Reflections

時のかけらたち

supplement : high school class reunion

2017-11-15 23:59:29 | old familiar faces
高校の今回のクラス会はメモリーの世界を掘り起こすというとても面白い連鎖の
クラス会であのそれぞれの青春時代が記憶の底からよみがえってきました。
私は最初の方にスピーチの順番が来てしまったので、さっぱり思い出せず、
大切な思い出はみんなの前で話すことはできずでした。

一人ずつのスピーチが終わった後で、席をシャッフルしていろいろ今の話をしました。
動物園の園長を最近までしていたN君から獣医師の需要などの実態を聞いて、根本的に
必要でないことであったと思いました。としちゃんからもっと知りたいとのコメントを
もらったので、少しお知らせします。あとからNくんから獣医学会からの意見書や全国大学
獣医学関係代表者協議会の内閣総理大臣の発言についての文書をPDFでももらいましたので
もし興味あればお送りします。

一国の総理大臣がお友達の商売を優遇したという公平さを欠くプロセスと方法の問題だけでなく
獣医学科の新設が本当に必要であるかどうかの問題の検討がきちんとなされていません。
これが国家戦略特区と言うのもピンときませんが。選挙が終われがこれがまた堂々と
何事もなかったかのように復活する信じられないことが起きています。

「国家戦略特区を利用した学部新設が、獣医学教育改善の取り組みの現状と獣医師の需要動向
に関する適正な検討なしに、根拠を欠く規制緩和の題目のもとで妥当性を欠いたまま進められた
ことが問題であると考えます。その結果として、国民生活を支える獣医師の養成教育の深刻な
質低下が生じる可能性が危惧されます。」

彼から聞いた話は下記のようです。
加計学園獣医学科教員の15%は65歳以上で、獣医学科は6年制ですので、70歳定年とすると
卒業時にこれら高齢の先生は退職しており、責任ある指導ができるかどうか疑問。
現在、年間1000名ほどの新しい獣医師が生まれています。日本獣医師会や獣医学科教員による
検討会では、これ以上獣医師を世に送り出す必要はなく、欧米並みに教育の質を高めることに
力を移すべきとの立場です。
新設の理由として、獣医師の偏在がうたわれていますが、これはペット診療に携わる獣医師に
くらべ産業動物の診療や公衆衛生の分野で働く獣医師の待遇が悪いことが偏在理由であり、
獣医師の数を増やすだけでは問題の解決になりません。

まぁ認可する文科省が骨抜きでどうしたものかと思いますけど。


他にはIT関連の起業をしていたF君がイスラエルワインを輸入していて、日本でほとんど取り扱われて
いないワイン発祥の三角地帯に入っているイスラエルのワインを紹介しています。そういえば聖書にも
出てきますよね。名刺にCEOとか書いてあるけど全部一人でやっているんですって。

欠席していたU君は罪滅ぼしに障害者と仕事を結びつけるボランティアをしているとのことでした。
Y君は歌劇アイーダの民衆としてデビューとか。いろいろな生き方があるね。

それにしても自由行動の多かった卒業旅行の時、たぶんクラスで行動の時のことだと
思うけど、Jの取って誘い出し、神社の裏でたばこを吸っていたとかなんて言う話も出ました。
屋上で男子がたばこを吸っていたことも全然知らなかった。男子校みたいな高校だったけど。

今のことも過去のことも玉手箱のよう。
コメント (6)
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