雷が鳴っています。いよいよ、木枯らしのシーズンですね。雪はまだ降らないという予報でしたが、週明けはどんな天気になるのでしょうか。
「雷鳴」
雪下ろしともいうそうだけれど
晩秋の雷鳴
昨晩も土砂降りの雨と共に稲光と音響
効果抜群のシーズンの終焉
庭の菊がこんもりとして行く末を思うと
冷え込んだ空気が色を冴えさせていくことだろう
しんとした冷え込みの中の凛とした菊花を思う
冬の板の間の冷え込みを予想しながら
縁側から眺める菊の厚物一輪
今日は私の休日。のんびりしよう。
「雨の休日」
のんびりとトーストと紅茶
伸びた髪を手で撫ですかしながら
指に伸びていく細い尖頭の束ぱらぱらと
心地よく解れて落ちる髪とその先
縺れぬ髪は気持ちよい
早朝は曇天でも曇りガラスの空は明るい
室内の機材も東からの光線で生の息吹を目覚めさせている
ポインセチアの葉の濃く薄く緑の重なりの陰影を見上げて
クリスマスの色付いた葉を思い浮かべたり
マグカップを覗き込んで紅茶のお替わりを思ったり
気分もしっとりとトリートメントされていく今朝の椅子の寛ぎ