パソコンが縁での句会に出はじめて十年くらいになります。ここ二年ほど休んでいたのですが、句集を出すことをきっかけにまた出席しはじめて丸一年になったでしょう。先日会費納入状況を見ましたら7人中無欠席が二人、その一人がワタシ!かなり真面目になったものだと密かにほめてやりました。
休んでいる間に約束を忘れていたことに気付きました。毎月三題づつ兼題(読み込むべき季語)が出ていて何れか一ツ以上は読み込んで出すことをになっていたのでした。12月はそれに気付き、冬日・襖・海鼠の三つとも読み込んで当季雑詠の五句の八句を出しました。
句会での成績は芳しからず、主宰の講評も参考に推敲の結果の五句です。
落葉踏む喪中葉書二枚持ち
冬日差す木目の卓ヘ句集置く
襖開け朝の日差しをその先へ
廃屋にあらず点るや秋の夜
あの世にも賀状書こうとふと思ふ
一月の兼題は「くだら野 または 朽野・寒声・枯柳」。
どう詠み込むか、出来てのお楽しみというところです。