東京国立博物館で御即位記念特別展「正倉院の世界」展が開催されるようだ!!
御即位記念特別展「正倉院の世界―皇室がまもり伝えた美―」展
・会場:東京国立博物館 平成館
・会期:2019年10月14日(月)~11月24日(日)
(前期)10月14日(月)~11月4日(日)
(後期)11月6日(火)~11月24日(日)
https://artexhibition.jp/shosoin-tokyo2019/
公式サイトのピックアップ展示品紹介によると...
《螺鈿紫檀五絃琵琶》唐時代・8世紀 正倉院宝物[前期展示]
《平螺鈿背八角鏡》唐時代・8世紀 正倉院宝物[後期展示]
《国宝 竜首水瓶》飛鳥時代・7世紀 東京国立博物館(法隆寺献納宝物)[後期展示]
《白瑠璃碗》ササン朝ペルシア・6世紀 正倉院宝物[後期展示]
《紺夾纈絁几褥》奈良時代・8世紀 正倉院宝物[後期展示]
仙台から奈良まではなかなか行けないので、東京での引っ越し展示はとても嬉しい 。しかし、会期が短い上に、前期と後期で展示替えがあるのは地方在住者として悩ましいところだ(後期の方が充実かな??)。ちなみに、会場は激混みになるんだろうなぁ...
奈良の正倉院展も昭和20年からずっと混んでたようなので、まあ、しょうがないのかな? と思います。
このときは33点出展でしたが、あの旧館の奈良国立博物館に50万人来館し、
「かかる深刻な食糧難と交通難にもかかわらず。毎日幾千人の拝観者が踵を接して」
という状態だったそうです。
ref. 松島順正、正倉院雑談、昭和23年
これは昭和15年東京開催の展覧会40万人と合わせた人数でした。それも、下記文献によると間違い。昭和16年東京展40万人、昭和21年奈良展15万人。
考えてみたら、あの狭い旧館で1日2万人以上は無理ですね。。。
昭和21年の正倉院展入場者は15万人、「1日平均7000人以上。。し、最終日には夜間公開までして押し寄せた人波をさばくほかなかったという。」
ref.和田軍一郎、正倉院夜話、昭和42年
✕>昭和16年
〇>昭和15年
すみません。
この展覧会は紀元2600年記念行事でした。
一日平均2万人入場、20日間 とのことです。
今回の東京展もどっと人が押し寄せそうで、並ぶ覚悟で観に行きたいと思います。激混みの中での鑑賞は辛いですよね(-_-;)