私の知る限りで、「カラヴァッジョ展」に来日する「カラヴァッジョ作品リスト」をまとめてみた。変更があっても悪しからず(汗)。ということで、取りあえず時系列に並べよう。
・《果物籠を持つ少年》(1593-94年)ボルゲーゼ美術館
・《トカゲに噛まれる少年》(1595-96年)ロベルト・ロンギ財団
・《マッフェオ・バルベリーニの肖像》(1596年頃)個人蔵
・《バッカス》(1596-97年)ウフィッツィ美術館
・《女占い師》(1597年)カピトリーノ絵画館
・《メドゥーサの首》(1597-98年)個人蔵
・《ナルキッソス》(1597-99年)パラッツォ・バルベリーニ
・《洗礼者聖ヨハネ》(1603-04年)コルシーニ美術館
・《エッケ・ホモ》(1605年)パラッツォ・ビアンコ
・《エマオの晩餐》(1606年)ブレラ美術館
美術ド素人が勝手なことを言わせてもらうが、数が多ければ良いって訳じゃないけれど、やはり数はあった方が良い。今回は《バッカス》の初来日で、ようやく引き締まったラインナップになったと思う。初期(マタイ以前)の作品ではあるが、この良質な1枚の持つインパクトは大きい。
カラヴァッジョ《バッカス》(1596-97年)ウフィッツィ美術館
で、西美の前で写真を撮った時、何故気が付かなかったのだろうと、ずっと考えていた。多分、来日リストに入ってなくても、あまりにも見慣れた作品なので、ビジュアル的に違和感がなかったのかもしれない。《バッカス》は私的お気に入りの作品でもあるし、来日がとても嬉しい(*^。^*)。