2007.4.16(月)
カトマンドゥに着いて2日目は 「パタン」 を訪ねました。
13世紀~18世紀に栄えたマッラ王朝が15世紀の終わり頃、三人の息子にカトマンドゥ、パタン、バクタプールという三つの都を分け与え、各々王となり、以後何代もにわたり競って素晴らしい街づくりをしたということです。
パタンはカトマンドゥに続くその二つ目の都です。
カトマンドゥの中心から車で12、3分ほどのところにあります。 とはいっても朝・晩は車、車、車、オートバイ、オートバイで前に進むのが困難なほど混み合います。 それに加えデモ隊などに遭ったりすることもあるので 20分、30分は覚悟して出かけたほうがいいかもしれません。
パタンの王宮広場の入り口にもツーリストボックスがあります。 入場料 200ルピー。
シールを受け取り、見えるところに張って歩きます。
ダルバール広場入口で 「ここはネパールの京都だ!」 と言った人がいるそうです。
そのとおり・・・ ある、ある、ある・・ たくさんの三重の塔・・・。(五重塔も出てきます) そのすごさに圧倒され私もしばし立ち尽くしてしまいました。
これらの建築物は、そのほとんどが17世紀から18世紀にかけて造られたそうです。 なんとすばらしい!
この写真は昼食の為に入ったレストランの屋上から撮ったものです。
パタンの街の呼び名は三つもあります。
ネパール語では・・・・・パタン(葉の多いところ)
ネワール後では・・・・・イエラ(好きなところ)
サンスクリット語で・・・ラリトプール(芸術に優れたところ)
こう呼ばれるだけのことはある歴史を感ずる町だと思います。
住民の8割は仏教徒でそのほとんどがネワール族と言われてきましたが、カトマンドゥと同じく最近ではよそからの人がものすごい勢いでが増えているそうです。
旧王宮は一つの建物のように見えますが中は三つに分かれています。入口も三つあり、それぞれ 「チョーク」 と呼ばれる中庭を中心に建物が配置されています。
三つのチョーク
①スンダリチョーク (スンダリ=美しい チョーク=中庭)
旧王宮に向かって一番右にあるのがスンダリチョークです。 今は中に入ることは出来ません。
スンダリチョーク入口 締め切られたままです。
この入り口の右手にあるのが さる神とナルシモ、左にあるのが ガネシュ神 です。
さる神とナルシモ
ネパールで一番人気の ガネシュ神
②ムルチョーク入り口 (ムル=メイン チョーク=中庭)
支えの一本一本、窓の一つ一つどれをとっても素晴らしいです。
中庭に面して立つ タレジュ寺院
タレジュ寺院前にいるガンガ(向かって左)と ヤムナ(右) どちらも聖なる河の名前。 寺院の中のタレジュ女神を守っています。 ガンガはワニの上に、ヤムナは亀の上に乗っています。
大祭・ダサインの時にはこの中庭で生け贄が行われ、人間の持つ5つの悪を取りはらうのだそうです。 昔は水牛、山羊、羊、鶏、あひるがそれぞれ108頭(羽)づつだったそうですが、今は水牛が8頭だけだそうです。
③マニケシャヴナラヤンチョーク (マニ=さんご ケシャヴ=ビシュヌの別名 ナラヤンもヴシュヌの別名)
かつてはここがメインの王宮だったそうです。 現在は「パタン博物館」になっています。
門の前では高い柱の上でヨーガナレンドラマッラ王がチョークの中にあるデグタレジュ寺院を見守っています。 頭の後ろのコブラに止まっている小鳥が飛んで行かない限り王は亡くならないそうです・・!?
ゴールドの門をくぐり中庭も抜けて奥に進むと、かつては王族たちが散策したという庭があります。 今は食事もとれる 「ミュージアムカフェ」 になっています。
こんなところでゆっくりして王族気分を味わってみるというのもいいのではないでしょうか・・・
たいていの観光客は駆け足で回る旅をするのでなかなかのんびりとはいかないようです。
私は今日一日でパタンだけをゆっくり見ようと思うのでかなり時間には余裕があったかもしれません。
パタンの続きはまた次回に・・・
カトマンドゥに着いて2日目は 「パタン」 を訪ねました。
13世紀~18世紀に栄えたマッラ王朝が15世紀の終わり頃、三人の息子にカトマンドゥ、パタン、バクタプールという三つの都を分け与え、各々王となり、以後何代もにわたり競って素晴らしい街づくりをしたということです。
パタンはカトマンドゥに続くその二つ目の都です。
カトマンドゥの中心から車で12、3分ほどのところにあります。 とはいっても朝・晩は車、車、車、オートバイ、オートバイで前に進むのが困難なほど混み合います。 それに加えデモ隊などに遭ったりすることもあるので 20分、30分は覚悟して出かけたほうがいいかもしれません。
パタンの王宮広場の入り口にもツーリストボックスがあります。 入場料 200ルピー。
シールを受け取り、見えるところに張って歩きます。
ダルバール広場入口で 「ここはネパールの京都だ!」 と言った人がいるそうです。
そのとおり・・・ ある、ある、ある・・ たくさんの三重の塔・・・。(五重塔も出てきます) そのすごさに圧倒され私もしばし立ち尽くしてしまいました。
これらの建築物は、そのほとんどが17世紀から18世紀にかけて造られたそうです。 なんとすばらしい!
この写真は昼食の為に入ったレストランの屋上から撮ったものです。
パタンの街の呼び名は三つもあります。
ネパール語では・・・・・パタン(葉の多いところ)
ネワール後では・・・・・イエラ(好きなところ)
サンスクリット語で・・・ラリトプール(芸術に優れたところ)
こう呼ばれるだけのことはある歴史を感ずる町だと思います。
住民の8割は仏教徒でそのほとんどがネワール族と言われてきましたが、カトマンドゥと同じく最近ではよそからの人がものすごい勢いでが増えているそうです。
旧王宮は一つの建物のように見えますが中は三つに分かれています。入口も三つあり、それぞれ 「チョーク」 と呼ばれる中庭を中心に建物が配置されています。
三つのチョーク
①スンダリチョーク (スンダリ=美しい チョーク=中庭)
旧王宮に向かって一番右にあるのがスンダリチョークです。 今は中に入ることは出来ません。
スンダリチョーク入口 締め切られたままです。
この入り口の右手にあるのが さる神とナルシモ、左にあるのが ガネシュ神 です。
さる神とナルシモ
ネパールで一番人気の ガネシュ神
②ムルチョーク入り口 (ムル=メイン チョーク=中庭)
支えの一本一本、窓の一つ一つどれをとっても素晴らしいです。
中庭に面して立つ タレジュ寺院
タレジュ寺院前にいるガンガ(向かって左)と ヤムナ(右) どちらも聖なる河の名前。 寺院の中のタレジュ女神を守っています。 ガンガはワニの上に、ヤムナは亀の上に乗っています。
大祭・ダサインの時にはこの中庭で生け贄が行われ、人間の持つ5つの悪を取りはらうのだそうです。 昔は水牛、山羊、羊、鶏、あひるがそれぞれ108頭(羽)づつだったそうですが、今は水牛が8頭だけだそうです。
③マニケシャヴナラヤンチョーク (マニ=さんご ケシャヴ=ビシュヌの別名 ナラヤンもヴシュヌの別名)
かつてはここがメインの王宮だったそうです。 現在は「パタン博物館」になっています。
門の前では高い柱の上でヨーガナレンドラマッラ王がチョークの中にあるデグタレジュ寺院を見守っています。 頭の後ろのコブラに止まっている小鳥が飛んで行かない限り王は亡くならないそうです・・!?
ゴールドの門をくぐり中庭も抜けて奥に進むと、かつては王族たちが散策したという庭があります。 今は食事もとれる 「ミュージアムカフェ」 になっています。
こんなところでゆっくりして王族気分を味わってみるというのもいいのではないでしょうか・・・
たいていの観光客は駆け足で回る旅をするのでなかなかのんびりとはいかないようです。
私は今日一日でパタンだけをゆっくり見ようと思うのでかなり時間には余裕があったかもしれません。
パタンの続きはまた次回に・・・
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