kaeruのつぶやき

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彼岸法要 老夫婦の坂道。

2023-03-18 21:35:10 | どこまで続くかこのブログ

昨日は何年かぶりで、京急横須賀中央駅から文化会館へ歩いて向かいました。病院の帰りは、バスで通るので登り坂であることも忘れていました。歩いて行き来していた頃、その登り具合も気にならなかったのですが、昨日はこんなに急だったかと……、反対側を見て、道の傾斜具合がかなりはっきりしているのです。

以上昨日のこと、以下は今日の坂道の話です。

昨夜妻からの出された予定では「朝のうちに資源ゴミを出して、昼頃家を出て墓掃除して彼岸法要に」と言われてしんどいなーと内心思いつつ「ハイ」と。で、朝目覚めましたら雨、シメタ!ゴミ出し無し寝ていられる(紙類なので雨の時は出せない)。家を出たのは結局1時過ぎ、お墓も雨に洗われているから、花を変えるだけでいいし卒塔婆も持って行くのだから法要の後での墓参りになりました。

ここから坂道の話です。雨のなか花を持ち歩き出したら、妻が花は私が持ちます、と。花を渡したら花を上向にして「こう持つのです」と言わんばかり、私の持ち方をチェックしていたのです。そこで私がチェックすることに、後ろからついて行きました。

いつもこの坂を登る妻の足どりは蛇行なのです、私はまだかなり脚力があるつもりで真っ直ぐ登りで何時も妻のかなり先を歩きます。今回はじめて、雨道につく妻の靴跡に私の足をのせて行きましたら、蛇行ではあるがしっかりした足どりで、歩幅も私より広いくらいで、いつも後ろから登ってくる姿からはわからなかったしっかりぶり。そう言えば義姉が足がしんどくてこの坂が登れないを理由に葉山に来ても墓に行かなくなって二十年くらい経つでしょう。義姉の場合は本人ががんを患っていますし、義兄の介護を中心にした生活が、かなり老をはやめていたと思います。

姉は妻より4歳うえですから、妻の健脚ぶりは大したもの。私は義姉と同年齢ですので妻の健脚ぶりをさらにこえているわけです。ただし健康ぶりは脚だけで、胃検査を無事に終えたあと妻に「君は出産以外に入院したことが無いね」と、私は改めて妻の健康に敬意と感謝を表したのでした。

寺に着いて法要、日蓮宗の読経等に元気をもらって、墓の両親に花を届け声をかけて来ました。

以上、老いた二人が共に登る雨の坂道の話でした。