今日はゴールデンウィーク並みの暖かさになりました。
かねてから訪れたいと思っていた『白洲正子展 ~ 神と仏、自然への祈り』へ行ってきました。
今日にしたのは、開催場所の世田谷美術館の建つ砧公園が桜の名所だからです。
樹齢何年になるのでしょうかね、桜の大木が満開です
大きく伸びた枝が地面について、そこから根が出てさらに枝を伸ばし、その先に花が咲いている様子には、強い生命力を感じます。
植物の持つエネルギーって素晴らしい
平日でしたが多くの方々がお花見を楽しんでいました。
桜を見上げて心安らかな気持ちになっているのでは。
一輪一輪は白っぽいのに集まると薄桃色の桜の花が、青空に映えて、まさに日本の春。
満開の桜の風景は、柔らかく暖かい明るさを心にもたらします。
東北にも早く咲くと良いな~、と願いながら眺めました。
『白洲正子展』では、「美の目利き」といわれる白洲正子が、その足で巡って見聞きし書いた随筆で取り上げられた仏像や絵画などが展示されています。
先日NHKの『日曜美術館』で予習したので、すんなりと白洲正子の世界に入っていけたように思います。
無名の作品でも、美しく感動した物は素直に取り上げた正子の感性にふれる事ができた気がしました。
芸術は素人の私ですけど、作品たちから『気』を感じる、って言うのかしら、見ごたえのある展覧会でした。
白洲正子氏には以前から興味があって、夫君の白洲次郎氏との住まいだった「武相荘」にも足を運んだことがあります。
簡素なのですが落ち着いた美しい空間でした。
彼女の旅は50歳過ぎから始まったそう。さぞ精力的な旅だったのではないかと想像します。
もう少し深く知りたくなり、自伝を買ってみました。
ガーデニングの合間に読もうと思います。単なるミーハー根性なんですけどね
田園都市線用賀駅から世田谷美術館へ向かう遊歩道甍道沿いに、ちょっと面白いお花屋さんを発見
雑貨も少し扱っていて、店内は少し暗めのアンティー風で、お茶が頂けるカフェにもなっています。
手作り感が気に入ったので小皿を3枚ほど買ってきました。
断捨離しているはずなんですけど・・・マダマダ道は遠いな~