旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

ガーデニングセミナー in 横浜イングリッシュガーデン

2012年09月18日 10時38分50秒 | ガーデニングセミナー

昨日は長女を連れて、横浜イングリッシュガーデンへ。
世界3大フラワーショウでゴールドメダルを受賞した造園芸家の二宮孝嗣氏のセミナーへ参加しました。
秋のガーデニングのセミナーは、他に3回あり、これが初回。
詳しくはこちら http://www.y-eg.jp/archives/1022 

世界の庭の歴史」ではイングリッシュガーデンのたどってきた道筋を、エジプト文明から現代にいたるまで、スライドの写真とともに、わかり易く解説され、初めてヨーロッパの庭の歴史について聴いた長女には、とても新鮮だったようです。
特に日本庭園との対比では、ヨーロッパの庭が富と文化の中心とともに、庭の繁栄が移り変わっていったのに対し、日本は精神文化として広まり発展していったというお話は興味深く、西洋と日本では、庭に対する世界観も価値観も、自然感も全く違うのだと、再認識しました。

世界のフラワー ガーデンショウ」についてはご自身の経験とガーデンショウの様子なども、スライド写真ともども解説され、特にチェルシーフラワーショウの規模の大きさや雰囲気には、心そそられました。
また、現代はイングリッシュガーデンが人気ですが、現在のフランスの草花の植栽の色使いなどは見逃してはいけない素敵さがあるとも。

テーマに沿って、時折話の中に混じってくる話題の中に、ハウステンボスの薔薇園があり、二宮氏も「日本で一番の薔薇園」で「特に運河のバラは、他に例を見ないぐらい素晴らしい」とおっしゃり、同様に感じている私は密かに喜んでしまいました
間もなくハウステンボスで始まる「ガーデニングワールドカップ」には、ご自身も出向かれるそうです。実は私も
セミナーに参加の皆様も、「行きたいわ~」などの声が上がっていたので、ハウステンボスとガーデンニングは、徐々に浸透しているのだな~と感じました。

一時間半の予定でしたが、話は尽きず、まだまだ話したりないご様子でしたが、時間切れのため、その後は二宮氏とともに横浜イングリッシュガーデンを散策して、終わりました。


横浜イングリッシュガーデンはリニューアル工事が終わったところで、まだ十分草花の育っていない場所もありましたが、今年は管理が行き届いており、バラの新芽がグングンと伸びていて、秋バラも楽しめそう


ローズ&クレマチスガーデンでは宿根草が茂り、季節の花がよく咲いていました

 

板壁ではクレマチスが。




ローズ&ペレニアルガーデンはホワイトガーデン。
モリモリと草花が育ち、白い草原チック


ローズ&グラスガーデンではグラスの穂が、サワサワと風に吹かれて気持ち良さそう。
茶色いバラのテディベアとも相性宜しい
夏から秋の、ワサワサっとした風情も好きだな


奥のローズ&ナチュラルガーデンは、リニューアル直後とあって草花はまだ小さな株でしたが、ガーデン奥に新たな散策路が設けられ、今後はまんべんなく植物を見られそうです


アーチのバラもずいぶん上まで枝を伸ばしている様子。
早や来年に期待大。

 

来月は別のセミナーで訪れるので、また違った風景を見られるのでは。
今年の残暑にも負けずに青々と育っている植物を見るにつけ、ガーデナーさん達は頑張って管理されているな~と感じました。

それにしても無料の講座は大変有難い。
ガーデンへ足を運ぶ切っ掛けになりますしね


 


花の空き地通信 9月15日号

2012年09月15日 16時30分22秒 | 花の空き地

相変わらず残暑は続いています。
お彼岸までに真夏日は終わるのでしょうか

花の空き地は少し前から主にキバナコスモス芙蓉で彩られています。


今年の少雨と残暑に負けず育つ二つの花。
天晴れ

ピンク色の芙蓉の花などは、青空に向かってコーラスしております。
一日花なので、毎日メンバーが変わるコーラス隊


ルドべキアは終わりました。
このままオブジェの様に冬中育てて、空き地のアクセントにしようと思います。


同様にタカサゴユリも終わりました。
こちらもドライフラワー然として冬も観ようと思います。


空き地の隅でセージが楚々と咲いています。
大きな株になるはずが、雨が少ないせいでしょうか、ここではなかなか上手く育ちません

 

まだチラホラとヒルザキツキミソウの姿も見られます。




ハナトラノオはもう少し咲いてくれるかな。


いよいよシュウメイギクが咲いてきました。
案外乾燥に強いみたい。新しい発見です

 

アップルミントもガンガンに育ち、そしてソロソロと終わりを迎えようとしています。
空き地に入るとミントの爽やかな香りがして、それはそれで良いのですが・・・

 

花の空き地は絶賛草ボーボー状態
春に剪定した木々の株元から、何本も枝が伸びてきていましたし、菊の姿も見えますし、これは何とかしなくては

一寸涼しくなったら、手を入れようと思います。

早く涼しくなって~チョウダイ

 


ワインレッドのサルビアで少し秋らしく

2012年09月12日 11時20分18秒 | 旧庭(~2014March)

夜中に酷い雷が鳴ってひと時豪雨となりました。
残暑が続く中、天候が不安定。

そんな中、秋を告げる花が咲きました。
銀葉の宿根草「トウテイラン(ヴェロニカ・オルナタ Veronica ornata) 」
薄紫色の花の付く穂が可愛らしい


トウテイラン越しにフェンス側のミニボーダーを眺めると、白いカラミンサの手前にワインレッドのサルビアがチラリ

サルビア・バンヒューティは、秋らしいコックリとした色合いで、近年のお気に入りです


実はスカビオサ・ムーンダンスが暑さのためか、枯れてしまって、その空いた場所に植えこみました。
背景のカリガネソウの斑入り葉との相性も宜し

玄関側から見るとカラミンサの白い花の間から、チラチラ見えるワインレッドの花の、気を持たせ加減も気に入っています


黄金葉天人草「ゴールデンエンジェル」の黄緑色の葉や、オレガノの濃い緑葉、ナスタチウムの丸葉等、ワサワサしているけれど、どの葉も個性があって、花は少ないけれど、今一番のお気に入りのコーナーです

 

 


秋を待つ庭

2012年09月08日 17時20分57秒 | 旧庭(~2014March)

昨日は大きくなりすぎたドラセナの剪定。今日は実のならない琵琶の木の枝きりと、
汗をかきかき、鋸仕事が続きました。

9月もそろそろ半ば。
庭もこれから咲く草花たちのため、秋支度。
トレニアを抜いて、スッキリした芝生。
今は緑が主役です。


庭奥のガリカ系オールドローズのコンプリカータの実が色付いてきています。

窓下のルゴサの植え込みの株下で白い玉すだれが咲き始めました。

 

残暑は続きますが、季節は着実に秋に向かっているのですね。

10月あたりから、春とは違ったドラマが始まるはず

そう思えば9月は特番の季節ですが・・・面白い特別番組は、ウチの庭では期待薄かも

 


公園のバラの夏剪定で感じた事

2012年09月06日 14時50分07秒 | 庭について考えた事

真夏日でしたが今日は午前中公園のバラのボランティア作業へ行ってきました。
この時期は夏剪定と言われ、秋のバラを楽しむための剪定です。

夏の間、花を咲かせていたせいと、雨がほとんど降らなかったせいで、公園のバラは、カナダの姉妹都市から頂いたバラの一部と、夏に強い品種を除いてどれも調子が悪そうでした。
自宅の様に摘蕾をしても良いかどうか、7月に公園に行った際に、指導員の方に訊けば良かったかな~、とか、
浸透性の除草シートで覆われてはいるものの、水が足りないのは明らかなので、水撒きに行けば良かったのかななど、
一寸自分の活動について考えてしまいました。

今日は指導員の先生が忙しく、HTの剪定しか教えなかったため、初心者の方が蔓バラを大胆に剪定してしまい・・・
だいたいそれが「蔓バラ」だという表示もなかったんですけどね

公園にはアンクルウォルターが2本ありますが、肥料と水が足りていないせいで、初夏からパッと花が咲かないうえ、サイドシュートすら出ない状況。
なのに一本の株もとに、メキシカンブッシュセージとウインターコスモスらしき植物が植え足されていて大株に・・・イヤハヤ

植栽計画が適当な上、植物についての知識も乏しいのでしょうか。
公園側は本気で植物を育てようとしているのか、疑いたくなりました。

公園側から指定されたことをするだけでなく、ボランティア側から発言できる機会があれば、より良い管理ができるのでは
でも除草シートとプラスチックのプランターを撤去するのは無理だろうな~。
提案してみるだけ、してみようかな。

当市には全国的にも有名な造園家や園芸家の先生がお住まいなのに、メインの公園がこの様な事では如何なものか。
でも、公園ボランティアも始まったばかりし、これから徐々に良くなっていくよう、がんばりたいです

 


我が家のアンクルウォルターが、アーチの天辺で花を咲かせています。


バビロンはすこぶる強健種だと分りました。

グラハムトーマスもシュートが3本立ち上がりました。
気づくと蕾が付いていました

 

我が家の夏剪定も終わりました

 

 


ハツユキカズラとアイスコーヒーの作り方

2012年09月04日 21時28分27秒 | 旧庭(~2014March)

9月に入って豪雨があり、天候も不安定ですが少し涼しくなって、一息つきました。
残暑はまだ続きそうなので、気は緩められませんけれど。

匍匐性のローズマリーを植えた大型コンテナの株元に、ハツユキカズラを植えています。
白い葉に緑の斑や、緑の葉に白い斑や、ピンク色の新芽といった色のグラデーションが綺麗で、花は無くても可愛らしい姿


ピンク色の新芽が花みたいだからでしょうか。
こんもり育ってコンテナをカバーしてくれると良いな。


モンシロチョウがカラミンサの小さな花の周りで飛んだり停まったり・・・と忙しそう。
やっとカメラに収めました。


庭ではトンボも増えてきているのですが、蝶もまだまだ色々やってきます。

明け方から蝉が鳴き、夜はコオロギも鳴いて、お天気の日は一日中賑やかな庭となっているんですよ

 

               

 

一人分のアイスコーヒーの私流の作り方をご紹介

先日のコーヒーゼリーを作ったフレンチローストのコーヒー豆をペーパーフィルターに一人前入れて、氷を満たしたタンブラーにセット。
氷の上に直接熱々のコーヒーをおとします。


コーヒーを淹れ終わったら氷を足し、シロップと生クリームを好みで足してステア―。

濁らず苦み走ったスッキリ味のアイスコーヒーの出来上がり

8月はあまりに暑くて、お湯を沸かすのも嫌になっていましたが、この頃は大丈夫

市販のアイスコーヒーとの一番の違いは、部屋中にコーヒーの良い香りが漂うって事かしら

 

 


晩夏の庭で

2012年09月01日 13時55分01秒 | 旧庭(~2014March)

雨がパラついて、ほんの一寸だけ気温が下がった9月初日。
それでも初秋と言えるのはいつの日か

8月の終わりから咲き始めるギボウシタマノカンザシ
純白の花が美しい一日花で、日が暮れると花が開きはじめ、朝陽が高くなるにしたがって萎んでいくので、花を眺める時間が限られてしまうのが残念でなりません。
夜、ライトアップしたら素敵でしょうね。


ヴィテックス・トリフォリア・プルプレアが咲きはじめました。
葉裏が紫色なのが気に入って昨秋購入しましたが、今年は葉裏が灰色っぽい
紫色の葉裏が魅力なのに・・・普通の木になってしまいました。
何故???
花は薄紫色で、この先緑色の実がなるみたい。

 

夏の終わりにいつもの場所で、白いニラの花も咲いてきて、

いつもの我が庭の「夏の終わり」の風景に。

しかし実際は猛暑が続き、まだまだ夏は終わりそうにありません。