
【第1部】
F. シューベルト: Schubert
男なんてみな悪者 Op.95 D.866-3
Die Manner sind mechant Op. 95 D.866-3
至福 D.433
Seligkeit D.433
乙女 D.652
Das Madchen D.652
野ばら Op.3-3 D.257
Heidenroslein Op.3-3 D.257
月に寄せて D.259
An den Mond D.259
糸を紡ぐグレートヒェン Op.2 D.118
Gretchen am Spinnrade Op.2 D.118
W. A. モーツァルト:ピアノ・ソナタ 第16番 ハ長調 K.545(ハープ・ソロ)
Mozart: Sonate facile in C major K.545
歌劇「フィガロの結婚」より“さあ早く来て、いとしい人よ”(スザンナのアリア)
Deh vieni (Susanna-Arie aus Le Nozze)
V. ベッリーニ:歌劇 「カプレーティとモンテッキ」より“ああ幾度か”
Bellini: O quante volte (Giulietta-Arie)
【第2部】
R. シュトラウス: Strauss
ひどい天気 Op.69-5
Schlechtes Wetter Op.69-5
万霊節 Op.10-8
Allerseelen Op.10-8
私の思いのすべて Op.21-1
All mein Gedanken Op.21-1
何もなく Op.10-2
Nichts Op.10-2
あなたは私の心の王冠 Op.21-2
Du meines Herzens Kronelein Op.21-2
セレナーデ Op.17-2
Ständchen Op.17-2
B. スメタナ:交響詩「わが祖国」より「モルダウ」(ハープ・ソロ)
B. Smetana: The Moldau
G. ヴェルディ: 歌劇「リゴレット」より“慕わしき人の名は”
Verdi: Gualtier Malde (Gilda-Arie)
A. サリエーリ:歌劇「ダナオスの娘たち」より“あなたの娘が 震えながら”
Salieri: Par les larmes dont vorte fille
G. プッチーニ:歌劇「ジャンニ・スキッキ」より“私のいとしいお父さん”
Puccini: O mio babbino caro (Lauretta-Arie)
アンコール
R.シュトラウス:「3つの歌」~ ときめく心
F.シューベルト: 万霊節の連祷
最後のアンコールは最高の盛り上がりでした。
会場全体が音楽に引き込まれたような感じでした。
「わたしのいとしいお父さん」なんと懐かしい曲。
家に帰ってから中丸三千繪のMDで聴きながら寝ました。
メストレのモルダウはハープが水の流れを表すのに
とても適した楽器だと思いました。
ハープという楽器の表現力を高めた演奏家だと
思いました。
モーツァルトのソナタはあくまでも軽やかに
かわいく・・・昔ピアノを習っていたときに
弾いたなつかしい曲でした。
シューベルトの至福、グレートヒェン、ヴェルディのリゴレットからの曲など
好きな曲が聴けました。
今回は直前に買ったチケットでしたが
音楽の好きな友人を誘って一緒に行きました。
彼女からは昔同じ職場にいた同僚の
娘さんがロンドンでドキュメンタリー作家となって
3月にBSで福島のフィルムをやっていたことを
教えていただきました。
三宅響子さんという方です。
ドキュメンタリーのテーマにすごく興味を持ちました。
また、彼女に松本のサイトウキネンのコンサート、今回のファビオ・ルイージの「フォルスタッフ」聴きに行きたいと
話したら「冥途の土産」に許されるんじゃないと言ってくれました。松本までコンサートに行くなんてなんという
贅沢と思いましたが。私たちももう「冥途の土産」、「この世に残すもの」を考えなくてはいけない年になってきた
のだと思いは巡ります。
この日は湿度が高く、雨の一日でした。ハローワークのセミナーに行き、
親戚のお店が昼で閉じてしまうので、最後に娘と食事に行きました。そのあとでのコンサートとなり
ちょっと疲れていました。

けだるい雨が降ってました。

持ち主を失ったお店は今日で消えて行ってしまいます。
何ともやりきれない気持ちです。道楽でやっていたお店ですが、情熱をかけていました。
富士山の写真も1枚だけ残って、あとは葬儀の会場に持って行って、他のところに保管されているようでした。
April 30 2014