花耀亭日記

何でもありの気まぐれ日記

2025年の展覧会(私的覚書)。

2024-11-24 19:56:36 | 展覧会

今年は身体の不調が続き、海外どころか東京にさえ行くのも儘ならなかった。私好みの西洋古典絵画の展覧会が少なったのは、不幸中の数少ない幸い(?)だったかもしれない。

さて、2025年には楽しみな展覧会も...

◆「西洋絵画、どこから見るか?」展(国立西洋美術館)

 2025年3月11日[火]―2025年6月8日[日]

 https://art.nikkei.com/dokomiru/

 「サンディエゴ美術館から出品されるジョルジョーネやサンチェス・コターンなど、世界に冠たる傑作を含む49点はいずれも日本初公開。」(公式サイト)

ジョルジョーネも来日?!私的にはサンチェス・コターンのボデゴンが超楽しみですね

サンチェス・コターン《マルメロの実、キャベツ、メロン、胡瓜のある静物》(1602年頃)サンディエゴ美術館

 

◆「スウェーデン国立美術館 素描コレクション展」(国立西洋美術館)

 2025年7月1日[火]-9月28日[日]

 https://drawings2025.jp/

「スウェーデン国立美術館の素描コレクションが約80点もまとめて来日。」(公式サイ)

やはりデューラー素描がわくわく楽しみ!!

アルブレヒト・デューラー《三編みの若い女性の肖像》(1515年)スウェーデン国立美術館



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7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
山科さん (花耀亭)
2024-12-01 21:12:44
公式サイトでクリヴェッリ作品画像を見た時、美術ド素人眼に初期作品かな?と思ってしまったのですが、制作時期に議論が分かれる作品だったとは...(^^;。展覧会では心して見るようにしたいと思います。
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訂正 (山科)
2024-12-01 11:09:17
まちがえました。
リッツオーリと書いたのは、
BOVERO A., L'OPERA COMPLETA DEL CRIVELLI. Editore: Rizzoli Milano 1974
 確かに レゾネの一番にあげてはあります。

ライトボーンの綴りも名前も間違い
Ronald, Lightbown, Carlo Crivelli 2nd ed, Yale University Press, 2008 (1st ed 2004)
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クリヴェッリ (山科)
2024-11-30 22:54:05
この特別展で、カルロ・クリヴェッリの珍しい作品:初期作なのか、もっとあとなのか議論が分かれる作品もでるようです。
保存状態は悪くないとのこと。
リッツオーリのカタログ・レゾネで「第一番」になってました。リッツオーリは初期作品認定。D.Lightmanはモンテフィオーレ祭壇画と同じ章で書いています。
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山科さん (花耀亭)
2024-11-29 23:18:00
>「謎解き ヒエロニムス・ボス」に赤ペン
正誤表、お疲れさまでした!!ボス研究の最新の知見を知ることができ感謝でございますm(__)m。印刷して(リンク部分も併せて)「とんぼの本」に綴じ込もうと思っています(^^)/
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赤ペン (山科)
2024-11-28 16:35:19
>花耀亭 さんへ
>山科さん... への返信
「謎解き ヒエロニムス・ボス」に赤ペン
なんとか書きました。URL
新潮社の販促資料みたいですね。。
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山科さん (花耀亭)
2024-11-27 17:58:50
おっしゃる通り確かに同じ画家によるボデゴン作品でも質のバラツキはありますよね。でも、コターンやスルバランあたりのボデゴン作品は大いに惹かれます。もちろんベラスケスもですが(^^ゞ

>「謎解きヒエロニムス・ボスに赤ペン」という正誤表
興味津々ですね!!私もトンボの本で勉強させていただいてますし、山科さんの赤ペンでより正確な知識を得られそうで期待しております(^^)
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コターン (山科)
2024-11-26 19:40:48
サンチェス・コターンには惹かれますね。
ただ、プラドでみてわかったのですが、スペイン静物画では、同じ画家に帰属されている絵画でもかなりの出来不出来がありました。
今、「謎解きヒエロニムス・ボスに赤ペン」という正誤表を書いています。この本ハンディで写真もまあ良いので歓迎したいんですが、編集部との共著のせいかどうもおかしな記述が多い。それを訂正すれば、使える本になるでしょうにね、という意図です。
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