ナベゲン公演を観に行ってきました!
大地震があったので、予定されていた今回の公演そのものが行われるのかという疑問があったそうだが、稽古も大変な中、予定通りに今回の公演に漕ぎ着けたようである。
この日は撮影日で、カメラ設置で観客席もいつもより少ないが、それでも平日の夜なのに満席である。相変わらずの人気振りである。
2008年公演「どんとゆけ」の続編が今回の「あしたはどっちだ」の公演になるのだが、続編という事もあり、「どんとゆけ」の再演も今回の日程に組み込まれている。
過去に観てない人は連続で観ればいいと思うが、自分は観たので新作のみ観ることに。
はっきり言って「どんとゆけ」は面白くなかった。
しかし、設定は面白いので、畑澤聖悟も同じテーマを使ったのであろう。
死刑囚の死刑執行を被害者家族に行わせる法律が将来出来たら・・・、そんなテーマの中での人間模様である。
幼稚園に侵入し、園児7人と園長を殺害し、裁判で死刑を確定された男と、彼と獄中結婚した女、殺された園児の親の、死刑執行の日を描いている。
「どんとゆけ」に続いて主役の獄中結婚マニアの女は工藤由佳子である。
相変わらずのマルチプレイヤーなので、何演じさせても無敵の安定した演技。
今回はこれといったみどころは少なかったが、ラストシーンは妖艶ぶりはさすがでした。
死刑囚役は佐藤誠です。
ナベゲンと「東京デスロック」の両方に所属していたが、ナベゲン専属になったのかしら?
前半は喋れない役ながら、人殺しの目をしてただけですごいけど、後半の暴虐ぶりもなかなかである。
今後はナベゲンの薄い青年層の柱になってほしい。
畑澤聖悟は拘置所の職員役だが、事務的なセリフまわしがイチイチ面白かった。
「なまはげ検定2段」には爆笑して、何回も思い出し笑いしてた。
高坂明生にあのオチャラケ役は似合わなかったか・・・。
吉田唯のシリアス演技は初めて観たけど、意外とやるなと。
山上由美子は演技の基本が出来てて良かったと思います。
宮越昭司は出番が少なかったかな。役も役だし。
「劇団昴」の要田禎子の燻し銀な演技はさすがです。
そして今回の役者の白眉は柿崎彩香です!
畑澤チルドレンの隠れた逸材がハマリ役にてついに開花した。
今回の公演の重要な役に位置してるけど、一番いい演技してた。
細くて華奢な体型と見せかけてのあのバットのフルスイングの安定した腰といったら!
ラストシーンの演技も素晴らしかった。いやー恐かった・・・。
工藤由佳子は今回の他の違う女役の演技は全てそつなくこなせるだろうが、柿崎彩香は他の役は出来ないだろう。
でもハマリ役ってのはなかなか出会えるもんじゃない。その出会いと、全うした演技は選ばれた役者にしか出来ないと思うし。
全編90分。ずーっと面白かった。
展開も一筋縄じゃ行かないところも良かったし。
「どんとゆけ」のリベンジを見事に成功させた畑澤聖悟と役者陣に大きな拍手を送った。
現在公演中の「どんとゆけ」を批判してるのもどうかと思うけど・・・。
余談だが、公演の日に小学生が6人死亡した交通事故があったので、尚更感情移入出来たと思う。そんな偶然いらねーよって思った。
更に余談だが、アトリエグリーンパークの目の前のフェリー埠頭では、八戸行きらしい大型フェリーに支援活動するであろう自衛隊員の姿も見受けた。
ここがフェリー埠頭なのをはじめて知ったところである。
支援拠点の青森市から復興をお祈りします。
大地震があったので、予定されていた今回の公演そのものが行われるのかという疑問があったそうだが、稽古も大変な中、予定通りに今回の公演に漕ぎ着けたようである。
この日は撮影日で、カメラ設置で観客席もいつもより少ないが、それでも平日の夜なのに満席である。相変わらずの人気振りである。
2008年公演「どんとゆけ」の続編が今回の「あしたはどっちだ」の公演になるのだが、続編という事もあり、「どんとゆけ」の再演も今回の日程に組み込まれている。
過去に観てない人は連続で観ればいいと思うが、自分は観たので新作のみ観ることに。
はっきり言って「どんとゆけ」は面白くなかった。
しかし、設定は面白いので、畑澤聖悟も同じテーマを使ったのであろう。
死刑囚の死刑執行を被害者家族に行わせる法律が将来出来たら・・・、そんなテーマの中での人間模様である。
幼稚園に侵入し、園児7人と園長を殺害し、裁判で死刑を確定された男と、彼と獄中結婚した女、殺された園児の親の、死刑執行の日を描いている。
「どんとゆけ」に続いて主役の獄中結婚マニアの女は工藤由佳子である。
相変わらずのマルチプレイヤーなので、何演じさせても無敵の安定した演技。
今回はこれといったみどころは少なかったが、ラストシーンは妖艶ぶりはさすがでした。
死刑囚役は佐藤誠です。
ナベゲンと「東京デスロック」の両方に所属していたが、ナベゲン専属になったのかしら?
前半は喋れない役ながら、人殺しの目をしてただけですごいけど、後半の暴虐ぶりもなかなかである。
今後はナベゲンの薄い青年層の柱になってほしい。
畑澤聖悟は拘置所の職員役だが、事務的なセリフまわしがイチイチ面白かった。
「なまはげ検定2段」には爆笑して、何回も思い出し笑いしてた。
高坂明生にあのオチャラケ役は似合わなかったか・・・。
吉田唯のシリアス演技は初めて観たけど、意外とやるなと。
山上由美子は演技の基本が出来てて良かったと思います。
宮越昭司は出番が少なかったかな。役も役だし。
「劇団昴」の要田禎子の燻し銀な演技はさすがです。
そして今回の役者の白眉は柿崎彩香です!
畑澤チルドレンの隠れた逸材がハマリ役にてついに開花した。
今回の公演の重要な役に位置してるけど、一番いい演技してた。
細くて華奢な体型と見せかけてのあのバットのフルスイングの安定した腰といったら!
ラストシーンの演技も素晴らしかった。いやー恐かった・・・。
工藤由佳子は今回の他の違う女役の演技は全てそつなくこなせるだろうが、柿崎彩香は他の役は出来ないだろう。
でもハマリ役ってのはなかなか出会えるもんじゃない。その出会いと、全うした演技は選ばれた役者にしか出来ないと思うし。
全編90分。ずーっと面白かった。
展開も一筋縄じゃ行かないところも良かったし。
「どんとゆけ」のリベンジを見事に成功させた畑澤聖悟と役者陣に大きな拍手を送った。
現在公演中の「どんとゆけ」を批判してるのもどうかと思うけど・・・。
余談だが、公演の日に小学生が6人死亡した交通事故があったので、尚更感情移入出来たと思う。そんな偶然いらねーよって思った。
更に余談だが、アトリエグリーンパークの目の前のフェリー埠頭では、八戸行きらしい大型フェリーに支援活動するであろう自衛隊員の姿も見受けた。
ここがフェリー埠頭なのをはじめて知ったところである。
支援拠点の青森市から復興をお祈りします。