2020年の私的海外一押し展覧会は、もちろん「ファン・エイク展」である。チケットの予約状況を見ると、既に埋まってきている。
◆「Van Eyck. An Optical Revolution(ファン・エイク:視覚の革命)」展
・場所:ヘント(ゲント)市立美術館(ベルギー)
・期間:2020年2月1日(土)~2020年4月30日(木)
ファン・エイク兄弟「ヘント祭壇画」外側パネル(1432年)
「これまでに見られない最大のヤン・ファン・エイクの展覧会である。このフランドルの巨匠作品は世界でもわずか20点を数えるほどで、その内の少なくとも半数の作品がヘントに結集する。」(公式サイト)とのことで、これは見逃せない!!
オランダ&ベルギー・フランダース観光局共同サイトを見ると...
https://www.hollandflanders.jp/theme/503/
・この展覧会には「ヘント祭壇画」の修復を終えた外側パネルが展示予定。
・展覧会期間中は、シント・バーフ大聖堂に「ヘント祭壇画」の内側パネルが(多分修復を終えた中央パネル《神秘の子羊》を含め)展示予定。
※ご参考:修理を終えた《神秘の子羊》パネルについては下記サイトをご参照あれ。美しい色彩が蘇っている。
https://www.afpbb.com/articles/-/3179199
◆「シント・バーフ大聖堂」ヘント(ゲント)
https://sintbaafskathedraal.be/en/index.html
問題は、展覧会期間に、シント・バーフ大聖堂の祭壇画展示室の入場予約や制限があるのかどうか?である。昔訪れた時は予約無しで簡単に観られたのだが、展覧会期間はどうなるのか?がわからない
※備考:「アントワープ王立美術館」
サイトを見るとまだ改修中で、果たして2020年2月ごろまでに開館できるのか??予断を許さない状況ではある
ちなみに、ロッテルダムの「ボイマンス・ファン・ベーニンゲン美術館」も改修に入ってしまい、2020年は閉鎖中である。
がありましたので、紹介します。
ただ、そう目新しい感じはしないな。ブリューメンタールの絵はパリで観たしね。
おそらく、最大のうりは、近くで外の各パネルが精細に鑑賞できるというところにあるようです。
で、確かに目新しさはあまりないかもですが(汗)、私的に未見作品もあり、それはそれで楽しみです。
で、おっしゃる通り、近くでパネルを観られるなんて!こんな機会は逃せませんよね。