歴史上の人物というと大河ドラマの主人公として出てくる人なのでしょうが、尾藤道休とは? 今夜の「真田丸」を観なければ全く目に触れることもなく終わっていたでしょう。これからも目に触れることがないでしょう。
今夜のTVに登場し尾藤道休を演じた俳優はどういう人なのか、多分TV画面では紹介されていたのでしょうが、この本には出てきてません。
そこで「尾藤道休 俳優」で検索したら、
横田栄司さんという文学座の方でした。今夜の「前兆」を「予兆」と間違えていました、直ぐ気付きましたが。
確かにわずか数分の出番でした。とはいえ役割としたらかなり大事な役でした。例えば道休と同職の門番17人が捕らえられ磔にされます。その一人一人に名前があったでしょう、どこかの古文書の中にその名は記されているかもしれませんが、その代表格としての尾藤道休です。
役割については信繁と三成の会話から伺えます。信繁「実のところ、あの落首は誰の仕業だったのでしょう」 三成「民の仕業だ。大勢の民が、殿下に対して、同じ思いを抱いた。それが、あの落首になったのだ」
その民の一人としての尾藤道休です。