大体の雑誌は本屋さんで立ち読みすることが多く、それをご存知のOご夫妻から「日経おとなのOFF」1月号を頂いてしまった(^^)v。
遅ればせの感想になるけれど、店頭で目を通し時に飛ばしていた美術界の御意見番のお二人、山下祐二さんと山田五郎さんの対談が面白くて、すごく頷いてしまった。特に、山下さんの「若冲展はかってない大行列になる。ひどい天気の平日、閉館間際に行くほかない。」は、私的にも予想していたことなので、やっぱりねぇ~(>_<)と暗澹とした気持ちになる。
「三の丸尚蔵館」の時は全回ゆっくりと観られたけど、京都「承天閣美術館」の時の大行列でクラクラしてしまった記憶が甦る。最近では、台湾故宮博物館の白菜を観るのに3時間並んだけど、鳥獣戯画は体力的に無理とあきらめた。若冲展はきっとそれ以上になりそうで、一体なんちゅう展覧会をするんじゃ、期間が短すぎるだろう!!と嘆きたくなる。観客に対し過酷だと思う。
で、西洋美術の方は、山田さんのヒット予想に同感してしまった。だって、「美術の窓」で2015年入場者ランキングの1位がマルモッタンのモネ展だったし、日本人の印象派好きって凄いなぁと思う。
【参考】山田さんの予想 本命:ルノワール展、対抗:カラヴァッジョ展、大穴:クラナーハ展
ちなみに、私的には「カラヴァッジョ展」が対抗でも大穴でも全然かまわない。内容さえ良ければ全然OKだし、絵画の好き好きは人それぞれだしね。まぁ、主催者側はそうはいかないとは思うけど(^^;;;