最近ハマっているのがミュージカル映画の鑑賞です。
しかも、最近テレビで3本立てで流していたので尚更でした。
「ヘアースプレィ」「マンマ・ミーア」「ドリームガールズ」です。
三者三様だと見ていて思いました。当たり前かもしれませんね。「ドリームガールズ」は今回初めてみました。他は何回か見たことがあり、また見たいと思う飽きない映画です(私にとって)。
何が私を引き付けるのか?そんなことを思いながら毎回見るのですが、どれも歌のある、リズムのある、感動のある映画だからでしょう。
最初の映画「ヘアースプレィ」は、親子愛や時代の風潮、ジョン・トラボルタの意外性に惹きつけられてしまいました。元々最初にこの映画を見たのは、学生時代に流行っていた映画の主演俳優の名前がテレビ欄にあったからでした。
『当時下宿の皆が騒いでいたし、トラボルタがとても好みだという人もいたし、面白いかもしれないから』
と、見たわけです。
ディスコ全盛期だった私の学生時代ですが、私自身ディスコに行くことは全くなく、流行りだからと学校祭のイベントであった会場に少し足を踏み入れてみただけ、雰囲気だけ味わってみただけという程度でした。思えば保守派ですね、私は。
どちらかというと若者向けのこの映画、チッチとサリーを彷彿とさせない訳でもないと思いつつ、主人公の両親の夫婦愛にもほのぼのとします。この辺年代ですね。俳優さん達も色々な人が出ているようで、見る人が見れば驚きの連続かもしれません。
さて、2番目の映画「マンマ・ミーア」は、子供の受験時期に封切られた映画です。受験に付き添って行った土地のアイスクリームショップで、コラボしているからと割引券をもらい、アイスクリームをいただいた、子供が試験に取り組んでいる間の暇を持て余していた保護者だった私が、
「メリルストリープ知ってますよね、歌も芸も達者だと有名な女優さんで、出ていますから、ぜひ見てくださいね。」
といわれて、そうなのかなと、多少興味を持ってみた、こちらは映画館で確り鑑賞してきた映画でした。
ピアース・プロスナンも出ていて、良く知っている(聞きなれている)曲も多く出てきて、親として見てもロマンチックなミュージカルでした。
曲の乗りの良さで放送される度にチャネルを合わせてしまいます。うきうきして見ることが出来、それだけ多く回数を見たせいか、最近は全編を見なことが多いです。
そして、最後の初めて見た映画「ドリームガールズ」、これは実は昨日見ました。
惜しいことに出だしの15分程を見逃してしまいました。多分少女達が夢見てグループを結成したのでしょう、オーデションに受かったらしいところから、エディ・マーフイのバックコーラスになって歌い踊りはじめるという所から見ました。
音楽の世界というか、芸能界の、アメリカの人種の壁を乗り越える世界も少々練り込まれた、ソウルを感じるリアリティある映画でした。少女達の夢、夢見る少女達の人生を感じる映画です。前の2つとは明らかに違う比重を感じました。最初の映画でも人種問題は出ていますが、それとは違う人間模様が重たさを加えていると感じます。
歌や踊り、ストーリーでミュージカル映画は様々に楽しめる、そんな醍醐味を味わえた私の4月でした。