間を植えてあげることに
この銅葉、ラベルには「カラス葉」と書かれていました。
黄色い花が翌日にはオレンジ色っぽい白色に変化しするのも面白いです。

野趣な雰囲気の花は、野趣な仲間と一緒に植えてあげる方がしっくりきますね。

 

震災から一ヵ月たちましたが、未だに行方不明の方が多数いらっしゃいます。悲しくなります。
そんな中、今日も先ほど大きな地震がありました。
被災地では少しずつ復興に向けて進んでいるようですが、まだまだ余震と津波に気の抜けない毎日。
それでも、憂いてばかりいては何も好転しません。
これからも自分に出来ることをしながら、一日も早い復興を願い続けます。

 


早咲きチューリップの風景

2011年04月10日 20時27分54秒 | 旧庭(~2014March)

暖かくてお天気が良くて、最高のガーデニング日和でした。選挙日和でもありましたか

雨の昨日は閉じていた原種系チューリップのレディジェーンとクルシアナクリサンタですが、

今日は朝から花開いていました。ともに4、5年目になるかしら。プランター植えですが昨年から花数が増えてきました。

レディジェーンは外側の花びらはピンクと白ですが、中は真っ白で中心が黄色。濃い赤紫の雄しべがあります。

クルシアナクリサンタは、花びらの外側は黄色とオレンジ色ですが、中は黄色一色。


今は少し早めに咲くレディジェーンの花が大きいのですが、クリサンタはこれから少しずつ大きくなります。

プランターをボーダーガーデンの手前に移動すると、庭がいっそう明るく可愛らしくなりました
全体的に華奢なので、風でソヨソヨなびく姿も愛らしいチューリップです。

 

そんな庭で、次女が鎌倉の豊島屋で買ってきた「さくらさくら」とお抹茶でほっこリ和味タイム
「塩漬けの桜葉をみじんに刻み、紅あんに練り込み羽二重求肥で包み、花びらにしつらえ」た、この時期だけのお楽しみの和菓子。
私の大のお気に入りです
鳩サブレーだけではないのですよ、豊島屋さんは。


テーブルクロスがミスマッチですが、抹茶の黄緑色が、真に似合う季節です。