kaeruのつぶやき

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「俳句」の裁判二つ。

2017-09-12 19:02:07 | 時代の現場

フェイスブックから二つ、

最初は「九条俳句」のFBです、

それを受けて私のFB、

 「九条俳句裁判」については、先月の「つぶやき」でも触れています、

http://blog.goo.ne.jp/kaeru-23/e/5b7aab4996e0f60f2a68961e15c712b8

その時の判決日の案内チラシです、

6日の「市民のつどい」は大成功とのFBがありました。

さて、『証言・昭和の俳句』での鈴木六林男の証言部分です、

「(西東)三鬼の名誉回復裁判」というのは、俳人西東三鬼が新興俳句弾圧事件(https://ja.m.wikipedia.org/wiki/新興俳句弾圧事件)の際、スパイであったという小説『密告』が出版されたことにたいして、起こされた裁判です。

  勝訴に至るまでの経緯が語られて終わり部分で、

【 俳句で裁判になるなんて、もう、ないですね。そんな意地になって闘うような人はおらないですよ。言われても言われっ放しになっているし、やり返さないもの。ぼくらのような世代はだんだんなくなっていくでしょう。

  もっとも、ぼくにしてみたら、西東三鬼さんの名誉回復と同時に、そのままにしていたら新興俳句そのものが抹殺されてしまう、俳句史的に葬られる、それが残念でしたから、勝つか負けるかわからんけれど、一丁、やるかということで。……】

と、語っています。

 

「俳句」が主題になった裁判が「三鬼名誉回復裁判」以前にあったのか、知りませんが、1983年(昭和58)判決が出た以降起きることはないだろう、と当事者が語っているのです。「俳句への弾圧事件」は起きないだろうとは言っていませんし、言外にあり得るとしての意味をもっています。

今回の「九条俳句裁判」は「三鬼名誉回復裁判」とは異なる性格のものですが、「俳句で裁判」です。そして「意地になって闘う」人がいたのです、意地というより決意というべきでしょう。

その決意を示した人(でしょう、写真には説明がない)。

この人の「決意」です、

全文は、 http://blog.goo.ne.jp/kaeru-23/e/25a2bfe6d08e48cadcadf2c69a2b4775