今回の「再会」を見る前に「再会?誰が誰と?」と思い、若しかしたらと思ったことが当たったから、終わってみて「~だったでしょう」と言っても褒められた話ではありません。
そこで今週の話を来週に向け「再会」は「上洛」の伏線だったということがここで分かります、ということをつぶやいておきます。
これはNHKの「真田丸」のHPでの次回「上洛」の「大あらすじ」です。
終の一文「嬉しい再会が待っていた」とあります。
(HPの全体はこちら、あらすじ 第18回「上洛」 で見れます。)
以前映画監督の小津安二郎さんの言葉として読んだのか、映画評論家の言葉だったのか忘れていますが「映画の可否は脚本で決まる」とありました。今回の「真田丸」が三谷幸喜さんのシナリオだということに関連して、この言葉を思い出したのですが、今夜改めてその感を強くしました。
そして、小津さんが死の床にあって城戸松竹社長に語りかけたという「社長、やっぱりホーム・ドラマですね」を思います。「真田丸」が真田家が時代の荒海を行く家族ドラマであることは知られていることですが、それは真田家物語にとどまりません。今夜も秀吉と母親との「家族ドラマ」を見せてくれました。来週の「上洛」も家族再会のドラマを見せてくれるでしょう。
ここで突然、頭にプロ野球のことが浮かびました。一番いい選手とは出塁してホームに戻ってくる率が一番高い選手でしょう、やはり人生はホームドラマが一番なのです。