先日、外出しようと玄関にいたら、妻が「マスク持った?」と、「貴方は来月入院するのよ」病身だということを忘れるな、ということなんです。
そうなんです、前立腺が完全に問題無しにはなっていなかったのでした。検査のための手術で2泊3日、その前日にコロナ検査その日に向けて2週間くらい連日の体温を記録してもって行く、なんか急に病人ぽくなって春だと浮かれてはいられない気分です。
いつの間にか、膀胱がんは完治すると自分で決めていた感じでした。6月の検査も無事済み、その後も問題無しになることが既定のことのようになっていたのでしょう。そうなって欲しい、が「そうなる」と。
この間、医者それもがんの専門医ががんに罹患するを書いた本など読みましたが、医師でさえ「そうなって欲しい」が「そうなる」に……。無病息災と思い込んでいたが、実はその間に……、ということなのです。
となると無病息災より、一病息災であった方がベターということなのでしょう。それに相応しい緊張感を持って暮らせ! を自覚するから。
そういう自覚は性分に合っていないなー、とも思いますが……。