ナベゲン×デスロック公演を観に行ってきました。
お馴染みの渡辺源四郎商店と、埼玉を中心に活動する「東京デスロック」劇団とのコラボレーションが今回実現しました。
過去に東京デスロックが青森で公演したとかで、その時にナベゲンとワークショップをしたとかで、その流れで今回の合同公演になったようである。
5日間公演の初日にお邪魔しました。
アトリエグリーンパークは相変わらずの満員御礼です。
今回の公演の出演者は、畑澤聖悟を含むナベゲンメンバーが8人、デスロックメンバーが4人です(佐藤誠はナベゲンのプロデューサーでもあるが、デスロックの団員でもあるのでデスロック側で)
あと青年団から1人。
今回の公演は畑澤聖悟作、多田淳之介演出です。
その多田淳之介が開演前のお知らせのご挨拶。
シュットしたイケメンです。
俳優もやるようだが、今回は演出のみ。
そんなこんなでさっそく開演です。
あらすじ~
東北の地方都市にある精神病院。入居者のひとり、加賀谷敏(62)。「鳳凰院赤心券」館長を務める格闘かである。
彼は七年前、日本で猛威を振るった「プリオンウイルス脳炎」に感染して入院。
解放に向かうも入院中に脳出血に見舞われ、その後後遺症により順行性健忘症になった。
知能はそのまま、障害を受ける以前の記憶もそのままだが、新しい物事を記憶する事が全く出来ない。
「ホーム」の職員達は、彼の前では毎日が七年前、即ち2003年の4月25日であるかのように振舞っている。
その日は、加賀谷の長女が婚約者を連れて父を見舞いに来る筈の日なのだった・・・。
テーマは記憶と家族愛ですかね。
健忘症は以前「ショージさんの息子」でも扱われていたので、人間の記憶というものに畑澤聖悟は関心が深いのかな。
さて、役者陣たちのご紹介。
主役は牧野慶一。まさかの主役です。
工藤由佳子はさすがの演技だけど、出番が少なすぎて残念。
工藤静香もさすがの演技です。しかも美人です。
工藤良平は久し振りに観たが、さらに太ってたね。ま、キャラとしては強くなってるからいい事だ。
三上春佳もナベゲンではなんかひさしぶりに観たような気がする。
あういう気弱なキャラやらせたら強いね。
柿崎彩香も久し振りだが、いつのまにかパンクな髪型になってた。ちょっと好きだ。
あういう気丈なキャラやらせたら強いね。
畑澤聖悟も出演してたが、いつ観てもあの顔はキャラ強過ぎ。
コミカルな演技させたら否が応にも笑わせてくれる。
宮越昭司も別に喋んなくてもただそこにいればそれだけで画になるから問題ない。
でももっと出番が欲しかったね。
そしてデスロック陣。
準主役たる夏目慎也は、キャラが生きてる愛すべき小男ってな感じで良かった。
佐藤誠は初めて観るが、演者としてはとても良かった。
ナベゲン内では何の仕事してるのかは謎だけど。
佐山和泉も悪くはなかった。
間野律子もキャラは強い。木村カエラをちょっとくずした感じ(失礼)
あと青年団から石橋亜希子が出てるが、まだこれからって感じの印象でした。
で、肝心要の演出なんだけど、全体的に観ると、自分の好みではない。
冒頭の説明シーンとかはっきりいって要らないし(全部で120分もあったからここはカットして然るべし)、続いての打ち込みシーンもうるさくてセリフ聞こえなかったし。
間野律子の役もなんだかわけわからんし。
結局はエキセントリックな演出なわけだけど、今更新しい事やろうとしても個人的には受け付けないし、多分誰かが過去にやってるだろうから、今更って感じを受ける。
あからさまなウケを狙う場面もあまり笑えなかった(会場は爆笑だったが)。
でも、四の字固めをリバースで返すシーンは笑ったけどね(プロレスLOVEだからね)。
そんなわけで、全体的な感想は悪くはなかったが、そんなに心に響かず。
演出も好みじゃないし、畑澤の脚本もそんなに良くはなかったわけで。
演劇で2時間はちょっと長いかなと。
あの狭い会場のパイプイスにギュウギュウ詰めだったし、暖房もついてたから、喉カラっカラだったので、集中力がちっょと散漫になっちゃいました。
仕事で疲労困憊だったので、長くてちょっと辛かったです。
ま、でも面白かったと思うし、ナベゲンの役者たちはデスロックの役者と比べると、演技も上手いし、顔がいいし、キャラが立ってるから、さすがだなぁと感心した。
都心に出ても遜色ないレベルではなのではないか(東京とかの観た事ないけどね)
次回公演も大変楽しみにしたいところです。
お馴染みの渡辺源四郎商店と、埼玉を中心に活動する「東京デスロック」劇団とのコラボレーションが今回実現しました。
過去に東京デスロックが青森で公演したとかで、その時にナベゲンとワークショップをしたとかで、その流れで今回の合同公演になったようである。
5日間公演の初日にお邪魔しました。
アトリエグリーンパークは相変わらずの満員御礼です。
今回の公演の出演者は、畑澤聖悟を含むナベゲンメンバーが8人、デスロックメンバーが4人です(佐藤誠はナベゲンのプロデューサーでもあるが、デスロックの団員でもあるのでデスロック側で)
あと青年団から1人。
今回の公演は畑澤聖悟作、多田淳之介演出です。
その多田淳之介が開演前のお知らせのご挨拶。
シュットしたイケメンです。
俳優もやるようだが、今回は演出のみ。
そんなこんなでさっそく開演です。
あらすじ~
東北の地方都市にある精神病院。入居者のひとり、加賀谷敏(62)。「鳳凰院赤心券」館長を務める格闘かである。
彼は七年前、日本で猛威を振るった「プリオンウイルス脳炎」に感染して入院。
解放に向かうも入院中に脳出血に見舞われ、その後後遺症により順行性健忘症になった。
知能はそのまま、障害を受ける以前の記憶もそのままだが、新しい物事を記憶する事が全く出来ない。
「ホーム」の職員達は、彼の前では毎日が七年前、即ち2003年の4月25日であるかのように振舞っている。
その日は、加賀谷の長女が婚約者を連れて父を見舞いに来る筈の日なのだった・・・。
テーマは記憶と家族愛ですかね。
健忘症は以前「ショージさんの息子」でも扱われていたので、人間の記憶というものに畑澤聖悟は関心が深いのかな。
さて、役者陣たちのご紹介。
主役は牧野慶一。まさかの主役です。
工藤由佳子はさすがの演技だけど、出番が少なすぎて残念。
工藤静香もさすがの演技です。しかも美人です。
工藤良平は久し振りに観たが、さらに太ってたね。ま、キャラとしては強くなってるからいい事だ。
三上春佳もナベゲンではなんかひさしぶりに観たような気がする。
あういう気弱なキャラやらせたら強いね。
柿崎彩香も久し振りだが、いつのまにかパンクな髪型になってた。ちょっと好きだ。
あういう気丈なキャラやらせたら強いね。
畑澤聖悟も出演してたが、いつ観てもあの顔はキャラ強過ぎ。
コミカルな演技させたら否が応にも笑わせてくれる。
宮越昭司も別に喋んなくてもただそこにいればそれだけで画になるから問題ない。
でももっと出番が欲しかったね。
そしてデスロック陣。
準主役たる夏目慎也は、キャラが生きてる愛すべき小男ってな感じで良かった。
佐藤誠は初めて観るが、演者としてはとても良かった。
ナベゲン内では何の仕事してるのかは謎だけど。
佐山和泉も悪くはなかった。
間野律子もキャラは強い。木村カエラをちょっとくずした感じ(失礼)
あと青年団から石橋亜希子が出てるが、まだこれからって感じの印象でした。
で、肝心要の演出なんだけど、全体的に観ると、自分の好みではない。
冒頭の説明シーンとかはっきりいって要らないし(全部で120分もあったからここはカットして然るべし)、続いての打ち込みシーンもうるさくてセリフ聞こえなかったし。
間野律子の役もなんだかわけわからんし。
結局はエキセントリックな演出なわけだけど、今更新しい事やろうとしても個人的には受け付けないし、多分誰かが過去にやってるだろうから、今更って感じを受ける。
あからさまなウケを狙う場面もあまり笑えなかった(会場は爆笑だったが)。
でも、四の字固めをリバースで返すシーンは笑ったけどね(プロレスLOVEだからね)。
そんなわけで、全体的な感想は悪くはなかったが、そんなに心に響かず。
演出も好みじゃないし、畑澤の脚本もそんなに良くはなかったわけで。
演劇で2時間はちょっと長いかなと。
あの狭い会場のパイプイスにギュウギュウ詰めだったし、暖房もついてたから、喉カラっカラだったので、集中力がちっょと散漫になっちゃいました。
仕事で疲労困憊だったので、長くてちょっと辛かったです。
ま、でも面白かったと思うし、ナベゲンの役者たちはデスロックの役者と比べると、演技も上手いし、顔がいいし、キャラが立ってるから、さすがだなぁと感心した。
都心に出ても遜色ないレベルではなのではないか(東京とかの観た事ないけどね)
次回公演も大変楽しみにしたいところです。