NHK(総合)で年末恒例 「岸辺露伴は動かない」新作放送に伴い、企画展「岸辺露伴は動かない展」がNHK仙台放送局で開催中であり、昨年に引き続き興味津々で見てきた。
「12月26日(月)と27日(火)に2夜連続で放送のドラマ「岸辺露伴は動かない」。
仙台市出身の漫画家、荒木飛呂彦さんの人気作「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズを原作に、高橋一生さん主演で実写化したものです。」(NHK仙台放送局サイトより)
※企画展サイト:https://www.nhk.or.jp/sendai-blog/info/477263.html
昨年はガラス空間にコンパクトに展示されていた露伴先生の仕事机が、今年は展示会場に空間拡大&充実の威容をもって展示されていた。作画用のペン等道具類はもちろん、机周りの小物が色々と凝っているのが目を惹く。
私的に興味深かったのは机上の書籍類で、画集が置いてあるところから、露伴先生がニコラ・ド・スタール(Nicolas de Staël、1914-1955)がお好きなことがわかった。(荒木先生がお好きなのか??美術制作スタッフがお好きなのか??)
脇机(引き出し)にはレイチェル・カーソン『センス・オブ・ワンダー』が。下にはルドゥーテ本も。露伴先生はやはり自然系がお好きなのね。
さて、今回も衣装展示が面白かった。なにしろ細部まで凝っているし。
下↓の露伴先生のシャツのカフスに注目!!カフスボタンにペン先が入っているのだよ。さすが、漫画家である露伴先生を象徴しているよね。
下↓は編集者の泉京香ちゃんのブラウス。手の込んだオーガンジーのヒラヒラがとっても素敵で可愛い。
下↓はジャンケン小僧の衣装だが、ビスチェ(風サロペット?)の穴全部に本物の安全ピンが止めてあり、装飾デザインとしても面白い。
その他、衣装や小道具、脚本なども色々展示されており、番組のシーンを想起しながら、楽しく見ることのできた企画展だった。
で、最後にスマホでアンケートに答えたら、記念のホルダー(A5)を頂いた。表が岸辺露伴先生、裏が泉京香ちゃんになっている。
A5ってチケット類を入れたり、色々と使い道があるので嬉しかった。この企画展も無料だし、NHK受信料を払っている甲斐があったわ(笑)。