この秋は思い考え動く秋(とき)
昨日の「つぶやき」の締めにつぶやきました駄句ですが、この時は「思考」というのは「思い考える」ことという程度の理解でした。
と言ってももう少し深い意味があるだろうとは思っていました。
こんな「解説」もありました。
文字面解説では物足りないので、読みかけの寺沢恒信著『意識論』を広げたら、第1部 第3章 第4節「思考」にこんなふうに書かれていました、
【 周囲の事物や現象を知覚し、また以前に知覚したものを想起して、これらの知覚や想起にもとづいて行動しただけでは目的を達成できない状況を「問題状況」という。問題状況においてなんらかの他の知識を媒介として間接的に問題を解決する・すなわち与えられた目的を達成できるように行動の仕方をみいだす意識の働きを「思考」という。】
行き詰まった!? どうする、という状況が「問題状況」で、今までの俺の知識と経験ではお手上げだ! なんとかしなければヤバイ!ということで、「他の知識を媒介」として「間接的に問題を解決する」「行動の仕組みをみいだす意識」の働きが「思考」だ、という訳です。
こういう小難しいことを書く人が丁寧な人の場合、具体例で説明されます。寺沢さんも丁寧な人ですから、具体例がありますが、そこは明日に。