Reflections

時のかけらたち

駒場の秋 ・・・ enfolding autumn day in Komaba

2015-11-18 23:53:35 | art
11月17日



朝食にお気に入りのリンゴとくるみとセロリと鶏のサラダを
久しぶりに作りました。



残り物のラタトィユも一緒に。






ずっと見たかった芹沢圭介(金へんのけいが文字化けするので圭にしています)の型絵染をやっと
見に行くことができました。ほんとうは柳宗悦の自宅の西館の屏風も見せてくれる日に
行きたかったけど時間の都合がつきませんでした。本当はプラド美術館展に替えた日は
西館も見れたのだけど。

中学生の頃だったか、叔父が毎年芹沢圭介の小さな卓上カレンダーを
送ってくれていました。父のすぐ下の弟だったけど、祖母よりも先に
癌で他界しました。某地方の国立大学を優秀な成績で卒業したけと
なぜか名古屋でお酒の店を開いて、亡くなる前に「酒」という雑誌に
連載を書いていました。父とは正反対のかなりやんちゃな生き方をした人でした。













日本民藝館はとても素敵なのにロビーも撮影禁止で残念。
芹沢の型絵染は色が落ち着いていてブルーとかほんとうにきれいでした。
赤絵の陶器や収集品、海外に行った時のスケッチとかいろいろなものが展示されて
幅のある展覧会でした。

用の美を追求したクラフト運動。バーナード・リーチや浜田庄司、河合寛次郎の作品も
かなりありました。京都で待ち合わせて母と一緒に河合寛次郎記念館に行ったことがありました。
他の時だったかよく覚えていないけれど京都の美術館でちょうど展覧会をやっていて
見たこともありました。

日本には素晴らしいものがたくさんあるけれど、どこまで未来につなげていくことが
できるのだろうと思ってしまうこのごろです。































この辺は仕事で生産研に来たことが数回あるのでちょっと懐かしいところ。
落ち着いた街並みです。



















ランチはルヴェ・ソン・ヴェールで緑を見ながら・・
大学内のせいか、リーズナブルで静かなのがいい・・
ほんとうは民藝館の西館も見れて、前田邸も公開されている日に
来るのが一番よかったのだけれど、この庭を落ち葉を踏みながら
歩くことで良しとしましょう。















































































もうすぐ駒場祭。五月祭には小学校の頃行ったことがあるだけ。
共産党の志位委員長との討論会のポスターも貼ってありました。
私には縁のない大学です。





静かに秋が深まる校内で、全くいい環境で勉強してますねという感じ。でも何か静まり返っていて
不思議な感じがしました。


Nov.17 2015 Komaba
コメント
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