旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

小さな花びらに雨粒が

2011年04月09日 09時20分59秒 | 旧庭(~2014March)

今日は雨になりました。まだ小雨ですが、これから本降りになるのかしら。

紫のニオイスミレは小さな雨粒でも、とても重そう。

 

エロディウム(流通名 姫フウロソウ Erodium Variabile)が咲きだしました。
濃い緑の葉が、ピンク色の花を引き立てています。
小さな花なんですけど、それでもまん丸の小さな雨粒が

 

黒系のビオラも沢山咲いてきて、中からムスカリが顔を出してきました。

今日は一日雨の予報。
ガーデニングの無い日は、室内でノンビリお茶でも飲みながら読書できると良いのですが、本日土曜日。
家族が居るので、主婦はいつも以上に忙しいです。

 


砧公園の桜と『白洲正子展』

2011年04月07日 21時12分33秒 | お出かけ先の庭と花

今日はゴールデンウィーク並みの暖かさになりました。
かねてから訪れたいと思っていた『白洲正子展 ~ 神と仏、自然への祈り』へ行ってきました。
今日にしたのは、開催場所の世田谷美術館の建つ砧公園が桜の名所だからです。

樹齢何年になるのでしょうかね、桜の大木が満開です

大きく伸びた枝が地面について、そこから根が出てさらに枝を伸ばし、その先に花が咲いている様子には、強い生命力を感じます
植物の持つエネルギーって素晴らしい

平日でしたが多くの方々がお花見を楽しんでいました。
桜を見上げて心安らかな気持ちになっているのでは。

一輪一輪は白っぽいのに集まると薄桃色の桜の花が、青空に映えて、まさに日本の春。
満開の桜の風景は、柔らかく暖かい明るさを心にもたらします。
東北にも早く咲くと良いな~、と願いながら眺めました。

 

『白洲正子展』では、「美の目利き」といわれる白洲正子が、その足で巡って見聞きし書いた随筆で取り上げられた仏像や絵画などが展示されています。

先日NHKの『日曜美術館』で予習したので、すんなりと白洲正子の世界に入っていけたように思います。
無名の作品でも、美しく感動した物は素直に取り上げた正子の感性にふれる事ができた気がしました。
芸術は素人の私ですけど、作品たちから『気』を感じる、って言うのかしら、見ごたえのある展覧会でした。

白洲正子氏には以前から興味があって、夫君の白洲次郎氏との住まいだった武相荘」にも足を運んだことがあります
簡素なのですが落ち着いた美しい空間でした。

彼女の旅は50歳過ぎから始まったそう。さぞ精力的な旅だったのではないかと想像します。
もう少し深く知りたくなり、自伝を買ってみました。

ガーデニングの合間に読もうと思います。単なるミーハー根性なんですけどね

 

        

 

田園都市線用賀駅から世田谷美術館へ向かう遊歩道甍道沿いに、ちょっと面白いお花屋さんを発見

雑貨も少し扱っていて、店内は少し暗めのアンティー風で、お茶が頂けるカフェにもなっています。
手作り感が気に入ったので小皿を3枚ほど買ってきました。

断捨離しているはずなんですけど・・・マダマダ道は遠いな~


 

 


黄色と白と青が好き♪

2011年04月06日 20時15分31秒 | 旧庭(~2014March)

春本番の暖かさでした。午後から思いっきりガーデングを

アチコチに植えているスイセンの球根は、実家から持ってきたり、自身で買ったりしたものが交じり合い、どこで何が咲くのかわからない状態
しかも球根割れするのか、気が向いた年にしか咲かなくなってしまいました。
大概の花がそうですが、同じ品種でも色が変わったり形状が変わると開花時期が微妙にずれてしまします。
我が家のスイセンも、球根が交じり合っていても同じ品種は同時期に咲くみたいで、一輪一輪アチコチに孤独に咲いています。
後ろ向きに咲いてしまった花も

なので、すべて切って花瓶に挿しました。
毎度のことですが、黄色と青のコンビが好き

先日でかけた平塚の産直「あさつゆ広場」で買っってきた切花たちがまだ咲いています。
黄色はストック。独特の強い香りがします。
青い花はルピナス。初夏にそそり立つように咲く品種ではなく、ふんわりとした小ぶりのルピナスです。
白のアリストロメリアとピンクのナデシコは桃の節句のアレンジの残り。蕾が最後まで咲いてくれました

 

長女は、花かんざしが次々咲いてくるので、ドライフラワーにするべく切って干していますが、この後どうするのかしら。
こんな風に並んでいるのも可愛らしいです。

 

今週から始まったNHKの朝ドラ「おひさま」のタイトルロールに押し花が使われていて、素敵だな~と思いながら見始めました。
物語には、なんだか今の日本を勇気付けてくれるような予感が。
安曇野の風景も主人公のお店の庭もお花が一杯で、心癒されます。今後の展開に大いに期待

 


『北海道ガーデンを旅する』

2011年04月05日 14時05分50秒 | ライフスタイル

今日は最近買ったガーデニング関連の本をご紹介します。

世界文化社から発行された別冊家庭画報『北海道ガーデンを旅する 風渡る大地、魅惑の花園』です。
昨年、同誌にて北海道の珠玉のガーデンがいくつか紹介されましたが、それが独立して一冊の雑誌になったようです。
ムック版というのでしょうか。



私もお勧めのガーデンがいくつも取り上げられていて、かなり嬉しい
写真もとても綺麗で、庭の写真集のようでもあります。流石
庭のコンセプトやガーデンマップ、風景草花は勿論、そこで頂ける食や、お土産についても紹介されているので、
これから北海道のガーデン巡りを計画されている方は、一度手にとってもみると良いのではないでしょうか。

超お勧めではありますが、家庭画報に比べると薄く一回りサイズの小さい本ですが、値段は1800円。
お財布と相談してみてくださいね。

この雑誌に載っている以外にも、今年は新オープンのガーデンもありますし、
オープンガーデンのチャリティイベントもあるようです。
北海道のガーデニングが益々充実していく予感

機会がある度に書いてますけれど、
是非私の故郷の北海道のガーデンを巡ってみてはいかがでしょう。

 

              


また、EFiLの読者レポーターとして、今月号の「エミューズ 口コミ連絡帖」で、他の方々に混じってお花見スポットを一件紹介していま~す。

 




いつもの場所に、いつもの花が

2011年04月04日 14時03分10秒 | 旧庭(~2014March)

お天気になりましたが、風が冷たくヒンヤリします。

4月に入って、やっとプリムローズが咲き出しました。
いつものようにレモンイエローのボーダーを作るには、もう少し掛かりそう。

プリムローズの背景に、ハナニラも咲いてきました。
コンビでアーチまでのアクセスを春らしく彩ってくれるのは、今年はいつごろかな。

こぼれ種でアチコチに顔を出すイングリッシュデージーも一つ二つと咲いてきました。
今年はプリムローズの手前にチラチラと。勿忘草も咲いてきて、レンガの小道周りは小花で一杯になるかしら

 

植えっぱなしのムスカリと一緒に、いつものようにミニ・ギボウシも芽を出しました。
ツンツン飛び出してくるのですよ。

ハニーサックルも新芽が伸びて早いものは蕾が見えてきました。
フェンスを彩るのは、きっと5月になってからでしょうけれど、こうして花芽を探すのは楽しい

 

ありがたくない芽も出てきました

今年も、いつものように、コヤツとの戦いが始まるのです。
いつもの場所にも、そうでない場所にも、神出鬼没で困りものです


いつものように、いつもの場所で・・・そんな日常をおくっている庭を、今春は、いつもとは違う気持ちで眺めている自分が佇んでいます。

 




スミレの季節もやってきて

2011年04月03日 15時19分17秒 | 旧庭(~2014March)

昨日とはうってかわって、今日は曇って冷え込んで、気温も一ケタ台になりました。
ガーデニングはお休みに。

毎年咲いてくれる小さなスミレたち。
タチツボスミレは、いつも庭のアチコチ咲きたい場所で咲いています。
シモツケ・ライムマウントの株元でマンネングサに混じって咲いてみたり
薄紫色が落ちついた可愛らしさをかもし出しています。


藪椿のコンテナに植えているアリアケスミレ。
細長の縞の入った花びらが特徴で、花びらの先がほんのり濃くなっていて、愛らしい


昨年秋に植えた宿根スミレ「紫式部(=ビオラ・ラブラドリカ)」も咲いてきました。
先日購入したものより葉が丸めで、大きいのですが、結局同じ品種。
育て方で変わるのかしらね。銅葉が個性的。
増えると、周りのタチツボスミレとコンビに咲いて、面白い風景ができると思うのですが・・・
どちらかが勝ってしまうのかな。辺りの変化も見ものかも

タチツボスミレはあまり移植は好まないみたいですが、今回は上手く行ったな~
と、喜んで写真を撮ったら、予想外の芽が写っていました
この鉢はたぶん昨年ボニカ’82から出た台木の芽を移植したもの。その細いか弱そうな株から、また新たな芽が

バラの台木は野バラが多いそうですが、どんな花が咲くのでしょう。
台木と知らずに育てた友人宅ではロサ・ムルティフローラでしたが、我が家もそうかしら。
いつ咲くともわかりませんが、とりあえず大きく育てたいと思います。

ちなみに、その友人宅では主木の真紅の現代バラは枯れていて、赤い実をつけたムルティフローラが元気に茂っていました。
「これは台木なんだよ」と教えるには手遅れだったのですが、友人の庭は和モダン風なので、それはそれで、結構似合っているのではないかとも感じましたし、本人もそれはそれで、気にしていない風でした。
とりあえずOKということでしょうかね

 

 

 


ドラゴン柳の新芽と寄植えのその後

2011年04月02日 17時35分08秒 | 旧庭(~2014March)

今日は気温が上がって、一段と暖かかったです。

暖かくなって寄せ植えのドラゴン柳に芽が出てきました。
寄せ植えも全体的にこんもりと茂ってきて、そろそろ終わりになってきたヘレボルスに替わって、玄関前を明るくしています。
「マスカットのジュレ」のハンギングもこんもり。
ドラゴン柳は雲竜柳の一種だそうですが、クネクネに枝が伸びるのでしょうか・・・怖いもの見たさでもあります。

カレンジュラちゃんは伸び放題になっていたので鉢から飛び出していた部分を切りました。
長く咲く花なので、切り戻ししながら育てなくてはいけないようです。
小さいけど、元気一杯 しぼんだ花ガラ(写ってます)をそのままにして置くとすぐに種が出来てしまうので、まめに花ガラは摘みましょう。


ボーダーガーデンのスイセンの手前に、植えっぱなし3年目ぐらいのヒヤシンスが咲きました。
これぐらいの大きさの方がスイセンと似合っているように感じます。


今日は午後から花の空き地のお手入れをしました。
冬中防寒のために伸ばしていたレモングラスの葉を株元からカットしたり、枯れ草や枯れ枝を取り除いたり。
半分ぐらいまで頑張りました。
最近、タバコの吸殻を捨てる人がいてご近所さんが気をもんでいましたが、今日も3本ほど見つけました
枯れ草に火がついたら大変だし、塀沿いは丹念に草とりし、念のため水を撒きました。
キレイになったらアップしま~す

 

 


庭のピンクと白とわずかに黄緑!?

2011年04月01日 11時59分10秒 | 旧庭(~2014March)

今日もポカポカと暖かい春らしいお天気です。浮かれて朝から庭掃除しました。

花桃が満開になり、吐き出し窓から見上げると空がピンク色
庭ではフェンス越しに枝を伸ばしたお隣の雪柳と、今年も素敵なコンビになりました。

そして例年通り黄緑色の野鳥がやってきて花を散らしています
すばしっこくて上手く写真に捉えられませんでしたが、夢中で花をついばんでいる様子が伝わるかしら

 

昨年作ったスキミアの寄せ植えもこんもり茂ってきました。
中心のルリマツリは、やっぱり枯れてしまったのかな

スキミアの花も可愛らしいくて大好き。長く楽しめる花木です。

 

今日は4月1日。年度替りの日。気持ちを少しは切り替えて、前に進んでいきましょう