卍の城物語

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渡辺源四郎商店第15回公演「翔べ!原子力ロボむつ」

2012-04-26 00:16:48 | 演劇鑑賞
ナベゲンこと渡辺源四郎商店の公演を観て参りました。
24日の夜公演です。


会場はお馴染みのアトリエグリーンパークでございます。

平日の夜ながらいつ行っても満席ですね。
60人位いたのかな?


そんなこんなでさっそく開演。

あらすじ
近未来。
核廃棄物の処理を一手に引き受けていた北の地で、生まれるべくして生まれた原子力ロボット「むつ」。
「むつ」の使命とは?「むつ」は人類を救えるのか?
渡辺源四郎商店が満を持してお送りする、渾身のアトミック人情喜劇!


戯曲としては避けて通れないであろう、震災、津波、そして原発について。
今回は原発問題を扱っている。

運転停止中の東通原発、建設中の大間原発、運転準備中の六ヶ所再処理工場・・・。
当事者としての青森が舞台であります。


原発の高レベル廃棄物の処分場として受け入れた南むつ町はその見返り莫大な資金を得る事になり、遂には日本から独立し・・・。
その引き受けた自治体の町長は恒久的な安全性を確認する為に冷凍睡眠にて1000年後に目覚め・・・。って話。


主役は山田百次。
今回は喜劇の部分が多いが、彼のコメディアンとしての芝居はあんまり評価できないんだよなぁ。
そもそも彼はナベゲンの団員ではない。そう思うと違和感ある。


看板女優の工藤由佳子の出番少なすぎる・・・。
劇と関係無いけど、彼女はセクシー過ぎる!


柿崎彩香は今回も面白い役どころで良かった。
彼女は美人だし、演技もいいからファンです。


今回一番の演技は三上晴香と音喜多咲子でしょうね。
脅威のハモリ声だった。あれはすごい!
しかも2人ともロリキャラだし、萌えたね!


その他の役者は特にみどころないので省略。


結局、原発は恐ろしいんだよって事を伝えたかったんでしょう。
でもさ、これを中高生に見せるならわかるが、大人に見せてもなぁって思った。
演劇観に来る位の人は、ある程度学識あるだろうし、メディアリテラシーもあるだろうし、原発に付いてきちんとした考えも持っているだろう。
言わずもがなの近未来だし、じゃないと近日全ての原発停まる事態にはなってないでしょう。


今回の公演は正直面白くなかったです。以上。


今年は他劇団との合同公演が二回と、畑澤演出の市民劇があるので、そちらを期待したい。

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