昨日は長女を連れて、横浜イングリッシュガーデンへ。
世界3大フラワーショウでゴールドメダルを受賞した造園芸家の二宮孝嗣氏のセミナーへ参加しました。
秋のガーデニングのセミナーは、他に3回あり、これが初回。
詳しくはこちら http://www.y-eg.jp/archives/1022
「世界の庭の歴史」ではイングリッシュガーデンのたどってきた道筋を、エジプト文明から現代にいたるまで、スライドの写真とともに、わかり易く解説され、初めてヨーロッパの庭の歴史について聴いた長女には、とても新鮮だったようです。
特に日本庭園との対比では、ヨーロッパの庭が富と文化の中心とともに、庭の繁栄が移り変わっていったのに対し、日本は精神文化として広まり発展していったというお話は興味深く、西洋と日本では、庭に対する世界観も価値観も、自然感も全く違うのだと、再認識しました。
「世界のフラワー ガーデンショウ」についてはご自身の経験とガーデンショウの様子なども、スライド写真ともども解説され、特にチェルシーフラワーショウの規模の大きさや雰囲気には、心そそられました。
また、現代はイングリッシュガーデンが人気ですが、現在のフランスの草花の植栽の色使いなどは見逃してはいけない素敵さがあるとも。
テーマに沿って、時折話の中に混じってくる話題の中に、ハウステンボスの薔薇園があり、二宮氏も「日本で一番の薔薇園」で「特に運河のバラは、他に例を見ないぐらい素晴らしい」とおっしゃり、同様に感じている私は密かに喜んでしまいました
間もなくハウステンボスで始まる「ガーデニングワールドカップ」には、ご自身も出向かれるそうです。実は私も
セミナーに参加の皆様も、「行きたいわ~」などの声が上がっていたので、ハウステンボスとガーデンニングは、徐々に浸透しているのだな~と感じました。
一時間半の予定でしたが、話は尽きず、まだまだ話したりないご様子でしたが、時間切れのため、その後は二宮氏とともに横浜イングリッシュガーデンを散策して、終わりました。
横浜イングリッシュガーデンはリニューアル工事が終わったところで、まだ十分草花の育っていない場所もありましたが、今年は管理が行き届いており、バラの新芽がグングンと伸びていて、秋バラも楽しめそう
ローズ&クレマチスガーデンでは宿根草が茂り、季節の花がよく咲いていました
板壁ではクレマチスが。
ローズ&ペレニアルガーデンはホワイトガーデン。
モリモリと草花が育ち、白い草原チック
ローズ&グラスガーデンではグラスの穂が、サワサワと風に吹かれて気持ち良さそう。
茶色いバラのテディベアとも相性宜しい
夏から秋の、ワサワサっとした風情も好きだな
奥のローズ&ナチュラルガーデンは、リニューアル直後とあって草花はまだ小さな株でしたが、ガーデン奥に新たな散策路が設けられ、今後はまんべんなく植物を見られそうです
アーチのバラもずいぶん上まで枝を伸ばしている様子。
早や来年に期待大。
来月は別のセミナーで訪れるので、また違った風景を見られるのでは。
今年の残暑にも負けずに青々と育っている植物を見るにつけ、ガーデナーさん達は頑張って管理されているな~と感じました。
それにしても無料の講座は大変有難い。
ガーデンへ足を運ぶ切っ掛けになりますしね