なんだか恒例になってしまったので、2006年展覧会私的ベスト10を選んでみる。結果を見ると自分の趣味が一目瞭然、とても客観的なベスト10とは言えない(^^;;;

1.「REMBRANDT/CARAVAGGIO展」 ゴッホ美術館(アムステルダム)
レンブラント生誕400周年記念に際してCARAVAGGIO作品と並べてみるという豪華過ぎる企画だった。名作揃いで感涙!!
2.「CARAVAGGIO ―Auf den Spuren eines Genies 展」 クンスト・パラスト美術館(デュッセルドルフ)
CARAVAGGIO真作と模写作品を並べるとCARAVAGGIOの凄さが反って了解できる。模写作品の多さは当時の反響の大きさに他ならない。
3.「Annibale Carracci(アンニバレ・カラッチ)展」 市立考古学博物館(ボローニャ)
カラッチがCARAVAGGIOと同じようにリアリズムを起点にしていたことを知る。イタリア・バロック片雄の大回顧展!
4.「花鳥-愛でる心、彩る技 <若冲を中心に>」 三の丸尚蔵館(東京)
遂に伊藤若冲「動植綵絵」の全容を知ることができた!日本にこんなマニアックな画家が存在したこと自体が素晴らしい(感涙)
5.「若冲と江戸絵画(プライス・コレクション)展」 東京国立博物館(東京)
若冲のコレクションもだが、後半の屏風展示に感動!プライス氏の日本美術への想いが溢れた展覧会だった。
6.「ニューヨーク・バーク・コレクション展」 東京都美術館(東京)
それはもう若冲の《月下白梅図》に尽きる!その幻想的過剰さにおいて「動植綵絵」の同主題作品より勝る。
7.「大いなる遺産 美の伝統展」 東京美術倶楽部(東京)
滅多に見られないものも多数展示され、美術商の力・奥深さというものを見せてもらった。展示作品の質・量に満腹!
8.「赤と黒の芸術-楽茶碗」 三井記念美術館(東京)
大好きな長次郎茶碗をたっぷりと観ることができた!樂家代々の作風の違いも年代を追いながら勉強になった。
9.「光悦と樂道入 二つの樂茶碗 二人の交友」展 樂美術館(京都)
本阿弥光悦という稀代の芸術家が茶碗に向かう時、やはりそのセンスは樂茶碗を超えてしまうのだ!樂本流の道入も健闘。
10.「NHK日曜美術館30年展」 東京藝術大学美術館(東京)
さすがNHK企画!番組で扱った画家と、語る識者のコラボが素晴らしい。初めて知る画家も数名おり、その作品の質にも感銘を受けた。
結局、CARAVAGGIOと若冲と樂茶碗じゃないの?と自分でツッコミを入れるので、お許しあれ(^^ゞ

1.「REMBRANDT/CARAVAGGIO展」 ゴッホ美術館(アムステルダム)
レンブラント生誕400周年記念に際してCARAVAGGIO作品と並べてみるという豪華過ぎる企画だった。名作揃いで感涙!!
2.「CARAVAGGIO ―Auf den Spuren eines Genies 展」 クンスト・パラスト美術館(デュッセルドルフ)
CARAVAGGIO真作と模写作品を並べるとCARAVAGGIOの凄さが反って了解できる。模写作品の多さは当時の反響の大きさに他ならない。
3.「Annibale Carracci(アンニバレ・カラッチ)展」 市立考古学博物館(ボローニャ)
カラッチがCARAVAGGIOと同じようにリアリズムを起点にしていたことを知る。イタリア・バロック片雄の大回顧展!
4.「花鳥-愛でる心、彩る技 <若冲を中心に>」 三の丸尚蔵館(東京)
遂に伊藤若冲「動植綵絵」の全容を知ることができた!日本にこんなマニアックな画家が存在したこと自体が素晴らしい(感涙)
5.「若冲と江戸絵画(プライス・コレクション)展」 東京国立博物館(東京)
若冲のコレクションもだが、後半の屏風展示に感動!プライス氏の日本美術への想いが溢れた展覧会だった。
6.「ニューヨーク・バーク・コレクション展」 東京都美術館(東京)
それはもう若冲の《月下白梅図》に尽きる!その幻想的過剰さにおいて「動植綵絵」の同主題作品より勝る。
7.「大いなる遺産 美の伝統展」 東京美術倶楽部(東京)
滅多に見られないものも多数展示され、美術商の力・奥深さというものを見せてもらった。展示作品の質・量に満腹!
8.「赤と黒の芸術-楽茶碗」 三井記念美術館(東京)
大好きな長次郎茶碗をたっぷりと観ることができた!樂家代々の作風の違いも年代を追いながら勉強になった。
9.「光悦と樂道入 二つの樂茶碗 二人の交友」展 樂美術館(京都)
本阿弥光悦という稀代の芸術家が茶碗に向かう時、やはりそのセンスは樂茶碗を超えてしまうのだ!樂本流の道入も健闘。
10.「NHK日曜美術館30年展」 東京藝術大学美術館(東京)
さすがNHK企画!番組で扱った画家と、語る識者のコラボが素晴らしい。初めて知る画家も数名おり、その作品の質にも感銘を受けた。
結局、CARAVAGGIOと若冲と樂茶碗じゃないの?と自分でツッコミを入れるので、お許しあれ(^^ゞ
カラヴァッジョのニュースがあります。1/28の新日曜美術館に“カラヴァッジョVSレンブラント どちらが劇的”が放映されます。これはJuneさんが昨年みられたアムスでの展覧会を編集したのではないかと、楽しみにしてます。
新春の仙台は暖かく、つい足を伸ばして松島に行ってきました。久々の瑞巌寺は綺麗になっていて驚きました(^^;;。いづづやさんはもちろん美術館に初詣でしたでしょうか?
で、貴重な情報をありがとうございます!!>新日曜美術館
いや~、これは楽しみですね!「REMBRANDT/CARAVAGGIO」は凄過ぎる展覧会でしたので、NHK的にどう扱うのか私も期待が膨らみます。
ちなみに“どちらが劇的”か?と言われたら、もちろんCARAVAGGIOと答えてしまいますね(^^;;;
Juneさんが初めて知った画家ってどなたでしょ?
ところで今日チラシを入手。
新橋に、Shiodomeitaliaクリエイティブセンターというのがオープンしたんですってね。
イタリア情報はここで発信ですか。
カラヴァッジョとは縁がなさそうですが一度たずねてみたいところです。
さて、ふふ、さり気に渋く締めました(笑)>日曜美術館
今回の展覧会で初めて島野十郎、田中一村作品の実物を知ることができました。島の緻密な描写力は凄いですね!それと田中作品の構図の素晴らしさ!特に島の展覧会を見逃したのが残念です。「蝋燭」はラ・トゥールを想起させますし、島が欧州で触れた古典絵画の影響がそこはかとなく漂うマニアックな画風は私好みかもしれません(^^;;。ということで、また展覧会があったならぜひ観てみたい画家です。okiさん情報、よろしくです!
で、okiさん、ありがとうございます!Shiodomeitaliaクリエイティブセンターは以前新聞で知っていたのですが、オープンしたことをすっかり忘れておりました(^^ゞ
ここではイタリア・デザインなどの発信をするのでしょうね。私もぜひチェックしてみたいと思います。okiさんのブログで訪問記が読めると嬉しいですね~(^_-)-☆